火星のわが家　MARS SWEET HOME （2000）　～　邦画　ドラマ　～

『火星のわが家　MARS SWEET HOME 』は、2000年2月26日より武藤起一事務所配給にて公開された日本映画。
“1口1000円で火星にわが家をもちませんか”という珍商売を手掛ける父と、二人の娘との心の交流を描くホームドラマ。
監督・脚本は「カナカナ (1995)」OV「ウィークエンド・ピース　WEEKEND PEACE (1997)」「２０００年のひとり寝　2000 : SHE LIVES ALONE (2000)」「湿った指 (2001)」OV「いくつもの、ひとりの朝 (2004)」「凍える鏡 (2007)」「影たちの祭り (2013)」の大嶋拓。
撮影は「藪の中 (1996)」「ここに、幸あり (2003)」「ＬＯＦＴ　ロフト (2005)」「トウキョウソナタ (2008)」「南極料理人 (2009)」「東京島 (2010)」「わが母の記 (2011)」「リアル～完全なる首長竜の日～ (2013)」の芦澤明子。
音楽は伊藤竜太。
主演は、本作が映画初出演にして初主演作となる、KDDのCMで一躍ブレイクした東大卒の異色ジャズボーカリストの鈴木重子。
共演は、1985年に「グッド・モーニング・アイ・ラブ・ユー」でソロ歌手デビューを果たし官能的なボンテージファッションをステージ衣装に取り入れ、80年代のロックシーンを席巻したロックシンガー・ちわきまゆみ、「ココニイルコト (2001)」「ハチミツとクローバー (2006)」「ゴールデンスランバー (2009)」「武士の家計簿 (2010)」「ツレがうつになりまして。 (2011)」「その夜の侍 (2012)」「ひまわりと子犬の７日間 (2013)」の堺雅人、「とべない沈黙 (1966)」「不毛地帯 (1976)」「南極物語 (1983)」「帝都大戦 (1989)」「天河伝説殺人事件 (1991)」「青春デンデケデケデケ (1992)」「まあだだよ (1993)」「新サラリーマン専科 (1997)」の日下武史など。

【　ストーリー　】

夏の初め、ステージに立つと声が出なくなるという心の病を抱え、２年ぶりにニューヨークから帰国したボーカリストの未知子は、父・康平の住む郊外の実家に戻ってきた。
今も宇宙に想いを馳せる夢多き康平は未知子を明るく励ます。
そんな矢先、康平が脳梗塞で倒れ入院、左半身の自由を失ってしまう。
未知子は滞在を延期して康平の介護にあたり、寄宿する青年・透も未知子に協力する。
いつしか惹かれてゆく二人だったが、その一方、姉・久仁子は介護施設に移すことを主張し姉妹の確執が露わになってゆく・・・。

【　スタッフ　】

監督：　大嶋拓
脚本：　大嶋拓
製作：　大嶋拓
アソシエイトプロデューサー：　武藤起一
撮影：　芦澤明子
照明：　オフィス・ドゥーイング、尾畑弘昌
録音：　小林徹哉
整音：　鈴木昭彦
タイミング：　桑山太郎
編集：　大嶋拓
ネガ編集：　大坪隆介
音楽：　伊藤竜太
記録：　蜷川晶
ヘアメイク：　鳴海紀子
スチール：　所千義
制作：　露木栄司
助監督：　中塚幸久、横井有紀
理学療法指導：　望月彬也
介護指導：　楠本千波（東京いきいきらいふ推進センター）
看護指導：　田中美江
調律指導：　山田久美子（スズキピアノ商会）
参考文献：　医学博士阿部政次著　『新老人道』
題字：　大島依提亜
タイトル：　道川昭
制作プロダクション：　TAC
配給プロデューサー：　武藤起一
配給：　武藤起一事務所

【　主題歌　】

『　Iｔ's Time to Love　』

作詞・作曲：鈴木重子　　編曲・演奏：渡辺かづき　　歌：鈴木重子

【　キャスト　】

神山未知子：　鈴木重子
原沢久仁子（未知子の姉）：　ちわきまゆみ
中島透：　堺雅人
神山康平（未知子の父）：　日下武史
原沢昭彦（久仁子の夫）：　藤田敏夫
上原敬子（未知子の友人）：　牧口晶子
永井医師：　高瀬勉
藤川医師：　井鍋信治
山本（調律師）：　日下部孝一
高井（編集者）：　伊藤竜太
佐伯（雑誌ライター）：　斎藤小百合
小田香
望月志津子
小村幸司
峯健司
野村純子
細川朋子
秋元早苗
露木恵美子
所千義
金子祐也
金澤正紀
田栗昭芳
江成良
関亜由美
澤岳司
松村順
伊藤麻衣子
田中重幸
北村卓嗣
横内君美
地家良子
太田真紀子
木口和夫
折井寿夫
中野寛次
斎藤英司
羽田弘
城井友治