イッツ・ア・ニューデイ（2007）　～　邦画　ロマンス・ドラマ　～

『イッツ・ア・ニューデイ』は、2007年12月15日よりスペースクラフト・エンタテインメント配給にて公開された日本映画。
心の病を抱えるドジな商社マンと、シングルマザーのスーパー派遣社員が互いの支えとなって愛を育んでゆくロマンス・ドラマ。
監督はTVドラマ「木曜の怪談’９７　爆裂！分身娘 (1997)」TVドラマ「木曜の怪談’９７　魔法じかけのフウ (1997)」TVドラマ「木曜の怪談ファイナル　タイムキーパーズ　ＴＩＭＥ　ＫＥＥＰＥＲＳ (1997)」TVM「ザ・介護番長 (2005)」の梅沢利之。
脚本は「２／２ (2005)」「闇の中 (2006)」「ＮＥＣＫ　ネック (2010)」特撮TV「牙狼＜GARO＞～MAKAISENKI～ (2011)」「愛を歌うより俺に溺れろ！ (2012)」特撮TV「牙狼＜GARO＞～闇を照らす者～ (2013)」の藤平久子。
撮影は、WEB「マーメイドの季節　プールサイド編 (2001)」WEB「マーメイドの季節　シーサイド編 (2001)」のかさつぐせいいちろう。
音楽は、TVアニメ「時空転抄ナスカ (1998)」「天地無用！In LOVE2～遥かなる想い (1999)」「劇場版　xxxHOLiC　真夏ノ夜ノ夢 (2005)」「劇場版仮面ライダーキバ　魔界城の王 (2008)」「映画レイトン教授と永遠の歌姫 (2009)」「蒼穹のファフナー　HEAVEN AND EARTH (2010)」の斉藤恒芳。
主演は、TVドラマ「不機嫌なジーン (2005)」「ラブサイコ／妖赤のホラー (2006)」「春の居場所 (2006)」特撮TV「逃亡者（のがれもの）おりん (2006～2007)」TVドラマ「サラリーマン金太郎 (2008)」「ネコナデ (2008)」「パラノーマル・アクティビティ第２章／TOKYO NIGHT (2010)」「ユダ (2012)」の青山倫子と、北区つかこうへい劇団の若手俳優・時津真人。

【　ストーリー　】

商社に勤める甲斐智成（時津真人）はお人よしで要領も悪く、いつもミスばかり。
東大卒にもかかわらず完全にエリートコースから外れてしまった冴えない男である。
同期で同じく東大出身、ビシッときめた森下（赤塚篤紀）とは大違い。
今日も上司、大槻課長（武田義晴）からいつものように小言。
しかし、ふと課長の声が聞こえていない事に気がつく甲斐。
あわてて書類を抱えたままオフィスを飛び出すとエレベーター前で一人の女性とぶつかってしまう。
落とした書類を一緒に拾ってくれた彼女に甲斐はおもわず見とれてしまう。
駆け込んだ病院の医師（小川岳男）からは「心因性の難聴、つまり心の病です」と診断され、薬代わりにアメをひとつ渡された。
そんな甲斐のもとに派遣社員の柚月沙織（青山倫子）が配属されてきた。
なんと彼女はエレベーター前でぶつかった女性だった。
「柚月沙織と申します。よろしくお願いします」。
他の人の声は聞こえないのに、沙織の声だけは聞こえた。
感激のあまり迫る甲斐に驚いた沙織は書類で殴ってしまう。
沙織はフランスの大学を卒業し、MBAを取得したスーパーウーマン。
しかしどんなに忙しくても定時にはさっさと帰宅してしまう。
「なぜ彼女が派遣なのか？」
どこか謎めいているだけに同じ部署の奈津美（益子梨恵）、裕子（宮田真帆）、歩美（岡明子）もあれこれと詮索する。
奈津美は「所詮オトコを探しに会社へ来てるのよ」と冷やかだ。
ある日、甲斐がデパートで趣味のミニチュアSLを眺めていると、沙織と遭遇する。
彼女は男の子を連れていた。
実は、彼女はシングルマザーだったのだ。
甲斐は耳が聞こえないのを、周囲に言えず適当な返事を繰り返している為、オフィスではアクシデントが続出。
出来もしない中国語の通訳を頼まれたり、女子社員を怒らせてしまったり。
それをいつも救ってくれたのは沙織だった。
ふたりの距離は次第に縮まりつつあった。
そんな矢先、甲斐にとっては緊急事態が発生する。
いつものように上司の問いかけを理解しないまま適当な返事をしたばかりに、沙織は森下の下で働く事になってしまう。
すべては沙織を狙う森下の差し金だった。
彼女がいなくては何も出来ないのに・・・。
果たして、甲斐は沙織を取り戻せるのか・・・？

【　スタッフ　】

監督：　梅沢利之
脚本：　藤平久子
原案：　向島時郎
製作総指揮：　向島時郎
企画：　向島時郎
統括：　高澤忠志
プロデューサー：　小泉守
撮影：　かさつぐせいいちろう
美術：　平井淳郎
音楽：　斉藤恒芳
音楽プロデューサー：　森康哲
調整：　三坂裕之
録音：　三澤武徳
照明：　為貝幸弘
編集：　村井佐知
本編集：　田中祥子
整音：　田中俊
スタイリスト：　若井律子、沢柳陽子
ヘア・メイク：　間宮直子
映像：　三坂裕之
サウンドエディター：　伊東晃
ラインプロデューサー：　久保田瑞穂
制作担当：　小宮孝一
助監督：　高下守
スチール：　小柳法代
技術デスク：　蟇田忠雄
撮影助手：　安藤祐輔
美術助手：　熊野龍浩
照明助手：　原浩之
録音助手：　新垣一平
アシスタントサウンドエディター：　崎山晃子
ヘア・メイク助手：　青木可奈
宣伝：　阿部裕文、大野克彦、竹村公恵、竹内佐知
メイキング：　有馬顕、吉村慎吾
special thanks ：　松下太郎、安倍圭江、小林佳弥、高野なごみ、山中文彦、北区つかこうへい劇団
協力：　映広、おかもと技粧、麻生リース、古賀プロダクション、馬車馬企画
制作協力：　トータルメディアコミュニケーション
企画・製作：　スペースクラフト・エンタテインメント
配給：　スペースクラフト・エンタテインメント

【　主題歌　】

・　エンディングテーマ

『　存在　』

作詞：大垣知哉　　作曲：大垣知哉　　歌：大垣知哉

【　キャスト　】

柚月沙織：　青山倫子
甲斐智成：　時津真人
大槻課長：　武田義晴
森下健之：　赤塚篤紀
中澤部長：　岩崎雄一
丸山医師：　小川岳男
奈津美：　益子梨恵
裕子：　宮田真帆
歩美：　岡明子
柚月勇馬：　佐原弘起
ホウウェイ
箭内恵理子
長野裕明
岡村英
蔀祐太郎