シャニダールの花（2012）　～　邦画　ファンタジー・ロマンス・ミステリー・ドラマ　～

『シャニダールの花』は、2012年に製作、2013年7月20日よりファントム・フィルム配給にて公開された日本映画。
女性の胸に花が咲くという不思議な現象と、花の研究に従事する一組の男女の愛の行方をミステリアスに描くファンタジー・ドラマ。
監督は「逆噴射家族 (1984)」「Ｊ・ＭＯＶＩＥ・ＷＡＲＳ　TOKYO BLOOD (1993)」「エンジェル・ダスト (1994)」「五条霊戦記//ＧＯＪＯＥ (2000)」「DEAD END RUN (2003)」「三人三色 (2004)」「鏡心 (2005)」「生きてるものはいないのか (2011)」の石井岳龍。
脚本は、本作の監督を務める石井岳龍、「ラスト・キャバレー (1988)」「ノーライフキング (1989)」「櫻の園 (1990)」「月より帰る (1994)」「もう、ひとりじゃない (1998)」「天使の火遊び (2001)」アニメ「おまえうまそうだな (2010)」のじんのひろあき、TVドラマ「恋愛診断 (2007)」OV「学校の都市伝説　トイレの花子さん (2007)」OV「桃香クリニックへようこそ (2008)」「あぜみちジャンピンッ！ (2009)」の田中智章。
撮影は「日野日出志のザ・ホラー　怪奇劇場　～第一夜～ (2004)」「タナカヒロシのすべて (2004)」「鏡心 (2005)」「ジーナ・Ｋ (2005)」「怨喰（うらみぐい） (2006)」「雨の町 (2006)」「津軽百年食堂 (2011)」「生きてるものはいないのか (2011)」の松本ヨシユキ。
主演は特撮TV「仮面ライダー５５５（ファイズ） (2003～2004)」「ブラックキス (2004)」「イヌゴエ　幸せの肉球 (2006)」「クローズＺＥＲＯ II (2009)」「GANTZ (2010)」「その夜の侍 (2012)」「ガッチャマン (2013)」「ルパン三世 (2014)」の綾野剛と、「東京オアシス (2011)」TVドラマ「純と愛 (2012～2013)」「小さいおうち (2013)」「舟を編む (2013)」TVドラマ「リーガルハイ (2013)」「銀の匙　Silver Spoon (2013)」「草原の椅子 (2013)」の黒木華。
共演は、TVドラマ「検事・鬼島平八郎 (2010)」「告白 (2010)」TVドラマ「鈴木先生 (2011)」「バルーンリレー (2012)」「スープ　～生まれ変わりの物語～ (2012)」「中学生円山 (2012)」「スイートプールサイド (2013)」TVドラマ「激流　～私を憶えていますか？～ (2013)」の刈谷友衣子、「魔法遣いに大切なこと (2008)」「RISE UP　ライズアップ (2009)」「武士道シックスティーン (2010)」「ホルモン女 (2011)」「莫逆家族　バクギャクファミーリア (2012)」「はじまりのみち (2013)」「セブンデイズリポート (2014)」の山下リオ、「死霊波 (2004)」「ハヴァ、ナイスデー (2006)」「幼獣マメシバ (2009)」「酔いがさめたら、うちに帰ろう。 (2010)」「キツツキと雨 (2011)」「ジョーカーゲーム (2012)」「闇金ウシジマくん (2012)」「陽だまりの彼女 (2013)」の古舘寛治、「スワロウテイル (1996)」「リリイ・シュシュのすべて (2001)」「雨鱒の川 (2003)」「下弦の月　ラスト・クォーター (2004)」「ちゃんと伝える (2009)」「GANTZ (2010)」「横道世之介 (2012)」「ジャッジ！ (2013)」の伊藤歩など。

【　ストーリー　】

極少数の限られた女性の胸に謎の植物の芽が現れ、見たこともない美しい花が咲くという不思議な現象が起こっていた。
採取したその花の成分は画期的な新薬の開発に繋がることが発見され、製薬会社はその花の提供者を全国から見つけ出し、花の成長を全面的にケアする施設“シャニダール”を発足。
その花は“シャニダールの花”と呼ばれ、提供者には億単位の報酬が与えられた。
シャニダールで働くことになったセラピストの響子(黒木華)は、植物学者の大瀧(綾野剛)の下、ユリエ(伊藤歩)やミク(山下リオ)ら提供者のケア業務に就く。
ある日、ハルカ(刈谷友衣子)という新しい提供者が発見され、早速施設への入居を持ちかけようとハルカの自宅に向かった響子と大瀧であったが、ハルカは頑なに入居を拒むのだった。
しかし、響子の不思議な魅力に心を開いたハルカは、一転入居を決意する。
そんな中、花の成長に誘われるように、響子と大瀧は次第に恋に落ちていく。
だが、花を採取する際、提供者の女性が謎の死を遂げる事件が相次ぎ、大瀧は施設に不信感を抱き始める。
一方、響子はそれが危険な花だと知りながらも、ますますその花の魅力にのめり込んでいく。
やがて、互いに惹かれ合っていた二人の運命の歯車が少しずつ狂い始めていくのだった・・・。

【　スタッフ　】

監督：　石井岳龍
脚本：　じんのひろあき、石井岳龍、田中智章
エグゼクティブプロデューサー：　小西啓介、齊木崇人、金延宏明
プロデューサー：　小西啓介、石井岳龍、金延宏明
撮影：　松本ヨシユキ
照明：　三重野聖一郎
録音：　三澤武徳
整音：　田中俊
音響効果：　朝倉三紀子
美術：　橋本創、林田裕至
装飾：　山田智也
音楽：　勝本道哲
編集：　西尾光男、石井岳龍
衣装デザイン：　澤田石和寛
ヘアメイク：　工藤美和子
キャスティング：　元川益暢
ライン・プロデューサー：　大崎裕伸
助監督：　茂木克仁
VFXスーパーバイザー：　岩谷和行
特殊造形：　喜多聰
制作担当：　佐藤幹也
美術協力：　林田裕至
製作協力：　新井芳則、平林幹生、奥山清高、新井邦彦、仲下正一
企画・製作：　ファントム・フィルム
制作プロダクション：　ドラゴンマウンテン
製作：　「シャニダールの花」製作委員会（ファントム・フィルム、神戸芸術工科大学、ノブ・ピクチャーズ）
配給：　ファントム・フィルム

【　キャスト　】

大瀧賢治：　綾野剛
美月響子：　黒木華
立花ハルカ：　刈谷友衣子
菊島ミク：　山下リオ
吉崎和彦：　古舘寛治
立花和子：　曽木亜古弥
梅木美樹：　松永渚
西島（シャニダール研究所次長）：　ハマヤアキコ
大野（医師Ａ）：　金延宏明
中野（医師Ｂ）：　大崎裕伸
木島（看護師主任）：　友田かずを
水野（看護師Ａ）：　津田翔志朗
島（看護師Ｂ）：　中島由美
大川（看護師Ｃ）：　松田尚子
大木戸（植物研究主任）：　高杉征司
増田（研究者）：　滝沢悠平
林（ケアーズ主任）：　石井育代
友田（ケアーズＡ）：　堀川真衣
広瀬（トレーナー主任）：　河上由佳
松田（トレーナー・ユリエ担当）：　丹羽実麻子
河野（トレーナー・ミク担当）：　猿渡美穂
新田（トレーナー・ハルカ担当）：　三谷恭子
研究所警備員：　茂木克仁、大川伸介
大島（ゲストハウス・患者Ａ）：　大島夏乃
高樹（ゲストハウス・患者Ｂ）：　高樹リサ
藤澤（ゲストハウス・患者Ｃ）：　藤澤蘭
山下（ゲストハウス・患者Ｄ）：　川端明恵
神西大学教授：　志賀廣太郎
佐東（神西大学助手）：　藤田敦士
神西大学学生１：　仁井本真奈
神西大学学生２：　柳谷花穂
神西大学学生３：　坂尾千春
神西大学学生４：　井上智香子
神西大学学生５：　森松健
神西大学学生６：　柳谷菜穂
神西大学学生７：　森田彩香
ニュースキャスター：　谷口英明（サンテレビジョン）
シャニダール職員：　大下哲生、米本収実、東野雄一、中尾卓矢、豆川秀仁、浜崎剛吉、牛島龍馬、宇嵜勝也、早川雄一、草場真司、財津啓子、鈴木梢恵、大原充津子、昌本しのぶ、谷岡あゆみ、山本奈緒、河田幸子、奥山どれみ、小澤のえ、KFOS （神戸フィルムオフィスサポーター）
街の人々：　平川佳大、仲井俊介、小林拓哉、中垣裕成、松島努、金本将兵、桂山智哉、野村卓司、谷本雅彦、金子善一、酒井宏嗣、仙頭佑也、草場真司、蜂屋拓実、笹直人、中村かなえ、前田朋子、織井楓、山本夏海、水野陽子、稲田美紀、圀松恵、江島彩乃、荒木美樹、原田真理子、冨高亜希、松山由和里、中嶋優、内谷由加、月田明日香、NSC大阪（よしもとクリエイティブ・エージェンシー）
田村ユリエ：　伊藤歩