１３Ｆ（1999）　～　洋画　ＳＦ・サスペンス　～

『１３Ｆ』（原題：The Thirteenth Floor）は、1999年に製作されたアメリカ映画。
コンピューター・ソフトの開発者が仮想現実界を行き来するうちに、現実と仮想現実の区別がつかなくなってゆくSF・サスペンス。
監督は「ノーストリングス (1997)」OV「ウェズリー・スナイプス　ザ・シューター (2007)」「アートオブウォー２ (2008)」「ダニエル　悪魔の赤ちゃん (2008)」「Perfect Life (2010)」「Beyond (2012)」のジョセフ・ラスナック。
脚本は、本作の監督を務めるジョセフ・ラスナックと、ラヴェル・センテノ=ロドリゲス。
撮影は「ノーストリングス (1997)」「ギャング・オブ・ＵＫ (1998)」「ハリウッド・ゲーム (2001)」「さよなら、さよならハリウッド (2002)」「１７歳の処方箋 (2002)」OV「ウェズリー・スナイプス　ザ・シューター (2007)」「パンドラム (2009)」のウェディゴ・フォン・シュルツェンドーフ。
音楽は「暗殺調書 (1993)」「ザ・ブレイク (1996)」TVM「クルセイダーズ (2001)」「エイリアンＶＳ. プレデター (2004)」「デイ・アフター・トゥモロー (2004)」「２０１２ (2009)」「もうひとりのシェイクスピア (2011)」のハラルド・クローサー。
主演は「ロング・キス・グッドナイト (1996)」「アトランティック・マネー (1998)」「ザ・サバーバンズ (1999)」「シンデレラマン (2005)」「最終絶叫計画４ (2006)」「スーパーヒーロームービー!!　-最'笑'超人列伝- (2008)」「新・三バカ大将　ザ・ムービー (2012)」のクレイグ・ビアーコ。
共演は「フューネラル (1996)」「死にたいほどの夜 (1997)」「グレイスランド (1998)」「ラウンダーズ (1998)」「追撃者 (2000)」「彼氏がステキになったワケ (2003)」「ベティ・ペイジ (2005)」「３時１０分、決断のとき (2007)」のグレッチェン・モル、「フルメタル・ジャケット (1987)」「ＪＦＫ (1991)」「マルコムＸ (1992)」「メン・イン・ブラック (1997)」「ザ・セル (2000)」「サムサッカー (2005)」「クロッシング (2009)」「フッテージ (2012)」のヴィンセント・ドノフリオ、「パワー・オブ・ワン (1992)」「シャイン (1995)」「ゲーム (1997)」「Ｘ-ファイル　ザ・ムービー (1998)」「ミッション・トゥ・マーズ (2000)」「イースタン・プロミス (2007)」「天使と悪魔 (2009)」のアーミン・ミューラー=スタールなど。

［　公開日　］

1999年5月28日　アメリカ
1999年8月18日　フランス
1999年9月2日　オーストラリア
1999年9月3日　イタリア
1999年9月9日　香港
1999年9月17日　スペイン
1999年10月31日　日本 Tokyo International Fantastic Film Festival
1999年11月25日　ドイツ
1999年11月27日　韓国
2000年2月19日　日本
2000年7月　イギリス

【　ストーリー　】

1999年。
仮想現実を研究するダグラス・モール（クレイグ・ビアーコ）は、1937年のロサンゼルスの再構築に取り組んでいた。
目的は、その住人たちに意識をリンクさせ、シミュレートした世界に入り込もうとするものだった。
ある朝、目覚めると血だらけのシャツがあり、ボスのフラーが殺されたと知らされる。
刑事マクベインは、いきなり最先端企業の後継者となったホールを疑う。
また、フラーの娘と名乗る美女ジェーン（グレッチェン・モル）が出現し、混乱しながらもホールは彼女に惹かれる。
フラーは殺される直前、酒場からホールの留守電にメッセージを残していた。
さらに、ホールを強請りにきた酒場のバーテンも惨殺される。
自分の潔白に自信の持てなくなったホールは真相を探すべく、同僚ホィットニーの協力を得て、1937年の仮想世界へ飛ぶ。1937年の世界。
ここでのホールはファーガソンという銀行員、フラーはグリアソンという名の古書店主、ホィットニーはアシュトンという高級ホテルのバーテンダーだった。
ホールは、グリアソンのおぼろげな記憶から、フラーのメッセージはアシュトンが預かり、しかも開封して手紙を読んでしまったことを突き止める。
アシュトンは自分が仮想人間であることを知り、かつ「人間最大の秘密をこの目で見てきた」という。
自分たちを操っているのがフラーとホールだと思い込んだアシュトンはホールを襲うが、間一髪でホールは現代に逃げる。
また、ジェーンはナターシャという名前のスーパーのレジ打ち係であることが判明。
しかもナターシャは、「前にもあった気がする」と言うものの、ホールを覚えていなかった。
ホールは「人間最大の秘密」とは何なのか調べようとするが・・・。

【　スタッフ　】

監督：　ジョセフ・ラスナック
原作：　ダニエル・F・ガロイ
脚本：　ジョセフ・ラスナック、ラヴェル・センテノ=ロドリゲス
製作：　ローランド・エメリッヒ、ウテ・エメリッヒ、マルコ・ウェバー、ヘルガ・バルハウス、ミヒャエル・バルハウス、ケリー・ヴァン・ホーン
撮影：　ウェディゴ・フォン・シュルツェンドーフ
音楽：　ハラルド・クローサー
編集：　ヘンリー・リチャードソン
美術／プロダクションデザイン：　カーク・M・ペトルッチェリ
衣装デザイン：　ジョゼフ・ポロ
キャスティング：　デヴィッド・ブロック、エイプリル・ウェブスター
アートディレクション：　フランク・ボリンジャー、バリー・チューシッド
セット制作：　ヴィクター・J・ゾルフォ
視覚効果（Visual Effects）：　ジェイムズ・オージェ、ジョー・バウアー　、スザンナ・バウアー　、カニア　、マット・コードナー　、Christian Ahlers　、Axel Bahro　、Jan Bernotat　、Friederike Berthold
特殊効果（Special Effects）：　ジャン・アーリス、ジョン・S・ベイカー　、ヘンリク・シャイブ　、H・バークレー・アーリス　、Pit Zaepernick
メイク：　Bobbi Baird 、Virginia Kearns　、Erwin H. Kupitz　、Thomas Nellen　、Katherine Rees　、Lori McCoy-Bell

【　キャスト　】

ダグラス・ホール：　クレイグ・ビアーコ　（吹替：大塚芳忠）
ジェイン・フラー：　グレッチェン・モル　（吹替：小林優子）
ジェイソン・ホイットニー：　ヴィンセント・ドノフリオ　（吹替：青山穣）
ハンノン・フラー：　アーミン・ミューラー=スタール　（吹替：藤本譲）
ラリー・マクベイン刑事：　デニス・ヘイスバート　（吹替：立木文彦）
ゼブ・バーンスタイン刑事：　スティーヴン・スカブ　（吹替：家中宏）
トム・ジョーンズ：　ジェレミー・ロバーツ　（吹替：宝亀克寿）
リフ・ハットン
レオン・リッピー
ジャネット・マクラクラン
ブラッド・ウィリアム・ヘンケ
バート・ブロス
ヴェネッシア・ヴァレンティノ
ハワード・S・ミラー
ティア・テクサダ
シリ・アップルビー
ボブ・クレンデニン
レイチェル・ウィンフリー
ミーガン・アイヴィ
アリソン・ローマン
ハッダ・ブルックス
アーニー・ブラウン
トニ・ソーヤー
ブルックス・アルミー
ダリル・エンリケス
スザンヌ・ハラー
リー・ウィーヴァー
ジェフリー・リヴァス
トラヴィス・テッドフォード
ジェフ・ブラメンクランツ
アンドリュー・アルデン
ジョニー・クロフォード
ヴィヴィアン・パレルモ
トレイシー・ペリー
グレンドン・リッチ
メアリー・アン・シュミット
ウィル・ウォレス
Ron Boussom
Wiener Sängerknaben
Dea Natasja Rosenmeier
Randy Woltz