『 シークレット・チルドレン 』 (原題:The Secret Children) は、2014年に製作されたアメリカ・日本共作映画。
近未来を舞台に、新しい大統領となった独裁者の方針で、かつて人口増加のために誕生したクローン人間シークレット・チルドレンの廃絶計画が進行する中で迫害されるクローンたちの生き残りをかけた壮絶な生き様を描くSF・ヒューマンドラマ。
監督・脚本は、アメリカで映画製作を学び「Lily (2010)」で長編デビューを果たした中島央。
撮影は「女体銃 ガン・ウーマン (2014)」の今井俊之。
出演は、あまり馴染みのないオーガスト・コリエルやアリ・デ・ソーサ、「Son of Sam (2008)」「Nightstalker (2009)」「Absolute Evil (2009)」「Apart (2010)」「愛しのMILF(ミルフ) 恋人は親友のママ (2010)」「Rift (2011)」「Reel Evil (2012)」「Bunnyman 2 (2012)」のジェイミー・ベルナデッテ、TVドラマ「クリミナル・マインド FBI行動分析課 シーズン5 (2005)」TVドラマ「跳べ!ロックガールズ メダルへの誓い シーズン1 (2009)」にゲスト出演したサイモン・ソロズなど。
[ 公開日 ]
2014年5月10日 日本公開
2014年5月10日より日本全国ロードショー!!
【 ストーリー 】
そう遠くない未来の先進国X。
36年前、この国で“シークレット・チルドレン”と呼ばれる3万人のクローンが人間の手によって作り出された。
以来、クローンと人間は平和に共存していたが、1年前の政権交代で大統領の座についた独裁者ブルームクイスト(ルイ・デズセラン)が“クローン廃絶運動”を政策として掲げ、事態は一変する。
ブルームクイストは国中にいるシークレット・チルドレンの完全絶滅を目指し“クローン監視委員会”を設立。
監視委員会の捜査官たちは、国中のいたる所に隠れ逃走するクローンを次から次へと発見しては捕獲、冷酷に廃絶し続けていく。
多くのクローンが無残に殺害される中、セドリック(オーガスト・コリエル)とソフィア(ジェイミー・ベルナデッテ)のクローン・カップルは、レジスタンス活動をしながら、仲間を救出し隠れ家に保護する。
やがて彼らは政府最大の敵となり、シークレット・チルドレンの間で英雄になっていくのだった。
そんな彼らの長年の親友である人間のマックス(アリ・デ・ソーサ)は、スポンサーとして彼らの活動を陰から応援。
そして、クローンでありながら人間になる事に強く憧れるギル(サイモン・ソロズ)、逃走生活に強い迷いを感じ始めるクローンの夫婦・ベン(ヴィニー・ダイク)とアンジェラ(マギー・グローブ)、独自のやり方で革命を計画するクローンのランス(マーク・ディポリット)、人間の振りをしてただやり過ごそうとするクローンのカール(アリ・ハースタンド)など、絶滅の危機に瀕したシークレット・チルドレンたちは、それぞれの想いを抱え、最後の賭けに乗り出す。
それは生きるためではなく、ただ生き残るための闘いであった・・・。
【 スタッフ 】
監督 : 中島央
脚本 : 中島央
プロデューサー : 中島央 、アラン・ノエル・ヴェガ 、ケリー・コスケラ 、立石賢司
製作総指揮 : 小泉義嗣 、板東浩二
撮影 : 今井俊之
美術 : リカルド・オルタ
編集 : 目見田健
音楽 : 比留間一昭
衣裳デザイン : オータム・レイ 、 エレン・チョウ
キャスティング : クリステル・タバンキュラ
製作 : FOXインターナショナル・チャンネルズ 、NTTぷらら 、アイキャスト
配給 : アーク・フィルムズ
【 キャスト 】
セドリック : オーガスト・コリエル
ソフィア : ジェイミー・ベルナデッテ
マックス : アリ・デ・ソーサ
ギル : サイモン・ソロズ
ブルームクイスト大統領 : ルイ・デズセラン
ベン : ヴィニー・ダイク
アンジェラ : マギー・グローブ
ドミニク : グスタフ・セイジ
カール : アリ・ハースタンド
ジュリエット : エレン・モナハン
エレーヌ : アリーズ・マリー
ランス : マーク・ディポリット
ジョセフ : ギャレット・ワインステイン
リットン上級捜査官 : ダレン・ナッシュ
予告
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TRAILER