おとなの恋には嘘がある（2013）　～　洋画　ロマンス・コメディ・ドラマ　～

『おとなの恋には嘘がある』（原題：Enough Said）は、2013年に製作されたアメリカ映画。
娘の独り立ちが迫るシングル・マザーが、あるパーティーで出会った中年男性との恋の行方と、周囲を取り巻く人間模様をユーモラスに描くラブ・ロマンス。
監督・脚本は、TVドラマ「SEX AND THE CITY (1998)」TVドラマ「ギルモア・ガールズ (2000)」TVドラマ「シックス・フィート・アンダー (2001)」の一部でディレクターを担当、「Walking and Talking (1996)」「Lovely & Amazing (2001)」「セックス・アンド・マネー (2006)」「善意の向こう側 (2010)」の監督・脚本を手掛けるニコール・ホロセフナー。
撮影は「ベンハミンの女 (1991)」「夜になるまえに (2000)」「美しい人 (2005)」「ナチョ・リブレ　覆面の神様 (2006)」「ラブソングができるまで (2007)」「エンバー　失われた光の物語 (2008)」「愛する人 (2009)」「カレには言えない私のケイカク (2010)」「恋愛だけじゃダメかしら？ (2012)」のハビエル・ペレス・グロベット。
音楽は「KISSing ジェシカ (2001)」「ドア・イン・ザ・フロア (2004)」「グッド・シェパード (2006)」「トラブル・イン・ハリウッド (2008)」「クロッシング (2009)」「リメンバー・ミー (2010)」「ビーストリー (2011)」「ザ・ワーズ　盗まれた人生 (2012)」のマーセロ・ザーヴォス。
主演は「トロル (1986)」「ミスター・ソウルマン (1986)」「ハンナとその姉妹 (1986)」「ナショナル・ランプーン／クリスマス・バケーション (1989)」「みんな愛してる (1992)」「ノース／ちいさな旅人 (1994)」「ファーザーズ・デイ (1997)」TVM「ピノキオとゼペット (2000)」「Speechless (2008)」「Picture Paris (2011)」のジュリア・ルイス=ドレイファス。
共演は「ラスト・ボーイスカウト (1991)」「クリムゾン・タイド (1995)」「悪魔を憐れむ歌 (1997)」TVドラマ「ザ・ソプラノズ／哀愁のマフィア (1999～2007)」「ロンリーハート (2006)」「天使の処刑人　バイオレット＆デイジー (2011)」「ジャッキー・コーガン (2012)」のジェームズ・ガンドルフィーニ、「アウト・オブ・サイト (1998)」「シモーヌ (2002)」「ザ・インタープリター (2005)」「脳内ニューヨーク (2008)」「路上のソリスト (2009)」「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 (2010)」「25年目の弦楽四重奏 (2012)」「キャプテン・フィリップス (2013)」のキャサリン・キーナー、「Ｅｍｍａエマ (1996)」「シックス・センス (1999)」「めぐりあう時間たち (2002)」「リトル・ミス・サンシャイン (2006)」「いつか眠りにつく前に (2007)」TVドラマ「ユナイテッド・ステイツ・オブ・タラ (2009～2010)」「フライトナイト／恐怖の夜 (2011)」「ヒッチコック (2012)」のトニ・コレット、「アホリックスリローデッド (2005)」「12人のパパ2 (2005)」「エアポート・アドベンチャー　クリスマス大作戦 (2006)」「ブライズメイズ　史上最悪のウェディングプラン (2011)」「恋愛だけじゃダメかしら？ (2012)」「デンジャラス・バディ (2013)」「Tammy (2014)」のベン・ファルコーン、「きっとここが帰る場所 (2011)」「Blood Ties (2013)」のイヴ・ヒューソンなど。

［　公開日　］

2013年9月7日　カナダ Toronto International Film Festival 上映
2013年9月18日　アメリカ limited 公開
2013年9月27日　カナダ limited 公開
2013年10月11日　アメリカ公開
2013年10月12日　イギリス London Film Festival 上映
2013年10月18日　イギリス公開
2013年11月14日　オーストラリア公開
2013年11月23日　イタリア Torino Film Festival 上映
2013年12月19日　ドイツ公開
2013年12月20日　スペイン公開
2014年1月16日　香港公開
2014年3月26日　フランス公開
2014年4月4日　日本公開
2014年5月1日　イタリア公開

【　ストーリー　】

ボディセラピストのエヴァ（ジュリア・ルイス=ドレイファス）は離婚して10年経つが、仕事は充実しているし、何でも本音で話せる親友はいるし、何より最愛の一人娘との生活が楽しく、恋人がいなくても幸せだった。
しかし、娘が名門大学に合格して独り立ちすることになり、これからの人生の寂しさに気づいた彼女は、友達のパーティでアルバート（ジェームズ・ガンドルフィーニ）と出会う。
バツイチで娘一人という境遇も、ユーモアのセンスも同じアルバートの、大らかで優しい人柄にエヴァは惹かれていく。
新しく顧客になった詩人のマリアンヌ（キャサリン・キーナー）との間に友情も芽生え、エヴァの生活は新しい喜びに満ちていく。
ライフスタイルのすべてが魅力的なマリアンヌだったが、結婚だけは大失敗だったとエヴァに打ち明ける。
エヴァは元夫のダメ人間ぶりに一緒になって眉をひそめていたが、マリアンヌの元夫がアルバートであることに気づく。
真実を告げるチャンスを逃すうちに、あってはならない事態に・・・。

【　余談　】

主人公の相手役を演じたジェームズ・ギャンドルフィーニは、本作が公開される前の2013年6月19日、イタリア・シチリアのタオルミーナで開催される第59回タオルミーナ映画祭に出席するため滞在していたローマで心臓発作のため51歳の若さで亡くなられた。
尚、死後に公開された『おとなの恋には嘘がある』で第20回全米映画俳優組合賞助演男優賞をはじめ、様々な映画賞にノミネートされ、第34回ボストン映画批評家協会賞では助演男優賞を受賞している。

【　スタッフ　】

監督：　ニコール・ホロフセナー
脚本：　ニコール・ホロフセナー
製作：　アンソニー・ブレグマン、ステファニー・アズピアズ
製作総指揮：　クリサン・ヴァージェス
撮影：　ハビエル・ペレス・グロベット
美術／プロダクションデザイン：　キース・P・カニンガム
アートディレクション：　ルーク・フリーボーン
編集：　ロバート・フレイゼン
音楽：　マーセロ・ザーヴォス
音楽監修：　ライザ・リチャードソン
衣装デザイン：　リア・カッツネルソン
キャスティング：　ジーニー・マッカーシー
セット制作：　ダグラス・A・モワット
視覚効果（Visual Effects）：　Phil Carbonaro 、Brian Jochum
メイク：　Bret Boreman 、Cheryl Calo 、Gloria Conrad 、Daniel Howell 、Karen Kawahara 、Viola Rock
謝辞：　ジェームズ・ガンドルフィーニ

【　キャスト　】

エヴァ（バツイチのボディセラピスト）：　ジュリア・ルイス=ドレイファス
アルバート（マリアンヌの元夫）：　ジェームズ・ギャンドルフィーニ
サラ（エヴェの親友 / セラピスト）：　トニ・コレット
マリアンヌ（著名な詩人 / アルバートの元妻）：　キャサリン・キーナー
エレン（エヴァの一人娘）：　トレイシー・フェアラウェイ
クロエ（エレンの親友）：　タヴィ・ゲヴィンソン
ウィル（サラの夫）：　ベン・ファルコーン
テス（アルバートの一人娘）：　イヴ・ヒューソン
キャシー（サラの家の家政婦）：　アンジェラ・ジョンソン=レイエス
デビー（クロエの母親）：　エイミー・ランデッカー
ピーター（エヴァの元夫）：　トビー・ハス
フラン（ピーターの現在の妻）：　キャスリーン・ローズ・パーキンス
ハル（エヴァの常連客）：　クリストファー・ニコラス・スミス
マーティン（エヴァの常連客）：　レニー・ロフティン
シンシア（エヴァの常連客）：　ジェシカ・セント・クレア
ヒラリー（エヴァのジム仲間）：　ミカエラ・ワトキンス
ジェイソン（ウィルの友人）：　フィリップ・ブロック
リック・アーウィン
バリー・ジェナー
サラ・バーンズ
ロブ・スタイナー
ロブ・メイズ
エリザベス・シュミット
Nick Williams
Ivy Strohaimer
Natasha Sky Lipson
Alina Adams
Luke Grakal
Rebecca Drysdale
Alexa Hollander
Madeleine Whittle