恋におちたシェイクスピア（1998）　～　洋画　ロマンス・コメディ・ドラマ　～

『恋におちたシェイクスピア』（原題：Shakespeare in Love）は、1998年に製作されたアメリカ映画。
文豪シェイクスピアの秘められた恋物語を劇中劇と絡めて織り成したラヴ・ロマンス。
監督は「哀愁のメモワール (1993)」「ＱｕｅｅｎＶｉｃｔｏｒｉａ　至上の恋 (1997)」「コレリ大尉のマンドリン (2001)」「プルーフ・オブ・マイ・ライフ (2005)」「キルショット (2008)」「ペイド・バック (2010)」「マリーゴールド・ホテルで会いましょう (2011)」のジョン・マッデン。
脚本は「南海の死闘/核ミサイル争奪戦 (1970)」TVM「狙われた五人の美女 (1971)」「オクラホマ巨人 (1973)」「西部に来た花嫁 (1973)」「キラー・エリート (1975)」「ブレイクアウト (1975)」「アビエーター (1985)」「カットスロート・アイランド (1995)」のマーク・ノーマンと、「愛と哀しみのエリザベス (1975)」「未来世紀ブラジル (1985)」「太陽の帝国 (1987)」「ビリー・バスゲイト (1991)」「宮廷料理人ヴァテール (2000)」「エニグマ (2001)」「アンナ・カレーニナ (2012)」のトム・ストッパード。
撮影は「ウォー・レクイエム (1989)」「ブルー・ジュース (1995)」「ジャニスのＯＬ日記 (1999)」「connie & carla　コニー＆カーラ (2004)」「カオス (2005)」「デトネーター (2006)」TVM「シーウルフ (2009)」のリチャード・グレートレックス
音楽は「ＱｕｅｅｎＶｉｃｔｏｒｉａ　至上の恋 (1997)」「リトル・ダンサー (2000)」「コレリ大尉のマンドリン (2001)」「プルーフ・オブ・マイ・ライフ (2005)」「ホスピス (2008)」「プリンセス・カイウラニ (2010)」「フロントミッション　革命の反逆者たち (2011)」のスティーヴン・ウォーベック
主演は「冷たい月を抱く女 (1993)」「セブン (1995)」「リプリー (1999)」「愛しのローズマリー (2001)」「スカイキャプテン　ワールド・オブ・トゥモロー (2004)」「アイアンマン (2008)」「コンテイジョン (2011)」「アベンジャーズ (2012)」のグウィネス・パルトローと、「魅せられて (1996)」「エリザベス (1998)」「スターリングラード (2000)」「レオポルド・ブルームへの手紙 (2002)」「ヴェニスの商人 (2004)」「ダーウィン・アワード (2006)」「マンデラの名もなき看守 (2007)」「レッド・バロン (2008)」のジョセフ・ファインズ。
共演は「シャイン (1995)」「ＴＡＴＡＲＩ　タタリ (1999)」「フリーダ (2002)」「ディボース・ショウ (2003)」「パイレーツ・オブ・カリビアン／呪われた海賊たち (2003)」「エリザベス：ゴールデン・エイジ (2007)」「鑑定士と顔のない依頼人 (2013)」のジェフリー・ラッシュ、「アナザー・カントリー (1983)」「イングリッシュ・ペイシェント (1996)」「ブリジット・ジョーンズの日記 (2001)」「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ (2005)」「シングルマン (2009)」「モネ・ゲーム (2012)」「レイルウェイ　運命の旅路 (2013)」のコリン・ファース、「アルマゲドン (1998)」「レインディア・ゲーム (2000)」「ペイチェック　消された記憶 (2003)」「スモーキン・エース／暗殺者がいっぱい (2007)」「消されたヘッドライン (2009)」「カンパニー・メン (2010)」「アルゴ (2012)」のベン・アフレック、「ウェザビー (1985)」「００７／ゴールデンアイ (1995)」「アイリス (2001)」「リディック (2004)」「ヘンダーソン夫人の贈り物 (2005)」「ＮＩＮＥ (2009)」「Ｊ・エドガー (2011)」「あなたを抱きしめる日まで (2013)」のジュディ・デンチなど。

［　公開日　］

1998年12月3日　アメリカ New York City, New York premiere 上映
1998年12月8日　アメリカ Los Angeles, California premiere 上映
1998年12月11日　アメリカ limited 公開
1998年12月25日　カナダ公開
1999年1月8日　アメリカ公開
1999年1月29日　イギリス公開
1999年2月11日　オーストラリア公開
1999年2月14日　ドイツ Berlin International Film Festival 上映
1999年2月26日　イタリア公開
1999年3月4日　ドイツ公開
1999年3月6日　韓国公開
1999年3月10日　フランス公開
1999年3月10日　香港公開
1999年3月12日　スペイン公開
1999年5月1日　日本公開

【　ストーリー　】

芝居熱が過熱するエリザベス朝のロンドン。
ローズ座は人気作家ウィリアム・シェイクスピア（ジョゼフ・ファインズ）のコメディが頼みの綱だったが、彼はスランプに陥っていた。
なんとか書き出した新作コメディのオーディションにトマス・ケントと名乗る青年がやってくる。
実はトマスが裕福な商人の娘ヴァイオラ（グウィネス・パルトロー）の男装した姿だった。
商人の館にもぐり込んだシェイクスピアは、ヴァイオラと運命の恋に落ちる。
その日から堰を切ったように劇作を書き始めたが、トマスから親が決めた結婚のためもう会えないというヴァイオラの別れの手紙を受け取り、納得できずまた館へ。
そこでトマスがヴァイオラの仮の姿だと知る。
心のままに結ばれたふたりはその後も忍び逢いを続け、この恋が次第に運命の悲恋物語「ロミオとジュリエット」を形づくっていく。
ヴァイオラは、トマスとして劇場の皆を欺き芝居の稽古を続けていた。
初演を待つばかりの日、トマスが実は女性であることがバレ、劇場の閉鎖が言い渡される。
女性が舞台に立つことが許されない時代だったのだ。
ライバル劇場のカーテン座の協力で初演を迎えたが、同じ日ヴァイオラはいやいや結婚式を挙げていた。
式の後劇場に駆けつけたヴァイオラは、突然声変わりが起こって出演できなくなった少年の代わりに、ジュリエット役を演じる。
ロミオ役はシェイクスピアだ。
詩に溢れた悲恋劇は大喝采を呼ぶが、芝居好きのエリザベス女王の許しで劇場閉鎖は免れたものの、ヴァイオラの結婚は無効にはならず涙ながらにふたりは別れる。
結婚して新天地アメリカに赴いたヴァイオラを思い、シェイクスピアは新たなコメディ「十二夜」を書き始める・・・。

【　主な受賞歴　】

・　第71回アカデミー賞
　　　作品賞／脚本賞／主演女優賞／助演女優賞／音楽賞／美術賞／衣装デザイン賞

・　第56回ゴールデングローブ賞
　　　作品賞（ミュージカル・コメディ部門）／脚本賞／主演女優賞（ミュージカル・コメディ部門）

・　第52回英国アカデミー賞
　　　作品賞／助演女優賞／編集賞

・　第8回MTVムービー・アワード
　　　キス・シーン賞

・　第4回放送映画批評家協会賞
　　　オリジナル脚本賞

・　第49回ベルリン国際映画祭
　　　功労賞

・　第33回全米映画批評家協会賞
　　　助演女優賞

・　第65回ニューヨーク映画批評家協会賞
　　　脚本賞

・　第73回キネマ旬報ベスト・テン
　　　委員選出外国語映画部門第1位／読者選出外国語映画第1位

・　第23回日本アカデミー賞
　　　優秀外国映画賞

【　スタッフ　】

監督：　ジョン・マッデン
脚本：　マーク・ノーマン、トム・ストッパード
製作：　マーク・ノーマン、デヴィッド・パーフィット、ドナ・ジグリオッティ、ハーヴェイ・ワインスタイン、エドワード・ズウィック
製作総指揮：　ボブ・ワインスタイン、ジュリー・ゴールドスタイン、リンダ・ブルース、マーク・クーパー
撮影：　リチャード・グレートレックス
美術／プロダクションデザイン：　マーティン・チャイルズ、ジル・クォーティアー
アートディレクション：　スティーヴン・ローレンス、マーク・ラゲット
編集：　デヴィッド・ギャンブル
音楽：　スティーヴン・ウォーベック
衣装：　サンディ・パウエル
キャスティング：　Michelle Guish
セット制作：　ジル・クォーティアー
視覚効果（Visual Effects）：　アンガス・キャメロン、マックス・デニソン、ジョン・グラント、アントニー・ハント、アンドリュー・ジェフリー、トリ・マーティン、Matthew D'Angibau 、Robin Huffer 、Rick Mietkowski 、Daniel Pettipher
特殊効果（Special Effects）：　スチュアート・ブリスドン
メイク：　Julie Dartnell 、Tina Earnshaw 、Karen Ferguson 、Kay Georgiou 、Philippa Hall 、Deborah Jarvis
謝辞：　ジェーン・アナキン、ミック・オーズリー、ヘンリー・ブラハム、デニス・カリガン、ヴィッキー・チャーカス、スティーヴン・グリーンブラット、マーシャル・ハースコヴィッツ、ケヴィン・ハイマン、Jon Gumpert 、John Hadity

【　キャスト　】

ヴァイオラ・デ・レセップス：　グウィネス・パルトロー　（吹替：山崎美貴）
ウィリアム・シェイクスピア：　ジョセフ・ファインズ　（吹替：山本健翔）
フィリップ・ヘンズロー：　ジェフリー・ラッシュ　（吹替：壌晴彦）
ウェセックス卿：　コリン・ファース　（吹替：大塚芳忠）
ヒュー・フェニマン：　トム・ウィルキンソン　（吹替：小島敏彦）
ネッド・アレン：　ベン・アフレック　（吹替：山路和弘）
エリザベス女王：　ジュディ・デンチ　（吹替：片岡富枝）
クリストファー・マーロウ：　ルパート・エヴェレット　（吹替：高橋広司）
ジョン・ウェブスター：　ジョー・ロバーツ　（吹替：石田彰）
ウィル・ケンプ：　パトリック・バーロウ　（吹替：伊藤和晃）
リチャード・バーベッジ：　マーティン・クルーンズ　（吹替：池田勝）
ロザライン：　サンドラ・レイントン　（吹替：竹村叔子）
ティルマー：　サイモン・キャロウ　（吹替：伊井篤史）
ノル：　バーナビー・ケイ　（吹替：青山穣）
ラルフ・バッシュフォード：　ジム・カーター　（吹替：田原アルノ）
ウォバッシュ：　マーク・ウィリアムズ　（吹替：稲葉実）
ジェームズ・ヘミングス：　グレゴア・トラッター　（吹替：吉見一豊）
デ・レセップス夫人：　ジル・ベイカー　（吹替：定岡小百合）
メイド：　アンバー・グロソップ　（吹替：松谷彼哉）
サム：　ダニエル・ブロックルバンク　（吹替：家中宏）
乳母：　イメルダ・スタウントン　（吹替：久保田民絵）
スティーヴン・オドネル
ティム・マクマラン
スティーヴン・ベアード
アントニー・シャー
ブリジット・マッコネル
ジョージー・グレン
ニコラス・ボルトン
デズモンド・マクナマラ
ジェイソン・ラウンド
ルパート・ファーリー
アダム・バーカー
アラン・コディ
デヴィッド・カーティス
サイモン・デイ
ロビン・デイヴィス
ハイウェル・シモンズ
ニコラス・ル・プレヴォー
マーク・サバン
ボブ・バレット
ロジャー・モーリッジ
ロジャー・フロスト
レベッカ・チャールズ
リチャード・ゴールド
レイチェル・クラーク
ルーシー・スピード
パトリシア・ポッター
ジョン・ラム
マーティン・ニーリー
ジェイソン・キャニング
ジョン・インマン
Paul Bigley
Harry Gostelow
Timothy Kightley
The Choir of St. George's School in Windsor
Kelley Costigan