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ダーク・ブラッド (2012) ~ 洋画 サスペンス・ドラマ ~

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『 ダーク・ブラッド 』 (原題:Dark Blood) は、2012年に製作されたアメリカ・イギリス・オランダ合作映画。
無人の荒野にたった一人で暮らしている青年が、美しい人妻との出会いを切っ掛けに、理想の愛を求め、狂気と正気の狭間に堕ちていく姿を描くサスペンス・ドラマ。
監督は「トゥワイス・ア・ウーマン (1986)」「ザ・バニシング-消失- (1988)」「マイセン幻影 (1992)」「失踪 (1993)」「クライムタイム (1996)」「石の筏(いかだ)に乗って (2002)」のジョルジュ・シュルイツァー。
脚本は、本作の監督を務めるジョルジュ・シュルイツァーと、ジム・バートン。
撮影は「シュトロツェクの不思議な旅 (1977)」「マドンナのスーザンを探して (1985)」「ハートに火をつけて (1989)」「ヴァージン・スーサイズ (1999)」「スウィート・ノベンバー (2001)」「アイム・ノット・ゼア (2007)」「COLLAPSE (2010)」「パラダイス:愛 (2012)」のエドワード・ラックマン。
音楽は「カルタヘナ ~陽だまりの絆~ (2009)」のフロレンシア・ディ・コンシリオと、「テキサスのイナカ新聞に書かれたフシギな出来事 (1987)」のジェームズ・マイケル・テイラー。
主演は、本作が遺作となったTVM「セレブリティー (1984)」「エクスプロラーズ (1985)」「スタンド・バイ・ミー (1986)」「リトル・ニキータ (1988)」「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦 (1989)」「殺したいほどアイ・ラブ・ユー (1990)」「マイ・プライベート・アイダホ (1991)」「スニーカーズ (1992)」「愛と呼ばれるもの (1993)」のリヴァー・フェニックス。
共演は「ブレイキング・グラス (1980)」「未来世紀ブラジル (1985)」「摩天楼を夢みて (1992)」「エビータ (1996)」「007/トゥモロー・ネバー・ダイ (1997)」「RONIN (1998)」「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち (2003)」「ブラザーズ・グリム (2005)」「G.I.ジョー (2009)」のジョナサン・プライス、「わが青春の輝き (1979)」「ファイナル・オプション (1982)」「アリス (1990)」「目撃 (1997)」「ガウディアフタヌーン (2001)」「マリー・アントワネット (2006)」TVM「スターター・ワイフ (2007)」「ローマでアモーレ (2012)」のジュディ・デイヴィス、「イージー・ライダー (1969)」「エアポート'75 (1974)」「カプリコン・1 (1977)」「ココ・シャネル (1981)」「スペースインベーダー (1986)」「ファイナル・ジャッジメント (1992)」「クローン・オブ・エイダ (1997)」「マーダー・ライド・ショー (2003)」のカレン・ブラックなど。



[ 公開日 ]

2012年9月27日 オランダ Netherlands Film Festival 上映
2013年2月14日 ドイツ Berlin International Film Festival 上映
2013年3月6日 アメリカ Miami International Film Festival 上映
2013年3月25日 香港 Hong Kong International Film Festival 上映
2013年5月 アメリカ Seattle International Film Festival 上映
2013年6月22日 ロシア Moscow International Film Festival 上映
2013年8月27日 カナダ Montréal World Film Festival 上映
2013年9月14日 オランダ Film by the Sea Film Festival 上映
2014年2月24日 イギリス Glasgow Film Festival 上映
2014年4月26日 日本公開


2014年4月26日より日本全国ロードショー!!






【 ストーリー 】


かつて白人がネイティブ・アメリカンを迫害し、核実験を繰り返していた砂漠が広がるアメリカ南西部。
倦怠期を迎えた俳優夫婦のハリー(ジョナサン・プライス)とバフィー(ジュディ・デイヴィス)は、2人の関係を立て直すため2度目のハネムーンのつもりで、ハリウッドから週末旅行にやってきた。
しかし、運転していたベントレーが故障してしまい、無人の荒野で夜を過ごす羽目に・・・。
朝まで車内で待つと言うハリーに苛立つバフィーは助けを呼びに行く。
遠くにかすかに見えた光を頼りに砂漠を歩き続けた彼女は、今にも倒れそうな掘建て小屋を見つける。
そこに住むホピ・インディアンの血が8分の1流れる青年ボーイ(リヴァー・フェニックス)は、ネイティブ・アメリカンの妻を白血病で亡くして以来、社会との関係を絶って1人で暮らしていた。
世界の終わりが近づいていると信じる彼は、地下にシェルターを作り、そこには偉大な書物、ビタミン剤、魔法の力を持つといわれるカッチーナ人形など、世界終焉後にも保存されるべきものが集められていた。
憔悴したバフィーを見たボーイは、彼女を手に入れたいという欲望にかられる。
バフィーはそんなボーイの思惑に気づかず、助けてもらおうとハリーと車の元へボーイを連れていく。
ハリーとバフィーは車を近くの町で修理を出すために、ボーイの小屋で待つことになる。
バフィーは次第にボーイの危うさや純粋さに惹かれていくが、ハリーはボーイが自分とは相容れない人間であることを察し、ボーイも軽蔑する白人文化を象徴するようなハリーを忌み嫌う。
3人の間に流れる空気は、次第に緊迫していく・・・。









【 余談 】


本作は元々、1993年にジョルジュ・シュルイツァーを監督に制作が進められていたが、1993年10月31日に撮影途中で主演であるリヴァー・フェニックスが23歳という若さで急死した為、未完成のまま長い間お蔵入りとなっていた。
だが、シュルイツァー監督が2007年末に大病を患い、余命わずかと宣告され、彼はキャリア最後の作品として本作の完成を決意して2009年に制作を再開させた。
監督自らが大事に保管していたフィルムの権利問題や、未撮影シーンの再現など様々な壁を乗り越え、2012年にようやく完成した。






【 スタッフ 】


監督 : ジョルジュ・シュルイツァー
脚本 : ジョルジュ・シュルイツァー 、ジム・バートン
製作 : ジョアン・セラー
製作総指揮 : スティーヴン・ウーリー 、ダニエル・ルピ
撮影 : エドワード・ラックマン
美術/プロダクションデザイン : ヤン・ロールフス 、ベン・ヴァン・オズ
編集 : マイケル・レイヒワイン
音楽 : フロレンシア・ディ・コンシリオ 、ジェームズ・マイケル・テイラー
サウンドデザイン : ハロルド・ヤルビング
衣装デザイン : ジェーン・ロビンソン
キャスティング : Elisabeth Leustig
特殊効果(Special Effects) : ジェフリー・C・マーティン
メイク : Leslie Ann Anderson 、Felicity Bowring
日本語字幕翻訳 : 佐藤恵子





【 キャスト 】


ボーイ : リヴァー・フェニックス
バフィー : ジュディ・デイヴィス
ハリー : ジョナサン・プライス
モーテルの女 : カレン・ブラック
T・ダン・ホプキンス
ジョン・トラデル
ロドニー・A・グラント
ジョージ・アグィラー
Julius Drum
Lorne Miller



  予告

  ↓
TRAILER







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