『 円卓 こっこ、ひと夏のイマジン 』 （英題：The Round Table） は、2014年6月21日より東宝映像事業部配給にて公開される日本映画。
大阪の団地に暮らす、家族の温かなまなざしに包まれながらも、いつも不満だらけで、孤独に憧れている8人家族の末っ子、小学3年生の少女がひと夏の経験を通して成長していく姿を、笑いや涙を交えて描くドラマ。
原作は、文藝春秋の「別冊文藝春秋」にて2010年9月号・11月号・2011年1月号に連載された西加奈子の小説「円卓」。
監督は「OPEN HOUSE (1997)」「Jam Films （ジャム フィルムズ） (2002)」「世界の中心で、愛をさけぶ (2004)」「ユビサキから世界を (2006)」「クローズド・ノート (2007)」「今度は愛妻家 (2009)」「カメリア (2011)」「つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語 (2012)」の行定勲。
脚本は「Seventh Anniversary セブンス アニバーサリー (2003)」「世界の中心で、愛をさけぶ (2004)」「春の雪 (2005)」「クローズド・ノート (2007)」「今度は愛妻家 (2009)」「つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語 (2012)」の伊藤ちひろ。
撮影は「玩具修理者 (2001)」「Jam Films （ジャム フィルムズ） (2002)」「ハヴァ、ナイスデー (2006)」「Little DJ 小さな恋の物語 (2007)」「ランウェイ☆ビート (2010)」「ほしのふるまち (2011)」「つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語 (2012)」「オー!ファーザー (2013)」の福本淳。
音楽は「ＧＯ (2001)」「Jam Films （ジャム フィルムズ） (2002)」「世界の中心で、愛をさけぶ (2004)」「暗いところで待ち合わせ (2006)」「クローズド・ノート (2007)」「THE CODE／暗号 (2008)」「セカンドバージン (2011)」「おしん (2013)」のめいなCo.（めいなこーぽれーしょん）。
主演は、本作が映画単独初主演作となる「半分の月がのぼる空 (2009)」「告白 (2010)」TVドラマ「マルモのおきて (2011)」「のぼうの城 (2011)」「うさぎドロップ (2011)」TVドラマ「ビューティフルレイン (2012)」「ライアーゲーム -再生- (2012)」「パシフィック・リム (2013)」の芦田愛菜。
共演は、TVドラマ「夫婦善哉 (2013)」「思春期ごっこ (2014)」の青山美郷、TVドラマ「正義の味方 (2008)」「ごくせん THE MOVIE (2009)」「私の優しくない先輩 (2010)」「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら (2011)」TVドラマ「もう一度君に、プロポーズ (2012)」「人狼ゲーム (2013)」「キカイダー REBOOT (2014)」の入江甚儀、アイドルグループ“関ジャニ∞”のメンバーでTVドラマ「歌のおにいさん (2009)」TVドラマ「フリーター、家を買う。 (2010)」「ワイルド７ (2011)」TVドラマ「ストロベリーナイト (2012)」TVドラマ「O-PARTS オーパーツ (2012)」「エイトレンジャー (2012)」TVドラマ「泣くな、はらちゃん (2013)」「エイトレンジャー２ (2014)」の丸山隆平、「ガメラ３ 邪神＜イリス＞覚醒 (1999)」TVドラマ「救命病棟２４時 （第１期） (1999)」「世にも奇妙な物語 映画の特別編 (2000)」TVドラマ「ＨＥＲＯ (2001)」「笑の大学 (2004)」「容疑者 室井慎次 (2005)」TVドラマ「怪物くん (2010)」TVドラマ「ダーティ・ママ！ (2012)」TVドラマ「戦力外捜査官 (2014)」の八嶋智人、TVドラマ「愛はどうだ (1992)」TVドラマ「屋根の上の花火 (1993)」「ドライビング・ハイ！ (1993)」「モスラ (1996)」「モスラ２ 海底の大決戦 (1997)」「ユキエ (1997)」「モスラ３ キングギドラ来襲 (1998)」「スープ ～生まれ変わりの物語～ (2012)」TVM「黒い十人の黒木瞳 III (2013)」の羽野晶紀、「日本沈没 (1973)」TVドラマ「北の国から (1981)」「火宅の人 (1986)」「長崎ぶらぶら節 (2000)」「化粧師 KEWAISHI (2001)」「ホームレス中学生 (2008)」「これでいいのだ!! 映画★赤塚不二夫 (2010)」「エクレール～お菓子放浪記 (2011)」のいしだあゆみ、「王将 (1962)」「三匹の侍 (1964)」「天城越え (1983)」「帝都物語 (1988)」「ＺＩＰＡＮＧ ジパング (1990)」「ピストルオペラ (2001)」「あずみ２ Death or Love (2004)」「GOEMON (2008)」「十三人の刺客 (2010)」「忍たま乱太郎 (2011)」「永遠の０ (2013)」の平幹二朗など。
2014年6月21日より全国ロードショー！
【 ストーリー 】
小学3年生の渦原琴子“こっこ”（芦田愛菜）は、大阪の狭い団地に家族と8人暮らし。
父親の寛太（八嶋智人）、母の詩織（羽野晶紀）、祖父の石太（平幹二朗）、祖母の紙子（いしだあゆみ）、そして三つ子の姉・理子、眞子、朋美（青山美郷：三役）と毎日、食事時に大きな円卓をみんなで囲んでいた。
好奇心旺盛な彼女は、気になった言葉や初めて知ることなどを、“じゃぽにか（＝ジャポニカ自由帳）”に書き留めて大事にしていたが、ある時、そのノートを紛失。
実は、姉の朋美が祖母への誕生日プレゼントとして、“じゃぽにか”の表紙にあるグロテスクな蟻を刺繍するために、こっそり拝借していたのだった。
こっこの一番の仲良しは、隣に暮らす吃音のクラスメイト、ぽっさん（伊藤秀優）。
“普通”が嫌いで、他人と違うことが“かっこええ！”と考えるこっこは、ぽっさんだけでなく、様々なクラスメイトを憧れの眼差しで見つめる。
ものもらいで眼帯を着用した香田めぐみ（草野瑞季）から親がベトナムの“ボートピープル”だったゴックん（野澤柊）、突然の不整脈で倒れた在日韓国人の朴くん（古谷聖太）まで・・・。
そんなこっこを、担任教師のジビキ（丸山隆平）は優しく見守っていた。
ある日こっこは、母が新しい子どもを身籠ったことを知るが、喜びに沸く家族の中、1人だけ全く喜べない。
悩むこっこにぽっさんは告げる。
「う、嬉しなかったら、よ、喜ばんでも、ええ。」
そんな2人に、祖父・石太は英語の“イマジン（＝IMAGINE）”という言葉を教える。
想像すること、相手がどう思うか、友達がどう思うか・・・。
それが“いまじん”。
2人はこの言葉を深く胸に刻む。
そして、待ちに待った夏休み。
こっこはぽっさんと一緒に、学校のウサギの散歩をしたり、夏休みの自由研究で蚊に血を吸わせたりと忙しい日々。
だが、お墓参りに行くことになったぽっさんと別れたこっこに、この夏最大のピンチが訪れる・・・。
【 スタッフ 】
監督 ： 行定勲
プロデュース 三好順作 木村尚美
原作 ： 西加奈子 『円卓』 （文藝春秋刊）
脚本 ： 伊藤ちひろ
製作 ： 小石川伸哉 本田正男 山本晋也 森岡宣喜 永井靖 窪田邦倫 徳永眞一郎 大田圭二 水口昌彦 和崎信哉
エグゼクティブプロデューサー ： 藤門浩之 吉澤貴洋
プロデューサー ： 古賀俊輔 倉田泰輔
協力プロデューサー ： 湊谷恭史
撮影 ： 福本淳
照明 ： 市川徳充
録音 ： 伊藤裕規
音響効果 ： 岡瀬晶彦
美術 ： 相馬直樹
装飾 ： 田中宏
編集 ： 今井剛
音楽 ： めいなCo. （めいなこーぽれーしょん）
衣装 ： 高橋さやか
ヘアメイク ： 倉田明美
キャスティング ： 杉野剛
VFXスーパーバイザー ： 園川励志
ラインプロデューサー ： 大日方教史
小道具 ： 矢野浩加
スクリプター ： 中西桃子
助監督 ： 足立博
制作担当 ： 児嶋冬樹
製作 ： 「円卓」製作委員会
配給 ： 東宝映像事業部
【 キャスト 】
渦原琴子 （こっこ） ： 芦田愛菜
ぽっさん （こっこの親友） ： 伊藤秀優
理子 / 眞子 / 朋美 ： 青山美郷
森上 （理子の彼氏） ： 入江甚儀
ジビキ （こっこの担任） ： 丸山隆平 （関ジャニ∞）
寛太 （こっこの父） ： 八嶋智人
詩織 （こっこの母） ： 羽野晶紀
紙子 （こっこの祖母） ： いしだあゆみ
石太 （こっこの祖父） ： 平幹二朗
香田めぐみ ： 草野瑞季
ゴックん （こっこの友達） ： 野澤柊
幹成海 （こっこの友達） ： 内田彩花
朴圭史 （こっこの友達） ： 古谷聖太
朴くんのお母さん ： 中村ゆり
ぽっさんのお兄さん ： 吉田晴登
石田先生 （ジビキの先輩教師） ： 三浦誠己
竹田富美枝 （ある事件の目撃者） ： 谷村美月
鼠人間 （謎の鼠色の全身タイツ男） ： 森山開次
野次馬 ： 浜村淳
みどりのおじさん ： 川藤幸三
リポーター ： タージン
予告
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円卓 こっこ、ひと夏のイマジン （2014） ～ 邦画 ドラマ ～
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