クリクリのいた夏（1999）　～　洋画　ドラマ　～

『クリクリのいた夏』（原題：Les Enfants du marais / 英題：The Children of the Marshland）は、1999年に製作されたフランス映画。
田舎の四季を背景に、懐かしい時代のあたたかな人間関係を幼い少女の視点で描くヒューマン・ドラマ。
監督は「勝負（かた）をつけろ (1961)」「黄金の男 (1964)」「タヒチの男 (1966)」「殺意の夏 (1983)」「エリザ (1995)」「ピエロの赤い鼻 (2003)」「画家と庭師とカンパーニュ (2007)」のジャン・ベッケル。
脚本は「さらば友よ (1968)」「雨の訪問者 (1970)」「狼は天使の匂い (1972)」「Ｏ嬢の物語 (1975)」「続・個人教授 (1976)」「殺意の夏 (1983)」「青い喪失 (1988)」のセバスチアン・ジャプリゾ。
撮影は「おとぼけオーギュスタン (1995)」「小さな中国のお針子 (2002)」「トゥー・ブラザーズ (2004)」「ぼくの大切なともだち (2006)」「画家と庭師とカンパーニュ (2007)」「DISCO　ディスコ (2008)」「ゴールド・ハンター　600キロの金塊を追え！ (2010)」のジャン=マリー・ドルージュ。
音楽は「エマニエル夫人 (1974)」「Ｏ嬢の物語 (1975)」「BLACK & WHITE in COLOR　ブラック・アンド・ホワイト・イン・カラー (1976)」「レ・ブロンゼ／スキーに行く (1979)」「ゴールド・パピヨン (1984)」「エマニエル　ハーレムの熱い夜 (1986)」TVドラマ「エマニュエル・ザ・ハード (1991)」TVM「エマニュエル　愛欲のチベット (1993)」のピエール・バシュレ。
出演は「パリのレストラン (1995)」「嘘の心 (1999)」「マドモワゼル (2001)」「レセ・パセ　自由への通行許可証 (2002)」「美しき運命の傷痕 (2005)」「刑事ベラミー (2009)」「最初の人間 (2011)」「ブラインドマン　その調律は暗殺の調べ (2012)」のジャック・ガンブラン、「マイ・ラブ (1974)」「夢追い (1979)」「愛と哀しみのボレロ (1981)」「恋に生きた女ピアフ (1983)」「右側に気をつけろ (1987)」「奇人たちの晩餐会 (1998)」「ピエロの赤い鼻 (2003)」「アルプスの少年　ぼくの願い事 (2004)」のジャック・ヴィルレ、「ロミュアルドとジュリエット (1989)」「プロヴァンスの恋 (1995)」「視線のエロス (1997)」「年下のひと (1999)」「愛してる、愛してない... (2002)」「チャーリーとパパの飛行機 (2005)」「きつねと私の１２か月 (2007)」「ムースの隠遁 (2009)」「匿名レンアイ相談所 (2010)」のイザベル・カレ、「マイ・ラブ (1974)」「クリスティ・マクニコルの白いロマンス (1984)」「恋するシャンソン (1997)」「ヴィドック (2001)」「ルビー＆カンタン (2003)」「ロング・エンゲージメント (2004)」「アガサ・クリスティーの奥さまは名探偵 (2005)」「風にそよぐ草 (2009)」のアンドレ・デュソリエなど。

［　公開日　］

1999年3月3日　フランス公開
1999年11月12日　スペイン公開
1999年11月26日　イギリス公開
1999年12月16日　香港 French Cinepanorama Film Festival 上映
2000年3月30日　オーストラリア French Film Festival 上映
2000年4月2日　アメリカ VCU French Film Festival 上映
2000年5月5日　イタリア公開
2000年6月15日　オーストラリア公開
2000年7月8日　日本 Tokyo 公開
2000年7月13日　ドイツ公開

【　ストーリー　】

1930年代初頭のフランス。
第一次大戦が終わって、前線から兵士たちが戻ってくる。
ほとんどの者は平和な日常へと適応して行くが、激戦地で九死に一生を得たガリス（ジャック・ガンブラン）は戦場で受けたショックからなかなか立ち直ることができず、フランス片田舎にある沼地のほとりで世捨て人のような生活を始める。
すぐ近くの小屋に住むリトンという男が唯一の隣人。
リトン（ジャック・ヴィユレ)は、すこしばかりおつむが弱い。
そんな彼をいつも助けるのがガリスだった。
ふたりは街で鈴蘭のブーケや蛙、かたつむりを売ったりして、日々の糧を得る毎日。
末娘のクリクリは特にガリスになついていた。
金持ちでエレガントなアメデ（アンドレ・デュソリエ）、洋館のメイドの美しい娘マリー（イザベル・カレ）、とんまなリトンのせいで監獄へぶち込まれたボクシングのチャンピオン・ジョー（エリック・カントナ）らとめぐりあうおかしな日々。
ガリスはマリーに想いを寄せていたが、彼女が結婚したと聞き、マレからの旅立ちを考え始める。
そんなある日、出所してきたジョーがリトンを見つける。
ガリスは親友の危機からの救出と自分自身の人生の再出発を迫られるのだった・・・。

【　スタッフ　】

監督：　ジャン・ベッケル
原作：　ジョルジュ・モンフォレ
脚本：　セバスチアン・ジャプリゾ
台詞：　セバスチアン・ジャプリゾ
製作：　クリスチャン・フェシュネール、エルヴェ・トリュフォー
撮影：　ジャン=マリー・ドルージュ
美術／プロダクションデザイン：　テレーズ・リポー
音楽：　ピエール・バシュレ
編集：　ジャック・ウィッタ
衣裳デザイン：　シルヴィ・ド・セゴンゼック
キャスティング：　ジャン=ポール・ベッカー
セット制作：　アニー・セネシャル、Frédérique Hurpeau
特殊効果（Special Effects）：　フィリップ・ユバン、Guillaume Watrinet
メイク：　Catherine Bruchon 、Françoise Chapuis-Asselin 、Agathe Dupuis　、Marie-Anne Hum
日本語字幕：　石木まゆみ

【　キャスト　】

リトン（クリクリのお父さん）：　ジャック・ヴィルレ
ガリス：　ジャック・ガンブラン
アメデ：　アンドレ・デュソリエ
ぺぺ：　ミシェル・セロー
マリー：　イザベル・カレ
ジョー・サルディ：　エリック・カントナ
老人：　ジャック・デュフィロ
老年期のクリクリ：　シュザンヌ・フロン
幼少期のクリクリ：　マルレーヌ・バフィエ
ジゼル・カサデサス
エリザベス・コムラン
ジェニ・クレーヴ
フィリップ・マニャン
ジャック・ブーデ
ロマン・ドレイファス
マーゴット・マルグリット
メラニー・バクスター・ジョーンズ
ピエール・ビアンコ
ジャック・ディナム
エリック・エブアニー
パトリック・リザナ
イザベル・サドヤン
ジーン・モウレル
バーナード・ヴィリャヌエバ
デヴィッド=オリヴィエ・リオン
Roland Magdane
Julie Marboeuf
Jacques Chaillier
Maxime Monsimier
Anne Le Guernec
Fabienne Labanda
John Fernie
Christian Taponard
Maggy Dussauchoy
Liana Fulga
Antoine Chouzy
Stephane Kordylas
Denis Montagnol
Henri-Edouard Osinski
Charles Tordjman