ルビー・スパークス（2012）　～　洋画　ファンタジー・ロマンス・ドラマ　～

『ルビー・スパークス』（原題：Ruby Sparks）は、2012年に製作されたアメリカ映画。
スランプに陥った作家が、目の前に現れた小説の主人公の女性と恋に落ちるファンタジックなラブストーリー。
監督は「リトル・ミス・サンシャイン (2006)」のジョナサン・デイトン＆ヴァレリー・ファリス。
脚本は「告発のとき (2007)」「フラクチャー (2007)」「僕と彼女とオーソン・ウェルズ (2008)」「レボリューショナリー・ロード／燃え尽きるまで (2008)」「恋するベーカリー (2009)」「50歳の恋愛白書 (2009)」「ハッピーサンキューモアプリーズ　ニューヨークの恋人たち (2010)」などに出演する女優のゾーイ・カザン。
主演は「テイキング・ライブス (2004)」「リトル・ミス・サンシャイン (2006)」「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド (2007)」「ナイト＆デイ (2010)」「カウボーイ＆エイリアン (2011)」「LOOPER／ルーパー (2012)」「プリズナーズ (2013)」のポール・ダノと、本作の脚本も手がけるゾーイ・カザン。
撮影は「レクイエム・フォー・ドリーム (2000)」「ゴシカ (2003)」「インサイド・マン (2006)」「アイアンマン (2008)」「ブラック・スワン (2010)」「カウボーイ＆エイリアン (2011)」「ノア　約束の舟 (2014)」のマシュー・リバティーク。
音楽は「幸せがおカネで買えるワケ (2009)」「フィリップ、きみを愛してる！ (2009)」「ラブ・アゲイン (2011)」のニック・ウラタ。
共演は「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア (1994)」「デスペラード (1995)」「ファム・ファタール (2002)」「レジェンド・オブ・ゾロ (2005)」「ザ・エッグ～ロマノフの秘宝を狙え～ (2009)」「エージェント・マロリー (2011)」「マチェーテ・キルズ (2013)」のアントニオ・バンデラス、「真実の瞬間（とき） (1991)」「マーシャル・ロー (1998)」「アメリカン・ビューティー (1999)」「ワイルド・レンジ　最後の銃撃 (2003)」「愛する人 (2009)」「キッズ・オールライト (2010)」「ジンジャーの朝～さよなら、わたしが愛した世界 (2012)」のアネット・ベニングなど。

［　公開日　］

2012年7月25日　アメリカ limited 公開
2012年8月3日　カナダ limited 公開
2012年9月2日　フランス Deauville Film Festival 上映
2012年9月20日　オーストラリア公開
2012年9月27日　ロシア公開
2012年9月28日　ドイツ Hamburg Film Festival 上映
2012年10月3日　フランス公開
2012年10月11日　香港公開
2012年10月12日　イギリス公開
2012年10月26日　スペイン公開
2012年11月25日　イタリア Turin Film Festival 上映
2012年11月29日　ドイツ公開
2012年12月6日　イタリア公開
2012年12月15日　日本公開

【　ストーリー　】

カルヴィン・ウィアフィールズ（ポール・ダノ）は、19歳で天才作家として華々しくデビューしながら、その後10 年間、ベストセラーを出せずに自信を失っていた。
周囲に心を閉ざした彼が親しく話をするのは兄のハリー（クリス・メッシーナ）とセラピストのローゼンタール博士（エリオット・グールド）、犬のスコッティだけ。
セラピーの一環で大好きな人のことをレポートに書くよう指示されたカルヴィンは、その夜、夢に見た素敵な女の子を主人公に小説を書き始める。
その女の子の名前はルビー・スパークス。
まるで彼女に恋したかのように小説を書き進めるカルヴィン。
ところがある朝、彼が目を覚ますと、キッチンにルビー（ゾーイ・カザン）が立っている。
それが夢ではないことを知ったカルヴィンは大喜び。
これが、ルビーと過ごす楽しい日々の始まりだった。
“フランス語が堪能”と彼が書けばフランス語を流暢に喋るなど、小説通りに振る舞うルビー。
彼女が想像の産物であることを知っているのはハリーだけ。
しかし、彼女を愛するカルヴィンは、2人の関係を壊さないためにと、小説の執筆をやめてしまう。
自由奔放な母、ガートルード（アネット・ベニング）、その恋人モート（アントニオ・バンデラス）ともすぐに打ち解けるルビーだったが、周囲と関わろうとしないカルヴィンに寂しさを覚えた彼女は、やがて距離を取るようになる。
新しい仲間たちと交流するルビーの姿に、みじめな気分を味わったカルヴィンは、再び小説を思うように書き替えてゆく。
ぎくしゃくする2人の関係は、カルヴィンに嫉妬する作家、ラングドン・サープ（スティーヴン・クーガン）の出版記念パーティーで転機を迎えた。
下着姿でプールに飛び込もうとするルビーを咎めるカルヴィンに対し、彼女はカルヴィンが自分に干渉しすぎると怒り、家を出て行こうとする。
ついにカルヴィンは、ルビーが自分の創作物だと彼女に告白してしまう・・・。

【　スタッフ　】

監督：　ジョナサン・デイトン、ヴァレリー・ファリス
脚本：　ゾーイ・カザン
製作：　アルバート・バーガー、ロン・イェルザ
製作総指揮：　ロバート・グラフ、ゾーイ・カザン、ポール・ダノ、バート・リプトン、T.K. Knowles 、John O'Grady 、Chuck Ryant
撮影：　マシュー・リバティーク
美術／プロダクションデザイン：　ジュディ・ベッカー
アートディレクション：　Alexander Wei
編集：　パメラ・マーティン
音楽：　ニック・ウラタ
音楽監修：　ダン・ウィルコックス
衣装デザイン：　ナンシー・スタイナー
キャスティング：　ジャスティン・バドリー、キム・デイヴィス
セット制作：　マシュー・'フラッド'・ファーガソン
視覚効果（Visual Effects）：　キルステン・アンダーソン、ジェフ・ブロジェット、ロビン・ホバート、ジェフ・マコーリフ、マンディ・ソレンソン、Gina Downing 、Henrique Ghersi 、Linda Jackson 、Evan Paras 、Patrick Poulatian 、Chris Sonia
メイク：　Kristin Berge 、Curran Crockett 、Angel Radefeld 、Michael S. Ward 、Torsten Witte
謝辞：　シド・クロフト、Fredrik Bond 、Irma Fitzgibbons 、Don Molls 、Samuel Vazquez

【　キャスト　】

カルヴィン・ウェア=フィールズ（作家）：　ポール・ダノ　（吹替：川田紳司）
ルビー・スパークス（画家）：　ゾーイ・カザン　（吹替：木下紗華）
モート（ガートルードの再婚相手）：　アントニオ・バンデラス　（吹替：斎藤志郎）
ガートルード（カルヴィンの母）：　アネット・ベニング　（吹替：高島雅羅）
ラングドン・サープ（ベテラン作家）：　スティーヴ・クーガン　（吹替：木下浩之）
ローゼンタール博士（精神科医）：　エリオット・グールド　（吹替：勝部演之）
ハリー（カルヴィンの兄）：　クリス・メッシーナ
サイラス・モディ（カルヴィンのマネジメント担当）：　アーシフ・マンドヴィ　（吹替：丸山壮史）
スージー（ハリーの妻）：　トニ・トラックス
ライラ（カルヴィンの元恋人）：　デボラ・アン・ウォール　（吹替：たなか久美）
マーベル（カルヴィンの女性ファン）：　アリア・ショウカット　（吹替：藏合紗恵子）
ジョン・F・ビーチ
ウォレス・ランガム
メアリー・ジョー・デシャネル
カイ・レノックス
チャイナ・シェイバーズ
マイケル・ベリー・Jr
ハンフリー・ボガート
ダイアナ・パロス
バレット・パールマン
Jane Anne Thomas
Eleanor Seigler
Emma Jacobs
Rightor Doyle
Eden Brolin
Michael Silverblatt
Ole Olofson
Jack Levinson
Casey Genton
Lindsay Fishkin
Claudia Bestor
Oscar
Brittany King
Janine King
Mark Roman
Tatiana Sarasty
Marco Tazioli

　予告

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TRAILER