『 Exaella エックサエラ 』 (原題:Эксэлла) は、2011年に製作されたロシアのオリジナルビデオアニメーション。
世紀末後の世界を舞台に、わずかなリソースを温存するために昏睡を選んだ人々を、少数の「目覚めた人間」たちが救う物語。
オンラインリリースのみで販売されており詳細不明 (現在調査中)。
制作にあたっては、王人登闇渡龍 (Andrew Oudot)と、伊佐川デニス (Isakawa Denisu)の二人が共同であたっている。
日本劇場未公開作品。
【 ストーリー 】
地球上の天然資源を枯渇するまで使い尽くし、その問題を適時に解決できる決定的な代案すら見つからない。
そんな中、すべてを自動化した「人工夢と生命維持」の巨大地下施設が、主要都市の近郊に建設されることとなった。
種の保存を目的として、地球上の何百万人もの人間たちがこの施設に連れてこられ、ゆっくりと進む人工夢の状態に引き込まれて行く。
その状態はいつまで続くかわからない。
周囲の自然と眠り続ける人々の変化は、施設の自動化されたシステムで監視されている。
地球上で最も安全なソムニウポリスのひとつとされる場所でそれは起こった。
充実度の高い巨大施設のひとつ、「キソナス州」。
当初も、ここ最近の数十年も、人工衛星網が分類不可能なデータの配列を中央解析クラスタに伝えるまでは、すべてのシステムが順調に作動していた。
記録された現象を分類し、今後の保護対策を作成するため、これらのデータが速やかに再解析に送られた。
数日後、眠れる「キソナス」の平和は、鋭く光る流星群によって破られる。
エラーと乱調の激流がシステム本体を襲い、「キソナス」の周囲は震撼する。
ひとつのエラーがキソナスの上級オペレーターを目覚めさせる・・・。
【 主な登場人物 】
[ エックサエラ ]
キソナスの上級オペレーター。
キソナスの生命維持システムと人間を直接管理する。
論理学的・状況対応型施設のサイバー神経学的コンポーネントを通じ、移植されたSW/HWインターフェースを用いて行っている。
エックサエラは他のオペレーターと同様、キソナス指令に従った「テロイダス」出身者である。
「テロイダス」とは、アーカイブ・データによれば、キソナスで生まれ育った特別階級。
キソナスのサイコシュミレーションSW/HWコンポーネントの関係では、「畏怖」階級の娘となっている。
[ ケン ]
「雲」のキャプテン。
エリート部隊「SUB:X」の特別トレーニング・コース「戦術部門・雲」では、17歳で最優秀生という栄誉が与えられた。
現在はキャプテンで、「薄暮群」特殊軍事部隊のリーダーの一人となっている。
キソナスのサイコシュミレーションSW/HWコンポーネントの関係では、「敵対」階級の異種となっている。
[ ピク ]
キソナスのシステム・フロー・プロトコル。
また、オペレーティング・アーカイブでは、異なる施設からの所在情報が共通認識の日付で2件しか記録されていない。
キソナスのサイコシュミレーションSW/HWコンポーネントの関係では、「中立」階級で情報不足となっている。
【 スタッフ 】
[ 製作者 ]
原作 : 王人登闇渡龍 (Andrew Oudot)
編集 : 伊佐川デニス (Isakawa Denisu)
制作 : 王人登闇渡龍
共同制作 : 伊佐川デニス
キャラクター・デザイン : 王人登闇渡龍
ワールド・コンセプト : 王人登闇渡龍
アニメーション : 王人登闇渡龍
視覚効果 : 王人登闇渡龍
カメラ・シーン : 王人登闇渡龍
機械・建築要素デザイン : 伊佐川デニス
[ 音入れ ]
映画音楽 : 王人登闇渡龍
オリジナル音響効果 : 王人登闇渡龍
効果音プログラム : 王人登闇渡龍
編集・合成 : 王人登闇渡龍
【 主題歌 】
作詞・作曲 : 王人登闇渡龍 ボーカル : 山本あかり
【 キャスト 】
エックサエラ : 山本あかり
ケン : 隠岐三城人
ピク : 山本あかり
ツェス / A.I. / ナフ : 更・コルビー
クラウズ : 隠岐三城人
兵士 : 樽見和徳
操縦士 : 隠岐三城人
ショクメン : 樽見和徳
[ 声優 (吹替え) ]
英語 : 更・コルビー
ロシア語 : タチヤナ・トルシュキナ
予告
↓TRAILER