カクト（2002）　～　邦画　青春・ドラマ　～

『カクト』は、2002年に製作、2003年7月26日よりザナドゥー配給にて公開された日本映画。
ストリートに生きる若者たちが、ドラッグを巡って騒動に巻き込まれていく姿を描く青春ドラマ。
監督・脚本は、「黄泉がえり (2002)」「ＣＡＳＳＨＥＲＮ (2004)」「クローズド・ノート (2007)」「あしたのジョー (2010)」「夢売るふたり (2012)」「清須会議 (2013)」「ジョーカー・ゲーム (2014)」などに出演、本作が長編監督デビュー作となる俳優の伊勢谷友介。
共同脚本は「終着駅の次の駅 (2003)」「HIRAKATA (2004)」「親父 (2007)」「ぼくのおばあちゃん (2008)」「セイジ -陸の魚- (2011)」の龜石太夏匡。
撮影は「アギ　鬼神の怒り (1984)」「ランデブー (1999)」「ビタースイート　Bitter Sweet (2004)」「帰郷 (2004)」「東京・オブ・ザ・デッド　３日 (2006)」「地下室 (2009)」「婚前特急 (2011)」「シネマ☆インパクト Vol.2／タコスな夜 (2012)」の伊藤寛。
主演は、本作の監督・脚本を務める伊勢谷友介。
共演は「ロボコン (2003)」「海猿　ウミザル (2004)」TVドラマ「電車男 (2005)」TVドラマ「チーム・バチスタの栄光 (2008)」「矢島美容室 THE MOVIE ～夢をつかまネバダ～ (2010)」「踊る大捜査線　THE FINAL　新たなる希望 (2012)」「ボクたちの交換日記 (2013)」の伊藤淳史、「うずまき (2000)」特撮TV「仮面ライダー龍騎 (2002～2003)」「着信アリ (2004)」「仮面ライダー　THE FIRST (2005)」「ヒョンジェ (2006)」「寄性獣医・鈴音　GENESIS (2011)」「すべての女に嘘がある (2012)」「新大久保物語 (2013)」の高野八誠、「五条霊戦記//ＧＯＪＯＥ (2000)」「アカルイミライ (2002)」「スクラップ・ヘブン (2005)」TVドラマ「SPEC（スペック）～警視庁公安部公安第五課　未詳事件特別対策係事件簿 (2010)」「アウトレイジ (2010)」「ジャッジ！ (2013)」「わたしのハワイの歩きかた (2014)」の加瀬亮など。
尚、本作のタイトルであるカクトとは“覚人”または“覚都”、つまり“目覚める人、都市”を意味する伊勢谷自身による造語である。

【　ストーリー　】

高校卒業後、上京して東京郊外の大学に通うリョウ。
彼は、一方で街の若者相手にドラッグを密売して小金を稼いでいた。
ある日、ふたりの友人がリョウのもとを訪ねる。
一人はリョウの幼なじみナオシ。
彼は恋人を妊娠させてしまい、途方に暮れて田舎からやって来た。
そしてもう一人、彼女の浮気現場を偶然目撃して落ち込むマコト。
その日はリョウの誕生日だったが、彼はふたりの相談相手をつとめる。
やがて、リョウの提案で3人はパーティを開くことになり、リョウの先輩でもあるヤクザの鈴木のもとへマリファナを買いに行く事にする。
そして、あの夜が始まった・・・。

【　スタッフ　】

監督：　伊勢谷友介
企画：　安田匡裕
原案：　亀石太夏匡
脚本：　伊勢谷友介
共同脚本：　亀石太夏匡
プロデューサー：　是枝裕和
撮影：　伊藤寛
録音：　鶴巻仁
美術：　磯見俊裕
アートディレクション：　カクト（中川崇、藤元明、伊勢谷友介）
編集：　大永昌弘
音楽：　TUUKe 、ツルオオニシ、ユースケトミザワ、ケンタロウマサキ、ｅｓ９
ポスター撮影：　若木信吾
製作プロダクション：　テレビマンユニオン
製作：　2002「カクト」製作委員会（バンダイビジュアル、エンジンフィルム、テレビマンユニオン、シィースタイル、IMAGICA）
配給：　ザナドゥー

【　キャスト　】

リョウ：　伊勢谷友介
ナオシ：　伊藤淳史
マコト：　高野八誠
真治：　加瀬亮
熱帯魚家の女：　桃生亜希子
イズミ：　すほうれいこ
中村巡査：　香川照之
鈴木：　亀石太夏匡
手塚：　寺島進
ウェイトレス：　川村亜紀
蓮見知香
大塚朝之
野村貴志
鉄平
OranG
松沼礼
吉永雄紀
螢雪次朗
大久保運
田中要次
酒井晴人
鈴木一功
横尾省吾
七里謙一郎
橋沢進一
井手大介
ディージェードミノ
まつゆう
ミズタマ
中島ちあき
椎名令恵
有友正隆
今村有希
村野友希
皆銭俊明
長者康之