遠くでずっとそばにいる（2013）　～　邦画　ミステリー・ロマンス・ドラマ　～

『遠くでずっとそばにいる』は、2013年6月15日よりソニーＰＣＬ配給にて公開された日本映画。
事故で記憶を失いながらも、過去と向き合うことで自分を見つめ直していく女性の姿を描く。
原作は、狗飼恭子の同名小説。
監督は「クリックシネマ　好き (2000)」「ココニイルコト (2001)」「ソウル (2002)」「１３階段 (2003)」「青空のゆくえ (2005)」「ハヴァ、ナイスデー (2006)」「夜のピクニック (2006)」「天国はまだ遠く (2008)」の長澤雅彦。
脚本は、本作の原作者でもある「天国の本屋～恋火 (2004)」「ハヴァ、ナイスデー (2006)」「ストロベリーショートケイクス (2006)」「未来予想図　～ア・イ・シ・テ・ルのサイン～ (2007)」「七夜待 (2008)」「スイートリトルライズ (2010)」「百瀬、こっちを向いて。 (2013)」の狗飼恭子。
撮影は「ブラックキス (2004)」「天使がくれたもの (2007)」「ビートロック☆ラブ (2009)」「神様ヘルプ！ (2010)」「僕たちのアフタースクール (2011)」「新しい靴を買わなくちゃ (2012)」「ナオト・インティライミ冒険記　旅歌ダイアリー (2013)」の神戸千木。
音楽は、自らの作品以外で初めて長編劇場映画の音楽を手掛ける「Jam Films （ジャムフィルムズ） (2002)」「花とアリス (2004)」「ヴァンパイア (2011)」の岩井俊二。
主演は「スーパーカブ (2007)」「砂時計 (2008)」「ヒカリ、その先へ (2010)」「花子の日記 (2011)」「みなさん、さようなら (2012)」「夢売るふたり (2012)」「ジ、エクストリーム、スキヤキ (2013)」の倉科カナ。
共演は、TVドラマ「歌セラ／第10回「男と女のクリスマスイブ」 (2010)」「日輪の遺産 (2010)」TVM「最後の絆／沖縄　引き裂かれた兄弟～鉄血勤皇隊と日系アメリカ兵の真実～ (2011)」TVドラマ「ヘブンズ・フラワー　The Legend of ARCANA (2011)」「サムライダッシュ (2011)」「ツレがうつになりまして。 (2011)」TVドラマ「Ｄ×ＴＯＷＮ／第六弾　痕跡や (2012)」の中野裕太、「プール (2009)」「マザーウォーター (2010)」TVドラマ「パンとスープとネコ日和 (2013)」の伽奈など。

【　ストーリー　】

27歳の志村朔美（倉科カナ）は交通事故で記憶障害が起こり、10年分の記憶を失ってしまう。
頭の中だけが17歳に逆戻りしてしまった朔美は、自分の周辺で突然起こった変化に戸惑いながらもその状況を楽しんでいた。
だがやはり、10年の出来事が気になり始め、恋人と思われる細見良彦（中野裕太）や、高校時代の同級生で性同一障害のため男の子になりかけている大島薫（伽奈）に助けられながら失われた記憶を辿り始める。
17歳の朔美にとって見覚えのない鍵、半分だけの絵、そして10年分の写真の束・・・。
やがて朔美は、自分が失ったものは記憶だけではなく、良彦とは“別の恋愛”であることを知り、さらに、記憶をなくした交通事故の半年前に“もうひとつの交通事故”に遭っていたという事実を知る・・・。

【　スタッフ　】

監督：　長澤雅彦
原作：　狗飼恭子　『遠くでずっとそばにいる』（幻冬舎文庫刊）
企画：　掛須秀一、篠田学、岡野俊一
脚本：　狗飼恭子
製作：　北嶋正、毛塚善文、木村良輔
プロデューサー：　前田聰太郎、加藤賢治、阿部祥紀
撮影：　神戸千木
美術：　秋葉悦子
音楽：　岩井俊二
録音：　滝澤修
音響効果：　柴崎憲治
照明：　樋浦雅紀
編集：　掛須秀一
スタイリスト：　新崎みのり
ヘアメイク：　伊藤元
キャスティング：　田辺千明
アソシエイト・プロデューサー：　平尾壮平、新実健一
ライン・プロデューサー：　荒木正人
助監督：　瀬戸慎吾
タイトル：　赤松陽構造
製作担当：　高橋誠喜
配給：　ソニーＰＣＬ

【　主題歌　】

『　花の歌　』

作詞・作曲：岩井俊二　　歌：加賀谷はつみ

【　キャスト　】

志村朔美：　倉科カナ
細見良彦：　中野裕太
大島薫：　伽奈
志村美加：　清水くるみ
志村弘二：　大間ジロー
阿部浩一：　徳井義実
谷口正之：　六角精児
竹内寛子：　藤澤恵麻
志村美枝子：　岡田奈々
朝倉えりか
マキノノゾミ
みれいゆ
郭智博
加藤順平
牛込亜紗子