小森生活向上クラブ（2008）　～　邦画　コメディ・ドラマ　～

『小森生活向上クラブ』は、2008年11月8日よりファントム・フィルム配給にて公開された日本映画。
周囲に小さな不幸をまき散らす小悪党を社会正義のために次々と殺していくサラリーマンの小森課長とそれに賛同する部下たちが繰り広げるアフター５の過激な世直しサークル活動をコミカルに描くブラック・コメディ。
原作は、室積光の「小森課長の優雅な日々」。
監督は「クレイジー・コップ　捜査はせん！ (1995)」「ハーケンクロイツの翼 (2004)」「アジアの純真 (2009)」「たとえば檸檬 (2012)」「ＴＡＰ　完全なる飼育 (2013)」の片嶋一貴。

脚本は、OV「白百合女子学園洋弓部　白銀の標的 (1991)」OV「今夜も絶好調！ (1997)」「なで肩の狐 (1999)」OV「強奪 (2000)」「人斬り銀次 (2003)」OV「難波金融伝　ミナミの帝王　野良犬の記憶 (2005)」TVM「神様からひと言 (2006)」「たとえば檸檬 (2012)」の吉川次郎。

撮影は「映画の都 (1991)」「ＴＨＥ　ＧＲＯＵＮＤ　地雷撤去隊 (1998)」「ＪＵＮＫ／死霊狩り (1999)」「モンキー・エクスプレス (2001)」「GUN CRAZY　復讐の荒野／裏切りの挽歌 (2002)」「陰詩　かげうた (2003)」「ＦＬＯＷＥＲＳ＊ (2005)」「６月６日 (2012)」の加藤孝信。

音楽は「スピードマスター (2007)」「アジアの純真 (2009)」TVアニメ「夏のあらし！ (2009)」TVアニメ「夏のあらし！～春夏冬中～ (2009)」「たとえば檸檬 (2012)」の ken sato 。

主演は「トキワ荘の青春 (1996)」「ジャンクフード (1998)」「昭和歌謡大全集 (2002)」「魔界転生 (2003)」「東京ゾンビ (2005)」「サイドカーに犬 (2007)」「２０世紀少年＜第２章＞最後の希望 (2008)」「十三人の刺客 (2010)」「スープ　～生まれ変わりの物語～ (2012)」の古田新太。

共演は「死国 (1999)」「バトル・ロワイアル (2000)」「キル・ビル (2003)」「スクラップ・ヘブン (2005)」「エクステ (2007)」「鴨川ホルモー (2009)」「ＮＥＣＫ　ネック (2010)」「ゴーストライターホテル (2011)」「図書館戦争 (2013)」の栗山千明、「富江re-birth (2001)」「アニムスアニマ (2003)」「ローレライ (2005)」「Ｌｉｆｅ　ライフ (2006)」「人のセックスを笑うな (2007)」「笑う警官 (2009)」「雷桜 (2010)」「軽蔑 (2011)」「蒼白者 A Pale Woman (2012)」「100回泣くこと (2013)」の忍成修吾、「キネマの天地 (1986)」「夢の祭り (1989)」「部屋とＹシャツと私 (1993)」「BLUE FAKE　ブルーフェイク (1998)」「銀の男　六本木伝説 (2001)」「許されざる者 (2003)」「育子からの手紙 (2010)」「たとえば檸檬 (2012)」「赤々煉恋 (2013)」の有森也実など。

【　ストーリー　】

小森正一（古田新太）、42歳。

会社では無気力な日々を過ごす中間管理職、家庭ではうだつの上がらない二児の父。

ある日、彼は満員電車でOLから痴漢呼ばわりされ、屈辱を味わう。

だが、彼女が常習犯だと知って怒りが爆発。

地下鉄がホームに入ってきた瞬間、発作的に女を突き飛ばす。翌朝、小森の気分は一気に好転。

活力が甦った彼は、人が変わったように職場できびきびと指示を下すようになる。

そんな姿に、部下の静枝（栗山千明）は尊敬の眼差しを向ける。

ご無沙汰だった妻・妙子（有森也実）との夜の営みもパワー全開で復活。

やがて小森は、周囲の人間を不幸に陥れる自己中心的な人間を殺すことは正義であるとの論理を導き出す。

悪を退治することに目覚めた彼は拳銃を入手。

ターゲットは人を馬鹿にした態度で社内の空気を乱す部下の北沢（忍成修吾）。

だが、意外にも北沢は小森の思想に共感。

予想外の展開に戸惑いながらも処刑対象を変更。

かつて北沢が被害に遭った、ぼったくりバーの従業員に狙いを定めるのだった。

小森の信奉者となった北沢は、人が変わったように働き始める。

次なる標的は、事なかれ主義を貫く息子の中学校の教頭・植田（佐野史郎）。

だが、植田は小森の目の前で不良少年グループに襲われて息絶える。

少年たちを射殺した小森だったが、教え子だった少年の良心を信じながら亡くなった植田を見て、信念が揺らぐ。

翌日、警察の目を怖れた小森は拳銃を北沢に預けるが、さらなる射殺事件が発生。

それには北沢だけでなく、静枝や小森の部下2人も関わっていた。

小森の正義は、もはや彼一人のものではなかった。

そしてついに静枝の周到なマネージメントのもと、「小森正義クラブ」＝KSCが発足する。

会長に祭り上げられた小森のデスクには、小森が知らない処刑候補者たちのファイルが積み上げられていく・・・。

【　スタッフ　】

監督：　片嶋一貴

企画：　林裕之

原作：　室積光　『小森課長の優雅な日々』（双葉社刊）
脚本：　吉川次郎

製作：　石畑俊三郎、熊澤芳紀、片嶋一貴
プロデューサー：　柴田一成、遠藤修一、柳原祥広、門馬直人
撮影：　加藤孝信
照明：　矢部一男
録音：　土屋和之

音響効果：　浦畑将

美術監督：　木村威夫

美術：　佐々木記貴
編集：　福田浩平
音楽：　ken sato

音楽演奏：　ken sato Experience

衣装デザイン：　杉本京加
ヘアメイク：　野本滋代、吉田美幸
VFXスーパーバイザー：　柳隆

アソシエイト・プロデューサー：　宮崎哲、氏家慶子
ライン・プロデューサー：　江良圭
プロダクション・マネージャー：　谷隆次
助監督：　石川浩之

スクリプター / 記録：　二階堂舞子
スチール：　本多晃子

製作進行：　谷隆次

配給：　ファントム・フィルム

【　主題歌　】

『　Have You Seen Her Happy?　』

歌：　BEAT CRUSADERS　（ビート・クルセイダース）

【　キャスト　】

小森正一：　古田新太
及川静枝：　栗山千明
北沢：　忍成修吾
小森妙子：　有森也実
植田教頭：　佐野史郎
下田：　豊原功補

小森敏宏：　前田公輝

小森美香：　斉藤光香

磯村部長：　福田勝洋（室積光）
正名僕蔵
竹森千人
丸山智己
宮本武士
前田健
前田公輝
斉藤光香
成田さほ子
伊藤修子
山根和馬
碓井英司
丸尾丸一郎
末永賢
丹羽篤志
加藤マサキ
古澤蓮
クレメント・アダムソン
Coya-G
カリスマカンタロー
梨本泰生
田鍋謙一郎
吉田成清
轟光
月船さらら
桜井美紀
益子梨恵
板倉チヒロ
鮎貝健
佐藤寛子
榎譲治
荒谷清水
芹澤セリコ
代田正彦
澤純子
春香
川手大輝
熊井幸平
川内崇
高濱正明
阿部亮平
森一季
片山彰太
中西聡
谷隆次
清水宏
銀二
佐藤健吾
原宿ゴリラ
足立洋介
砂塚貴彦
鮎名太郎
相京寿和
米倉沙知
谷口明彦
村越優子
山之内龍
松田麗
高崎史人
岩田有司
吉田卓郎
岩村道哲
丸山裕征
山田ひとし
影山孝
佐伯恵
玉木貴司

森雄貴
河原俊安
木野裕哉
佐藤正光
坂本七秋
小林雄介
阿部和明
蓮見洋介
曳地彩枝里
堀正彦
松久玲子
山田健裕
豊永健太郎
小畑佑太
多賀谷知嗣
神田圭
中野智幸
山口和樹
内藤恵子
森山貴明

吉川恵理

石田孝
草間唯
朱里
井上良子
阿部由美子
新山博子

武田美香
古野陽子

長野博成
宮川佐恵子
石上亮
竹内昌之

高野真一郎
平野春香
野村ゆうと

古田千洋
岸田良介
杉山弘子
大掛裕貴
荻野貴継
村上俊之
柏村栄行
八木雄一郎
土井佑馬
峰村つよし
遠藤宏至
中川大輔
古川奈穂
前田貴司
須田生次
山口和也
高信翔
川渕啓一郎
池田豊
山本幹夫

白石知子
唐木浩二

松本愛
赤坂美穂
東ななえ

丘野沙希

馬場裕一
小川ゆきこ
佐藤栄子

渡辺厚美
式守裕子

松尾淳哉
貝賀洋介
田邊宗歩
関根涼子

依田攝雄
原夏木
紺野慧
高田涼子
大坪洋一郎
服部明子
梅田智晃
宮沢留衣
横田順平
大塚侑平
保田博
竹内有香
今西幸司
須賀夏未
藤拓也
春山大樹
栗原敏明
西尾雅司
岩間一弥
田村幸士
豊田雄次
坂本静香
声沼真吾
仲村雪
古林隆弘
小沢綾子
吉川薫
漆間義春
仲村葵
ホリケン。
菊池由香
細貝太郎
溝呂木聖
木崎未央
福田聖子
伴千明
土屋麻里
仁瓶あすか
天野めぐみ
かねこあずみ
栗原沙織
二階堂裕美
保坂麻穂
平野賢
小柴昭夫
村上麗奈
江藤守弘
津田いずみ
関谷さとみ
森谷綾音
浅間伸一郎
升水悠貴
大塚明日香
八巻範彰
能登谷祐治
柳原めぐみ
増田修一