インベージョン（2007）　～　洋画　ＳＦ・サスペンス・ドラマ　～

『インベージョン』（原題：The Invasion）は、2007年に製作されたアメリカ映画。
人類を脅かす謎のウィルスによる脅威から息子を守ろうと奔走する女性医師を描くＳＦスリラー。
原作は、1955年に発表されたジャック・フィニイのSF小説「盗まれた街」（原題：The Body Snatchers）。
監督は、TVM「ザッピング／殺意 (1992)」TVM「小さな刑事ベビー・レックス (1997)」「es　［エス］ (2001)」「ヒトラー　～最期の１２日間～ (2004)」「レクイエム (2009)」「ダイアナ (2013)」のオリヴァー・ヒルシュビーゲル。
脚本は「ブラッド・クリーク (2009)」のデヴィッド・カイガニック。
撮影は「彼方へ (1991)」「es　［エス］ (2001)」「愛より強く (2004)」「ヒトラー　～最期の１２日間～ (2004)」「そして、私たちは愛に帰る (2007)」「バーダー・マインホフ　理想の果てに (2008)」「ソウル・キッチン (2009)」のライナー・クラウスマン。
音楽は「ケーブル・ガイ (1996)」「ゴシカ (2003)」「Ｘ-ＭＥＮ２ (2003)」「セルラー (2004)」「ファンタスティック・フォー：銀河の危機 (2007)」「エスター (2009)」「アンノウン (2011)」「ジャックと天空の巨人 (2013)」のジョン・オットマン。
主演は「マイ・ライフ (1993)」「アイズ　ワイド　シャット (1999)」「アザーズ (2001)」「コールドマウンテン (2003)」「奥さまは魔女 (2005)」「ライラの冒険　黄金の羅針盤 (2007)」「ブレイクアウト (2011)」「イノセント・ガーデン (2013)」のニコール・キッドマン。
共演は「パワー・オブ・ワン (1992)」「トゥームレイダー (2001)」「ロード・トゥ・パーディション (2002)」「００７／カジノ・ロワイヤル (2006)」「００７／慰めの報酬 (2008)」「ドラゴン・タトゥーの女 (2011)」「007 スカイフォール (2012)」のダニエル・クレイグ、「ザ・インターネット (1995)」「ミミック (1997)」「グロリア (1999)」「エニグマ (2001)」「カンパニー・マン (2002)」「ボビー・ジョーンズ　～球聖とよばれた男～ (2004)」「ブラック・レコード～禁じられた記録～ (2009)」のジェレミー・ノーサム、「バスキア (1996)」「シャフト (2000)」「ＡＬＩ　アリ (2001)」「クライシス・オブ・アメリカ (2004)」「００７／カジノ・ロワイヤル (2006)」「００７／慰めの報酬 (2008)」「スーパー・チューズデー～正義を売った日～ (2011)」のジェフリー・ライト、「鳥 (1963)」「ＳＦ／ボディ・スナッチャー (1978)」「エイリアン (1979)」「ライトスタッフ (1983)」「イーストウィックの魔女たち (1987)」「キャンディマン２ (1995)」「愛についてのキンゼイ・レポート (2004)」のヴェロニカ・カートライト、「ダーティハリー (1971)」「華麗なる陰謀 (1981)」「刑事ジョン・ブック／目撃者 (1985)」「冷たい月を抱く女 (1993)」「天使のくれた時間 (2000)」「トータル・フィアーズ (2002)」「Ｘ-ＭＥＮ：ファイナルディシジョン (2006)」「ストップ・ロス／戦火の逃亡者 (2008)」のジョセフ・ソマー、「デッドマン・ウォーキング (1995)」「リプリー (1999)」「アトランティスのこころ (2001)」「ヴィレッジ (2004)」「幸せのレシピ (2007)」「運命のボタン (2009)」「ナイト＆デイ (2010)」のセリア・ウェストンなど。

［　公開日　］

2007年8月17日　アメリカ公開
2007年8月23日　香港公開
2007年9月20日　韓国公開
2007年10月12日　イタリア公開
2007年10月12日　イギリス公開
2007年10月17日　フランス公開
2007年10月18日　ドイツ公開
2007年10月20日　日本公開
2007年10月26日　スペイン公開
2007年11月8日　ロシア公開
2008年2月28日　オーストラリア公開

【　ストーリー　】

ワシントンで精神科医として勤めるキャロル・ベネル（ニコール・キッドマン）は戸惑っていた。
スペースシャトルが爆発し、その対策チームの一員としてワシントンに戻ってきていた元夫のタッカー（ジェレミー・ノーサム）が突然、一人息子のオリバー（ジャクソン・ボンド）に面会を申し出てきたからだった。
時を同じくして、キャロルのもとに女性患者が訪れる。
「夫が別人になってしまった」と訴える患者を、はじめはただ妄想と診断するが、やがてキャロルの周りでも次々と不可思議な事が起こりだす。
友人でありよき相談相手でもあるベン・ドリスコル（ダニエル・クレイグ）も現状に違和感を覚え、同僚のガレアーノ（ジェフリー・ライト）と原因究明に乗り出す。
オリバーをタッカーのもとへ送り届けた夜、キャメロは真夜中過ぎに国税調査員の訪問をを受ける。
無表情で無理矢理家に押し入ろうとするのを寸前で食い止め、キャロルは、もはや街中がおかしくなっているという疑惑を確信へと変える。
そしてやがてガレアーノが「異変は睡眠によって引き起こされる」という事実を突き止める。
世界規模で蔓延する現象だが、なぜかアメリカだけは新型インフルエンザが原因として、CDC（疾病対策センター）で予防接種を行っていた。
そこへキャロルの友人から、泊まりにきた友達の様子がおかしいと連絡が入る。
駆けつけた友人の家で、キャロルたちは睡眠中の人間が変化していく様子を目の当たりにする。
オリバーが心配になったキャロルは急いでタッカーの家に向かうが、そこにはオリバーの姿はなく、表情のない男女数人に囲まれたタッカーだけがいた。
キャロルはCDCの要職であるタッカーが事件の張本人ではないかという疑問を持つが、次の瞬間にはタッカーに感染源である謎の液体を吐きかけられてしまう。
これで眠ってしまったら最後・・・。
いなくなった息子を見つけるべく、キャロルの過酷な戦いが幕を開ける・・・。

【　余談　】

本作の原作であるSF小説「盗まれた街」は、映画『ボディ・スナッチャー/恐怖の街 (1956)』の原作としても知られ、映画『SF/ボディ・スナッチャー (1978)』、映画『ボディ・スナッチャーズ (1993)』と映画化されており、本作で4度目の映画化となる。

【　スタッフ　】

監督：　オリヴァー・ヒルシュビーゲル、ジェームズ・マクティーグ
原作：　ジャック・フィニイ　『盗まれた街』（早川書房刊）
脚本：　デヴィッド・カイガニック
製作：　ジョエル・シルヴァー
製作総指揮：　ロイ・リー、ダグ・デイヴィソン、スーザン・ダウニー、スティーヴ・リチャーズ、ロナルド・Ｇ・スミス、ブルース・バーマン、ジェシカ・アラン、デヴィッド・ガンビーノ
撮影：　ライナー・クラウスマン
美術／プロダクションデザイン：　ジャック・フィスク
アートディレクション：　キャティ・マキシー、ジェイムズ・F・トゥルースデイル
衣装デザイン：　ジャクリーン・ウェスト
編集：　ハンス・フンク、ジョエル・ネグロン
音楽：　ジョン・オットマン
キャスティング：　ロナ・クレス
セット制作：　レスリー・マッカーシー=フランケンハイマー、マリア・ネイ
視覚効果（Visual Effects）：　エリック・アルグレン、ケイシー・アレン　、ステファニー・アレン　、エリック・アルメラス　、ダニエル・アーキン　、ビル・ボール　、アレン・バティノ、スコット・E・バクスター　、フィリップ・ベン　、Scott Balkcom
特殊効果（Special Effects）：　ウィリアム・オルドリッジ、ウィリアム・カタニア　、マシュー・J・ダウニー　、デヴィッド・フレッチャー　、トーマス・キトル　、エリック・A・マーティン、マイケル・メイナーダス　、Chris Brenczewski　、Charles Huenergardt　、Ted Lubonovich II
メイク：　エド・フレンチ、Eileen Barrett　、Jennifer Bell　、Lydia Bensimmon
、Sherri Bramlett 、Linda De Andrea　、Rebecca DeHerrera　、Lynne K. Eagan　、Wayne Herndon　、Sandra Linn Koepper

【　キャスト　】

キャロル・ベネル：　ニコール・キッドマン　（吹替：冬馬由美）
ベン・ドリスコル：　ダニエル・クレイグ　（吹替：小杉十郎太）
タッカー・カウフマン：　ジェレミー・ノーサム　（吹替：中多和宏）
オリバー：　ジャクソン・ボンド　（吹替：富坂晶）
Ｄｒ．スティーブン・ガレアーノ：　ジェフリー・ライト　（吹替：世古陽丸）
ウェンディ・レンク：　ヴェロニカ・カートライト　（吹替：野村須磨子）
Ｄｒ．ヘンリク・ベリチェク：　ジョセフ・ソマー　（吹替：清川元夢）
リュドミラ（ラディ）・ベリチェク：　セリア・ウェストン　（吹替：さとうあい）
ヨリッシュ：　ロジャー・リース　（吹替：諸角憲一）
リチャード・レンク：　アダム・ルフェーヴル　（吹替：長嶝高士）
ジーン：　エリック・ベンジャミン
スーザン・フロイド
ステファニー・ベリー
アレクシ・ラーベン
ジョアンナ・マーリン
フィールド・ブローベルト
ロンダ・オーヴァビー
リード・ササー
ブランドン・プライス
ミア・アーニス・チェンバース
エヴァ・レネット
マイケル・アンドリュー・ケリー
ジェレマイア・ヘイク
ローリー・クーパー
ナンナ・イングヴァーション
ジェフ・ウィンコット
ウェス・ジョンソン
ベッキー・ウッドレー
パーカー・ウェッブ
クロイ・ワイアット・テイラー
ジョン・コルトン
ジョン・レスリー・ウルフ
マイケル・ストーン・フォレスト
ティモシー・J・スキャンリン・Jr
タラ・ガーウッド
ジュヌヴィエーヴ・アデル
デレン・フエンテス
ダーラ・ロビンソン
ブライアン・オーガスタス・パーネル
ベンジャミン・バラード
ジーン・ミラー
ジーン・シャートラー
ジェイムズ・ブーシェ
マリン・アッカーマン
マイク・D・アンダーソン
ジェイムズ・E・アッシュ
シリル・オーグスティン
ジョアンナ・ベッカー
アーネスト・E・ブラウン
ロバート・ランドルフ・ケイトン
ロニー・コネル
デイヴ・クーパーマン
ジョン・ドティ
パメラ・フィッシャー
バーニー・フィッツパトリック
ジェニファー・フラピエ
トーマス・M・ヘイゲン
アート・ホール
リック・ケイン
エロール・クラス
アーロン・マイケル・レイシー
カーク・ランバート
クリス・K・レイマン
ヴァーノン・ルイス
ジュリー・メーブリー
ニーナ・マンニ
キース・モイヤー
クリストファー・フィリップス
デレク・A・スミス
リッキー・ワトソン
ドン・ホワットレー
スティーヴン・ザレスキ
Erin Leigh Bushko
Natalie Christina
Tyler Gatton
Greg Hindsley
Kawan Kean
Kerry Meushaw
Manny Oliverez
Vincent Riviezzo
Debbie Tsamoudakis
Towanda Underdue