アフタースクール（2008）　～　邦画　ミステリー・サスペンス・コメディ　～

『アフタースクール』（英題：After School）は、2007年に製作、2008年5月24日よりクロックワークス配給にて公開された日本映画。
怪しげな探偵と中学時代からの親友の行方を捜すハメになった主人公が辿る予測不能な物語を描くサスペンス・コメディ。
監督・脚本は、本作が長編映画第２作目となる「WEEKEND BLUES　ウィークエンド・ブルース (2001)」「運命じゃない人 (2004)」「鍵泥棒のメソッド (2012)」の内田けんじ。
撮影は「学校の怪談 (1995)」「パラサイト・イヴ (1996)」「Returner　リターナー (2002)」「ALWAYS　三丁目の夕日 (2005)」「BALLAD　名もなき恋のうた (2009)」「SPACE BATTLESHIP ヤマト (2010)」「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男- (2011)」の柴崎幸三。
音楽は、TVアニメ「魔探偵ロキＲＡＧＮＡＲＯＫ（ラグナロク） (2003)」TVアニメ「ネギま！？ (2006～2007)」TVドラマ「チーム・バチスタの栄光 (2008)」「クロサワ映画 (2010)」「劇場版魔法先生ネギま！ ANIME FINAL (2011)」「リアル　完全なる首長竜の日 (2013)」の羽岡佳。
主演は「パコダテ人 (2001)」「river　リバー (2003)」「銀のエンゼル (2004)」「シムソンズ (2006)」「ステキな金縛り (2010)」「探偵はＢＡＲにいる (2011)」「探偵はＢＡＲにいる２ススキノ大交差点 (2013)」の大泉洋。
共演は「船を降りたら彼女の島 (2002)」「踊る大捜査線　THE MOVIE ２　レインボーブリッジを封鎖せよ！ (2003)」「アキハバラ＠ＤＥＥＰ (2006)」「２０世紀少年 (2008)」「岳 -ガク- (2010)」「少年Ｈ (2012)」「ボクたちの交換日記 (2013)」の佐々木蔵之介、「ココニイルコト (2001)」「ハチミツとクローバー (2006)」「スキヤキ・ウエスタン　ジャンゴ (2007)」「南極料理人 (2009)」「武士の家計簿 (2010)」「鍵泥棒のメソッド (2012)」「ひまわりと子犬の７日間 (2013)」の堺雅人、「ＳＡＥＫＯ (1994)」「魂萌え！ (2006)」「２０世紀少年 (2008)」「引き出しの中のラブレター (2009)」「汚れた心 (2011)」の常盤貴子、「お引越し (1993)」「隠し剣　鬼の爪 (2004)」「さんかく (2010)」「ロボジー (2011)」「つやのよる　ある愛に関わった、女たちの物語 (2012)」の田畑智子など。

【　ストーリー　】

母校で働く中学教師・神野（大泉洋）は、夏休み中も部活動のために出勤していた。
そんな彼のもとに、同級生だったという探偵（佐々木蔵之介）が訪ねてくる。
探偵は島崎と名乗るが、神野はほとんど覚えていない。
探偵は、やはり同級生の木村（堺雅人）を捜していた。
神野と木村は中学時代からの親友で、今朝も産気づいた木村の妻（常盤貴子）を、仕事で忙しく昨夜から全くつかまらない木村の代わりに病院へ連れて行ったばかりであった。
神野がそう探偵に告げると、今朝撮ったという1枚の写真を渡される。
そこには若い女（田畑智子）と親しげにしている木村が写っていた。
ショックを受けている神野に、探偵は木村捜しを手伝ってほしいと頼む。
まず、神野は顔が知られている探偵の代わりに、木村の件を探偵に依頼してきた男を尾行する。
その男は、木村が勤める梶山商事の上層部の人間で、その背後には社長（北見敏之）の存在があることが明らかになる。
また彼らは探偵もよく知るヤクザの片岡（伊武雅刀）と繋がっていた。
一流企業で働き、人のいい木村を信じる神野であったが、探偵は鼻で笑う。
さらに捜索を続けていると、片岡が自身の経営する高級クラブで働いていた女・あゆみの行方を捜しているという情報が入り、そのクラブは梶山商事の人間が頻繁に利用していたことがわかる。
そしてそのクラブに勤めていたという女を訪ねたところ、あゆみが消えた日に木村が店に来ていたとの情報を得る。
探偵は、ヤクザの女に手を出した木村が、女房子どもを捨てて、女と一緒に逃げたのだと言う。
しかしそれでも神野は、彼はそんな奴ではないと探偵の考えを一蹴する。
探偵は神野に、本当に友達の全てを知っているのかと問うが、木村の隠された側面を知ってしまった神野は、何も言い返すことができず、自宅に戻ることに・・・。
しかし、事件はここから、想像だにつかぬ展開が待ち受けていた・・・。

【　スタッフ　】

監督：　内田けんじ
脚本：　内田けんじ
製作：　酒匂暢彦、加藤嘉一、原田知明、山崎浩一、林和男、高野力、永田勝治、安永義郎、喜多埜裕明
プロデューサー：　大岡大介、赤城聡、大西洋志
エグゼクティブプロデューサー：　藤本款
撮影：　柴崎幸三
美術：　金勝浩一
編集：　普嶋信一
音楽：　羽岡佳
音楽プロデューサー：　上野麗
音響効果：　伊藤進一
照明：　吉角荘介
装飾：　鈴村高正
録音：　橋本泰夫
キャスティングディレクター：　杉野剛
スタイリスト：　浜井貴子
ヘアメイク：　那須野詞
助監督：　村上秀晃
スクリプター：　森直子
スチール：　中原一彦
製作進行：　樋掛浩晃、小野寺健太
製作：　「アフタースクール」製作委員会（クロックワークス、東京放送、アミューズ、パルコ、ぴあ、IMAGICA 、メディアファクトリー、博報堂DYメディアパートナーズ、Yahoo! JAPAN）
配給：　クロックワークス

【　主題歌　】

『　あの透明感と少年　』

歌：　monobright

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【　キャスト　】

神野良太郎（西森沢中学校教師）：　大泉洋
北沢雅之（怪しい探偵）：　佐々木蔵之介
木村一樹（神野の中学時代の同級生）：　堺雅人　（少年期：吉武怜朗）
佐野美紀（神野の中学時代の同級生）：　常盤貴子　（少女期：五十嵐令子）
写真の女：　田畑智子
大黒（梶山商事の社長）：　北見敏之
唐沢（大黒の側近）：　奥田達士
江藤まさよし（保守党の政治家）：　大石吾朗
マナブ（北沢の部下）：　尾上寛之
メグ（ビデオ鑑賞の店の従業員）：　桃生亜希子
バクさん（北沢が行きつける飲食店の店長）：　沼田爆
甲斐（警察官）：　ムロツヨシ
川辺（美紀宅の近くに住む男性）：　佐藤佐吉
田村泰二郎
長江英和
山本龍二
久保和明
戯武尊
村岡希美
小林隆
斎藤歩
音尾琢真
中山祐一朗
森田ガンツ
吉武怜朗
五十嵐令子
山田伊久磨
西永貴文
三浦影虎
長塚道太
玉置孝匡
坪田秀雄
辻修
岸潤一郎
安澤千草
保里佐和
天田益男
吉川亜紀子
宮崎亜友美
山中真理子
葛谷知花
中村啓子
郷田昭一郎（警察関係者）：　山本圭
片岡義信（ヤクザの組長）：　伊武雅刀