シャドー・ダンサー（2011）　～　洋画　サスペンス・ドラマ　～

『シャドー・ダンサー』（原題：Shadow Dancer）は、2011年に製作されたイギリス・アイルランド共同製作映画。
イギリスとアイルランドの長い闘いの歴史を背景に、1990年代初頭の北アイルランドで、愛する我が子を守るため仲間を裏切りスパイとなったＩＲＡの女性闘士の極限の葛藤を描くヒューマン・サスペンス・ドラマ。
原作は、トム・ブラッドビーの小説「哀しみの密告者」。
監督は「キング　罪の王 (2005)」「マン・オン・ワイヤー (2008)」「レッド・ライディング II ：1980 (2009)」「プロジェクト・ニム (2011)」のジェームズ・マーシュ。
脚本は、本作の原作者であるトム・ブラッドビーが手掛ける。
撮影は「BOY A (2007)」「レッド・ライディング I ：1974 (2009)」「おじいさんと草原の小学校 (2010)」「ブリッツ (2011)」のロブ・ハーディ。
音楽は「あぁ、結婚生活 (2007)」「新しい人生のはじめかた (2008)」「レッド・ライディング II ：1980 (2009)」「ウィンターズ・ボーン (2010)」「キリング・フィールズ　失踪地帯 (2011)」「ランパート　汚れた刑事 (2011)」「プロジェクト・ニム (2011)」のディコン・ハインクリフェ。
主演は「ヴィーナス (2006)」「ハッピー・ゴー・ラッキー (2007)」「わたしを離さないで (2010)」「ブライトン・ロック (2010)」「ウォリスとエドワード　英国王冠をかけた恋 (2011)」「ビトレイヤー (2013)」「オブリビオン (2013)」のアンドレア・ライズブロー。
共演は「ブルーム (1988)」「クローズ・マイ・アイズ (1991)」「ボーン・アイデンティティー (2002)」「キング・アーサー (2004)」「シン・シティ (2005)」「トゥモロー・ワールド (2006)」「ザ・バンク　堕ちた巨像 (2009)」「キラー・エリート (2011)」のクライヴ・オーウェン、「THE TURNING (1991)」TVドラマ「Ｘ-ファイル (1993～2002)」「Ｘ-ファイル　ザ・ムービー (1998)」「マイ・フレンド・メモリー (1998)」「ラストキング・オブ・スコットランド (2006)」「Ｘ-ファイル：真実を求めて (2008)」「シモンの空 (2012)」のジリアン・アンダーソンなど。

［　公開日　］

2012年1月24日　アメリカ Sundance Film Festival 上映
2012年8月24日　イギリス公開
2013年3月16日　日本公開

【　ストーリー　】

北アイルランドに暮らすシングルマザーのコレットは、IRA（アイルランド共和軍）の活動家だった両親の影響で、自身もいつしかIRAの活動に身を投じていた。
しかし、それが原因で1993年のロンドン爆破事件の際、容疑者として逮捕されてしまう。
そんな彼女の前に、MI5（イギリス諜報局保安部）の捜査官マックが現れ、ある取引を持ちかける。
それは、拘留を免除する代わりにMI5のスパイとなって、IRAの内部情報や動向を報告しろというものだった。
幼い息子と離れるわけにはいかない彼女は、この取引に応じる他なかった。
こうして両者の厳しい監視の中、スパイ活動を始めるコレットだったが、次第に幹部の疑いの目や家族への罪悪感に苦しめられていく。
一方マックは、IRAの内部には“シャドー・ダンサー”と呼ばれるMI5のスパイがもう一人いることを知り、その存在を執拗に隠す上司のフレッチャーに対し疑念を抱いていく・・・。

【　スタッフ　】

監督：　ジェームズ・マーシュ
原作：　トム・ブラッドビー『哀しみの密告者』
脚本：　トム・ブラッドビー
製作：　クリス・コーエン、アンドリュー・ロウ　、エド・ギニー
製作総指揮：　ジョー・オッペンハイマー、ノーマン・メリー　、トム・ブラッドビー　、ブラヒム・シウア　、ヴァンサン・マラヴァル　、リタ・ダゲール、ケイティ・グッドソン、Camille Gatin
撮影：　ロブ・ハーディ
編集：　ジンクス・ゴッドフリー
音楽：　ディコン・ハインクリフェ
美術／プロダクションデザイン：　ジョン・ヘンソン
衣装デザイン：　ローナ・マリー・ムーガン
キャスティング：　ニーナ・ゴールト
視覚効果（Visual Effects）：　ナオミ・バトラー、ジェイムズ・クラーク　、トム・コリア、ステファン・ドルーリー　、ショーン・ファロー、デヴィッド・ロイド　、ディラン・オーウェン　、ダニエル・トムリンソン　、Elysia Greening　、Philippe Ludivig 、Abigail McKenzie　、Katie Roehrick　、Daniel Spain　、Lucy Tanner
特殊効果（Special Effects）：　ポール・バーン
メイク：　Eileen Buggy 、Anna Gronerus　、Lynn Johnson　、Clare Lambe 、Ciara Scannell
謝辞：　ジム・ウィルソン、Jonathan Loughran

【　キャスト　】

コレット・マクビー：　アンドレア・ライズブロー　（吹替：園崎未恵）
マック：　クライヴ・オーウェン　（吹替：堀内賢雄）
ケイト・フレッチャー：　ジリアン・アンダーソン　（吹替：日野由利加）
コレットの母：　ブリッド・ブレナン　（吹替：一城みゆ希）
ジュリー・マクビー：　エイダン・ギレン　（吹替：林和良）
コナー・マクビー：　ドーナル・グリーソン
ケヴィン・モルビル：　デヴィッド・ウィルモット
スチュアート・グラハム
マーティン・マッキャン
バリー・バーンズ
ニコラス・アズベリー
マイケル・マケルハットン
アラン・オニール
ゲイリー・ライドン
デヴィッド・ハーリヒー
カール・シールズ
マーク・ハバーマン
ロニー・マッキャン
アラン・ディヴァイン
ウナ・キャロル
デヴィッド・ライアン
Maria Laird
Ben Smyth
Jamie Scott
Bradley Burke
Daniel Tatarsky
Tom Bennett
Nia Gwynne
Jason Stalkey
Morgan Watkins
Cathal Maguire
Ian Patterson
Anne Brogan
Frank Smith
Kate Nic Chonaonaigh
Eoin Murtagh
Anna Elizabeth McGrath
Niamh O'Rourke