『 リプリーズ・ゲーム 』 (原題:Ripley's Game) は、2002年に製作されたイタリア・イギリス・アメリカ合作映画。
裕福な友人を殺害し、彼になり代わったトム・リプリーのその後を描くサスペンス・ドラマ。
原作は、パトリシア・ハイスミスが1974年に執筆した「リプリー」シリーズの第3作である小説「アメリカの友人(原題:Ripley's Game)」。
監督は「愛の嵐 (1974)」「ルー・サロメ/善悪の彼岸 (1977)」「卍/ベルリン・アフェア (1985)」「フランチェスコ (1989)」「La traviata (1992)」「Manon Lescaut (1998)」「Einstein (2008)」のリリアーナ・カヴァーニ。
脚本は、本作の監督を務めるリリアーナ・カヴァーニと、「未来世紀ブラジル (1985)」「バロン (1989)」「プランケット&マクレーン (1999)」「Dr.パルナサスの鏡 (2009)」のチャールズ・マッケオン。
撮影は「ソドムとゴモラ (1962)」「恋人泥棒 (1968)」「トロイアの女 (1971)」「愛の嵐 (1973)」「ビッグ・ファイター (1986)」「サイレント・ラブ (1992)」「愛のめぐりあい (1995)」「Keller - Teenage Wasteland (2005)」のアルフィオ・コンチーニ。
音楽は「ミスター・ノーボディ (1974)」「オルカ (1977)」「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ (1984)」「アンタッチャブル (1987)」「海の上のピアニスト (1999)」「題名のない子守唄 (2006)」「アンネの追憶 (2009)」「鑑定士と顔のない依頼人 (2013)」のエンニオ・モリコーネ。
主演は「キリング・フィールド (1984)」「コン・エアー (1997)」「シャドウ・オブ・ヴァンパイア (2000)」「ベオウルフ/呪われし勇者 (2007)」「バーン・アフター・リーディング (2008)」「RED/レッド (2010)」「ウォーム・ボディーズ (2013)」のジョン・マルコビッチ。
共演は「ツイン・タウン (1997)」「ディープ・インパクト (1998)」「M:I-2 (2000)」「エニグマ (2001)」「ダーク・ウォーター (2004)」「ヒットマン (2007)」「マリリン 7日間の恋 (2011)」のダグレイ・スコット、「レディバード・レディバード (1994)」「コールド マウンテン (2003)」「ディパーテッド (2006)」「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 (2008)」「ロシアン・ルーレット (2010)」「スノーホワイト (2012)」「ノア 約束の舟 (2014)」のレイ・ウィンストン、「ジャングル・ブック (1994)」「フェイス (1997)」「ゴシップ (2000)」「ブラザーズ・グリム (2005)」「300 <スリーハンドレッド> (2007)」「レッド・バロン (2008)」「ジャッジ・ドレッド (2012)」のレナ・ヘディ、「マイ・プライベート・アイダホ (1991)」「フィオリーレ/花月の伝説 (1993)」「愛のめぐりあい (1995)」「アーク 失われたマヤの財宝 (1999)」「スリープレス (2001)」「赤い肌の大地 (2008)」「ミスター・ノーバディ (2009)」のキアラ・カゼッリなど。
日本劇場未公開作品。
[ 公開日 ]
2002年9月2日 イタリア Venice Film Festival 上映
2003年2月7日 イタリア公開
2003年4月17日 オーストラリア公開
2003年5月30日 イギリス公開
2003年8月20日 ドイツ Hamburg Fantasy Filmfest 上映
2003年9月4日 アメリカ TV初オンエア
2003年9月19日 スペイン公開
2004年6月8日 ドイツ DVD発売
2005年10月6日 韓国公開
2006年4月28日 アメリカ Roger Ebert Overlooked Film Festival 上映
2007年4月25日 日本 DVD発売
【 ストーリー 】
かつて裕福な友人を殺害し、彼になり代わったトム・リプリー。
数十年後、リプリーは天才チエンバロリストの妻とイタリアの広大な敷地を持つ邸宅に住んでいた。
一見優雅で平穏な暮らしだが、彼には裏の顔があった。
数年前、美術品のディラーである彼は貴重な画家の素描を売る際、売値で口論となった彼は、相手のボディガードを殺害し、相手が用意した120万ドルに加え売るはずだった絵も奪った。
奪った金は相棒のリーブスに全額渡し、素描はその何倍もの金額で売却したのだった。
それから数年後、突然リーブスが彼の元を訪ねてくる。
商売に邪魔なロシアンマフィアの一人の抹殺依頼に来たのだった。
しかし、自分は殺しのプロではないからと断る。
そして、昨夜のパーティの席で自分を屈辱したイギリス人ジョナサンを、その屈辱の復讐のために推薦する。
ジョナサンは額縁職人で、美しい妻と幼い息子とともにささやかながら幸せな家庭を築いていた。
しかし、ジョナサンは慢性の白血病で先は長くない。
彼の死後、残された妻と愛息を思うと、5万ドルと言う大金は殺人と言う大罪を犯しても欲しい。
彼は、意を決してその殺しの依頼を承諾することにした。
だが、ジョナサンは知らなかった。
これがリプリーの危険なゲームだと言う事を・・・。
【 スタッフ 】
監督 : リリアーナ・カヴァーニ
原作 : パトリシア・ハイスミス 『アメリカの友人』 (河出書房新社)
脚本 : リリアーナ・カヴァーニ 、チャールズ・マッケオン
製作 : サイモン・ボサンクエット 、リカルド・トッツィ
製作総指揮 : マルコ・キメンツ 、ロルフ・ミットウェッグ 、マーク・オーデスキー 、ラッセル・スミス 、キャメラ・ガラーノ 、アイリーン・メイゼル 、ルディ・ティヒマン
撮影 : アルフィオ・コンチーニ
美術/プロダクションデザイン : フランチェスコ・フリジェッリ
アートディレクション : Giovanni A. Scribano
音楽 : エンニオ・モリコーネ
編集 : ジョン・ハリス
セット制作 : Verde Visconti
衣装デザイン : ラファエラ・ファンタシア 、アルベルト・ヴェルソ 、Fotini Dimou
視覚効果(Visual Effects) : アンガス・キャメロン 、シャロン・ラーク 、サラ・ロックウッド 、アンディ・スティーヴンス 、Mark Bakowski 、Christopher Grandel
特殊効果(Special Effects) : マウリツィオ・コリドリ 、Silvano Scasseddu
メイク : Carlo Barucci 、Enrico Jacoponi 、Francesca Jacoponi 、Lena Lazzarotto 、Katia Sisto 、Gino Zamprioli
【 キャスト 】
トム・リプリー : ジョン・マルコヴィッチ (吹替:池田勝)
ジョナサン・トレヴァニー : ダグレイ・スコット (吹替:小山力也)
リーヴス : レイ・ウィンストン (吹替:小川隆市)
サラ・トレヴァニー : レナ・ヘディ (吹替:相沢恵子)
ルイーザ・ハラーリ : キアラ・カゼッリ (吹替:水野千夏)
美術商 : ハンス・ジシュラー
フランコ : パオロ・パオローニ
マウリツィオ・ルカ
サム・ブリッツ
ラッツ・ウィンデ
ニコラウス・ドイチュ
ウィルフリード・ザンダー
フランチェスカ・ヴァンチュラ
ロニー・ポール
オリヴァー・ハニッシュ
レーン・レイ
Uwe Mansshardt
Evelina Meghnagi
Emidio La Vella
Hendrikje Fitz
Yurij Rosstalnyj
Thomas Bloem
Soncke M. Korries
予告
↓
TRAILER
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