地獄のモーテル（1980）　～　洋画　ホラー　～

『地獄のモーテル』（原題：Motel Hell）は、1980年に製作されたアメリカ映画。
カリフォルニアのとあるリゾート地を舞台に、風変りな中年兄妹が経営するモーテルでの想像を絶する猟奇殺人を描くホラー。
監督は「恐竜の島 (1975)」「地底王国 (1976)」「帰ってきたシャーロック・ホームズ (1987)」「ハードラック (1993)」「イン・ザ・ビギニング (2000)」「パイレーツ・オブ・アトランティス (2006)」「マルコ・ポーロ/東方見聞録 (2007)」のケヴィン・コナー。
脚本は「デモン・シード (1977)」「デーモン・ギャラクシー/魔女伝説 (1987)」のロバート・ジャッフェと、「デモン・シード (1977)」「ザ・フライ2/二世誕生 (1989)」「ゴースト/ニューヨークの幻 (1990)」「スター・トレックVI/未知の世界 (1991)」「ストレンジ・デイズ (1995)」「悪魔の呼ぶ海へ (2000)」「K-19 (2002)」などの製作を手掛けるスティーヴン=チャールズ・ジャッフェ、「When the Cobra Strikes (2012)」「P-51 Dragon Fighter (2014)」の製作を手掛けるティム・テシュレロ。
撮影は「新・殺しのドレス (1979)」「シークレット・ファイル (1984)」「スタンド・バイ・ミー (1986)」「バトルランナー (1987)」「ベイビー・トーク (1989)」「カフス! (1992)」「ネクスト・ドア/隣人を片づけろ! (1994)」「アステロイド/最終衝撃 (1997)」のトーマス・デル・ルース。
音楽は「誕生日はもう来ない (1981)」「ブラスト・バーニング (1988)」「新超人ハルク/勇者伝説 (1988)」「超人ハルク'90 (1989)」「超人ハルク/最後の闘い (1990)」「ボディコン・モデルは殺しがお好き!? (1993)」「インカウンター (1996)」のランス・ルービン。
出演は「愛への旅路 (1945)」「栄光の彼方に (1951)」「四人のガンマン (1954)」「ドミノ・キッド (1957)」「ピラミッドの秘宝 (1969)」「名犬ウォン・トン・トン (1976)」「エンジェル (1984)」「SFヘルスラッシャー (1988)」「ピュア・カントリー (1992)」のロリー・カルホーン、「ビッグ・バッド・ママ (1974)」「バニシングIN TURBO (1977)」「プラネット・オブ・ファイヤー (1985)」「バックマン家の人々 (1989)」「ダーク・サイド/危険な目覚め (1995)」「光の旅人 K-PAX (2001)」「セブン '09X 蘇る七つの大罪 (2006)」のポール・リンク、「ビデオばびでBOO (1977)」「赤いドレスの女 (1979)」「ポーキーズ (1982)」「ダーティハリー4 (1983)」「リトルスパイ (1986)」「マグノリアの花たち (1989)」「キャノンズ (1990)」「ウィッシュマン (1992)」のナンシー・パーソンズ、「ローラー・ブギ (1979)」「宇宙からのツタンカーメン (1982)」「殺しの報酬/地獄からの逃亡は新たな地獄を呼ぶ (1983)」「ブレインストーム (1983)」「コブラ (1986)」「クリッター3 (1991)」のニナ・アクセルロッド、「アメリカン・グラフィティ (1973)」「夢のサーフシティー (1978)」「カーニバル殺人事件 (1978)」「アメリカン・グラフィティ2 (1979)」「新・宇宙空母ギャラクティカ/地球征服 (1981)」「ハロウィンズ/死霊復活祭 (1985)」「ブルース・ウィリスの逆襲 (1987)」のウルフマン・ジャック、「狂熱のツイスト (1961)」「ウエスト・サイド物語 (1961)」「バイ・バイ・バーディー (1963)」「ファニー・ガール (1968)」「華麗なる変身 (1970)」「男と女のあいだ (1971)」「ミセス・ジュリーの不倫な関係 (1978)」「元気の出るウェスタン/荒野は最高! (1986)」のエレイン・ジョイスなど。

［　公開日　］

1980年10月18日　アメリカ公開
1980年11月1日　日本公開
1980年11月19日　フランス公開
1981年1月1日　オーストラリア公開

【　ストーリー　】

カリフォルニア州グレンビルヘ入る国道から数マイルの緑拡がる丘に奇妙なモーテルがあった。
その名を“ＭＯＴＥＬ　ＨＥＬＬＯ”。
しかし、ネオンは最後のＯ部分だけ故障で照らし出されず、“地獄のモーテル”と読める。
経営者はビンセント・スミス（ロリー・カルホーン）とアイダ（ナンシー・パーソンズ）の兄妹。
モーテルはあまり賑わっていないが、自家製のソーセージの製造・販売を営み、気楽に暮している。
ある日、ビンセントは国道でオートバイ事故にあい重傷を負った若い娘テリー（ニナ・アクセルロッド）を助け、モーテルに運んだ。
兄妹は手厚く看病し、テリーはみるみる回復していった。
数日後、少年時代に家を飛び出し今は都の副保安官に出世したスミス一家の末弟ブルース（ポール・リンク）がやって来た。
彼はテリーを一目見て好意以上のものを持つ。
翌日、州の食肉検査官アンダーソン（E・ハンプトン・ビーグル）が定期的な肉質検査のため、このモーテルにやって来た。
ビンセントの態度に不審を抱いたアンダーソンは、夜半そっと彼の農園を探り歩き、そこで形容しがたい異様な唸り声を聞いた。
そして彼が見たものは、地面に胴体を埋められ、喉をかき切られた男の必死にもがく姿だった。
しかしその瞬間、アンダーソンは何者かに一撃されその場に倒れた。
その頃、このモーテル沿いの国道を通りかかった人間が次々に謎の失踪を遂げていた。
一方、テリーは順調に回復したが、ブルースの関心もむなしく、彼女はビンセントに想いを寄せていた。
とまどうビンセントだったが、テリーの積極さに押されて遂に結婚にまで進展していった。
そのことを町のビリー牧師（ウルフマン・ジャック）から聞いたブルースはテリーの身に何かが起こると直感し、モーテル・ハローに急行した。
その頃、湖の底から例の失踪者のものと思える車が次々に発見されていた。
ちょうどその頃、テリーはアイダによって恐ろしい事実を知る・・・。

【　スタッフ　】

監督：　ケヴィン・コナー
脚本：　ロバート・ジャッフェ、スティーヴン=チャールズ・ジャッフェ、ティム・テシュレロ
製作：　ロバート・ジャッフェ、スティーヴン=チャールズ・ジャッフェ
製作総指揮：　ハーブ・ジャッフェ、オースティン・ジュエル
撮影：　トーマス・デル・ルース
アートディレクション：　ジョセフ・M・アルタドンナ
音楽：　ランス・ルービン
編集：　バーナード・グリッブル
キャスティング：　スタンズィ・ストークス
セット制作：　W. Joe Kroesser
特殊効果（Special Effects）：　アダムス・カルヴァート
メイク：　Patricia Burck 、Marie Carter
謝辞：　フランク・ヴァセク、ヴェラ・ヴァセク、Richard Berres 、Christopher Outwater　、Colorado Pridham
日本語字幕：　高瀬鎮夫

【　キャスト　】

ビンセント・スミス：　ロリー・カルホーン
ブルース・スミス（副保安官）：　ポール・リンク
アイダ・スミス：　ナンシー・パーソンズ
テリー：　ニナ・アクセルロッド
アンダーソン（食肉検査官）：　E・ハンプトン・ビーグル
エレイン・ジョイス
ビリー牧師：　ウルフマン・ジャック
ディック・カーティス
モニク・セント・ピエール
ロザンヌ・ケイトン
エヴェレット・クリーチ
マイケル・メルヴィン
ジョン・ラッツェンバーガー
マーク・シルヴァー
ヴィクトリア・ハートマン
グウィル・リチャーズ
トニ・ギルマン
ヘザー・ヘンドリクソン
マーゴット・ホープ
バーバラ・グッドソン
キム・ファウラー
マックス・D・アダムス
トニー・エイジー
ドナ・リー・ミラー
Shaylin Hendrixson
Rob Farrier
Kerith Ann Hersey