ゾンビデオ（2011）　～　邦画　コメディ・ホラー　～

『ゾンビデオ』（英題：）は、2011年に製作、2012年12月29日よりキングレコード配給にて公開された日本映画。
“ゾンビ学入門”という対ゾンビのビデオを参考に、大量発生したゾンビと戦うヒロインの活躍を描くホラー・コメディ。
監督は「呪霊 THE MOVIE (2003)」TVドラマ「怪談新耳袋 (2003～2006)」「悪魔の刑事（デカ）まつり (2004)」TVドラマ「怪奇大家族 (2004)」「セキ☆ララ (2006)」「細菌列島 (2009)」「ラブドール　抱きしめたい！ (2009)」「怪談新耳袋　殴り込み！劇場版 (2010)」の村上賢司。
脚本は「Movies-Hight (2002)」TVドラマ「まぶだちの女 (2003)」「恋の門 (2004)」「そんな無茶な！ (2007)」「クワイエットルームにようこそ (2007)」などに出演する漫画家･イラストレーターの河井克夫。
撮影は「いかレスラー (2004)」「おいら女蛮（スケバン） (2006)」「富江ＶＳ富江 (2007)」「片腕マシンガール (2007)」「ロボゲイシャ (2009)」「電人ザボーガー (2010)」「ゾンビアス (2011)」「七つまでは神のうち (2011)」「デッド寿司 (2012)」の長野泰隆。
出演は、アイドルグループ“℃-ute”のメンバーで「仔犬ダンの物語 (2002)」「冬の怪談～ぼくとワタシとおばあちゃんの物語～／TWILIGHT FILE VI (2009)」「王様ゲーム (2011)」OV「BLACK ANGELS　ブラック・エンジェルズ (2011)」TVドラマ「数学女子学園 (2012)」OV「ブラック・エンジェルズ２　～黒き覚醒篇～ (2012)」OV「ブラック・エンジェルズ３　～黒き死闘編～ (2012)」に出演する矢島舞美と、同じく“℃-ute”のメンバーで「仔犬ダンの物語 (2002)」「劇場版ほんとうにあった怖い話３Ｄ (2010)」「王様ゲーム (2011)」TVドラマ「数学女子学園 (2012)」に出演する中島早貴、「全然大丈夫 (2007)」「やさしい旋律 (2008)」「非女子図鑑 (2009)」WEBドラマ「言霊の女たち。 (2010)」「僕たちのアフタースクール (2011)」TVドラマ「臨死!! 江古田ちゃん (2011)」TVドラマ「本日は大安なり (2012)」など女優としても活躍する女性芸人の鳥居みゆきなど。

［　公開日　］

大阪：大阪市中央公会堂　2011年10月15日　完成披露試写会
東京：NEW PIER HALL　2011年10月16日　完成披露試写会
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭　2012年2月26日　上映
シッチェス・カタロニア国際映画祭　2012年10月12日　上映
よなご映像フェスティバル「燃えよ!シネマ」2012年11月3日　上映
メルボルン MONSTER FEST　2012年11月4日　上映
東京：ユーロスペース　2012年12月29日～2013年1月11日　公開
名古屋：シネマスコーレ　2013年1月12日～1月18日　公開
大阪：シネ・ヌーヴォ　2013年1月26日～2月8日　公開
仙台：桜井薬局セントラルホール　2013年3月16日～3月23日　公開

【　ストーリー　】

映像制作会社「うつせみコーポレーション」で働くアイコ（矢島舞美）は、会社の倉庫に眠るビデオの山から謎のビデオを発見する。
それは１９６０年代に製作されたらしき代物で、タイトルは「ゾンビ学入門」。
内容はリポーターの真佐クル世（菅野麻由）が、実際にゾンビが現れた時、どう対処すればいいのかを紹介していくHOW TO ビデオだった。
ホラーマニアの同僚・橋本（宮崎吐夢）はその映像を観て色めき立つが、アイコは眉をひそめる。
その頃、突如現れたヤスデ（鳥居みゆき）と妹のカナブン（中島早貴）が率いるゾンビ軍団によって、日本全国に大パニックが起きていた。
そんな事態は露ほども知らないアイコたちを、ゾンビ化した取引先の男が襲う。
彼女たちは、社長である伯父（大堀こういち）が経営する別会社へ逃げ込むが、そのビルもやがてヤスデ率いるゾンビ軍団に取り囲まれてしまう。
絶体絶命の危機に陥ったアイコたちは、『ゾンビ学入門』の情報を参考に、ゾンビたちと孤独な戦いを開始する・・・。

【　余談　】

・　当初、本作のタイトルは「ゾンビ学入門」であった。

・　本作は元々、対ゾンビマニュアルDVDとしてバラエティ色の強い企画モノの作品になる予定だったが、キャスティングの問題などがあり、物語内に取り込んで映画にするという形となった。

・　2011年に撮影、同年10月に完成披露試写会が行われたが、実際の公開は2012年12月29日となった。
この理由について「公開を2年遅らせろという霊媒師の忠告を守って延期していたが、ファンの要望により一年前倒しで公開することになった」としている。

・　この映画ではゾンビ化すると髪の毛の一部が立つことになっている。

・　2013年4月10日にBlu-rayとDVDが発売され、特典映像として「劇場予告編」、「メイキング」、「舞台挨拶映像」、「杉作J太郎イメージビデオ」、「村上賢司監督、河井克夫（脚本家）によるオーディオコメンタリー」が収録されている。

【　スタッフ　】

監督：　村上賢司
脚本：　河井克夫
監修：　伊東美和　（ゾンビ映画研究家）
製作：　重村博文、安西崇
プロデューサー：　山口幸彦、小林智浩、田坂公章
撮影監督：　長野泰隆（J.S.C）
照明：　児玉淳
録音：　中川究矢
音楽：　MOKU 、森田祐司、会沢哲弥
選曲：　皆川公幸
音響効果：　橋本正明
MIX ：　河野弘貴、兒玉邦宏
美術：　松塚隆史
編集・VFX ：　遊佐和寿
特殊造形・特殊メイク：　石野大雅、奥山友太
特殊造形監修：　西村喜廣
衣裳：　袴田知世枝
ヘアメイク：　中尾あい
助監督：　佐藤吏
監督助手：　桑島岳大、小塚太一、峯国亮
撮影助手：　萬代有香、和田光代
撮影技術応援：　三木誠
照明助手：　三浦大輔、大島龍輔
録音助手：　根本飛鳥
特殊メイク助手：　大竹千明、若山望友貴
衣装助手：　田中悦子
ヘアメイク助手：　山口かな子
アクション指導：　亜紗美
スチール：　中岡美樹
メイキング：　榎本敏郎
絵コンテ：　川松尚良
テロップ：　宮路良平
車輌：　菊地信弘
制作進行：　村上真二、松下沙也華
制作デスク：　立石倫子
制作担当：　高橋輝光
宣伝：　太秦
宣伝協力：　アルシネテラン
制作プロダクション：　ビデオプランニング
製作：　キングレコード、日本出版販売
配給：　キングレコード

【　主題歌　】

・　主題歌

『　世界一HAPPYな女の子　』

作詞・作曲：つんく　　編曲：宅見将典　　歌：℃-ute

・　挿入歌

『　ゾンビ節　』

作詞：河井克夫　　作曲：MOKU　　歌：カナブン（中島早貴）

・　挿入曲

『　Put in Action　』

作曲・演奏：戸梶圭太

【　キャスト　】

吉村アイコ：　矢島舞美　（℃-ute）
橋本トモジ：　宮崎吐夢
ヤスデ：　鳥居みゆき
カナブン（金沢文子）：　中島早貴　（℃-ute）
宇津瀬ミツオ（アイコの伯父）：　大堀こういち
真佐クル世：　菅野麻由
女子高生：　小明
ふんどし中年：　杉作J太郎
ゾンビ：　亜紗美
ゾンビ：　三家本礼
商品紹介タレント：　古泉智浩
諏訪太朗
藤崎卓也
河合龍之介
井出規愛
奥山ばらば
新虎幸明
香月
中里順子
カジ
ラブ守永
安倍洋平（あんぺあ）
青木竜也（あんぺあ）
ピンボケたろう
大島伸隆
柴山育栄
谷口正浩
鈴木喜美子
中山昌行
苅谷恵美
知久明義
郡司千亜希
猪瀬孝男
小見川清美
関誠一郎
真山真弓
石嶋康弘
茂木さおり
松田哲
寺門恭子
市川ラク
依田梢
松田めぐみ
東城昭浩
森山幸恵
坂井田俊
遊佐華生
樋口史