エリン・ブロコビッチ（2000）　～　洋画　ドラマ　～

『エリン・ブロコビッチ』（原題：Erin Brockovich）は、2000年に製作されたアメリカ映画。
アメリカ西海岸を拠点とする大手企業PG&Eを相手に、史上最大級の集団訴訟に勝利し史上最高額の和解金を勝ち取ったエリン・ブロコビッチの半生を描くヒューマン･ドラマ。
監督は「セックスと嘘とビデオテープ (1989)」「オーシャンズ１１ (2001)」「ソラリス (2002)」「フル・フロンタル (2003)」「チェ　28歳の革命 (2008)」「エージェント・マロリー (2011)」「マジック・マイク (2012)」のスティーヴン・ソダーバーグ。
脚本は、アニメ「ポカホンタス (1995)」「エバー・アフター (1998)」「２８DAYS（デイズ） (2000)」「イン・ハー・シューズ (2005)」「恋は突然に。 (2006)」「シャーロットのおくりもの (2006)」「路上のソリスト (2009)」のスザンナ・グラント。
撮影は「マザー (1982)」「ハートに火をつけて (1989)」「スウィート・ノベンバー (2001)」「エデンより彼方に (2002)」「マザー・テレサ／母なるひとの言葉 (2004)」「アイム・ノット・ゼア (2007)」「COLLAPSE (2010)」のエドワード・ラックマン。
音楽は「ロストボーイ (1987)」「フライド・グリーン・トマト (1991)」「ショーシャンクの空に (1994)」「グリーンマイル (1999)」アニメ「ファインディング・ニモ (2003)」アニメ「ウォーリー (2008)」「アジャストメント (2011)」「007 スカイフォール (2012)」のトーマス・ニューマン。
主演は「プリティ・ウーマン (1990)」「ペリカン文書 (1993)」「陰謀のセオリー (1997)」「ノッティングヒルの恋人 (1999)」「オーシャンズ１１ (2001)」「フル・フロンタル (2003)」「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー (2007)」「幸せの教室 (2011)」「白雪姫と鏡の女王 (2012)」のジュリア・ロバーツ。
共演は「オリエント急行殺人事件 (1974)」「ミラーズ・クロッシング (1990)」「トラフィック (2000)」「オーシャンズ１２ (2004)」「アメイジング・グレイス (2006)」「ボーン・アルティメイタム (2007)」「007 スカイフォール (2012)」のアルバート・フィニー、「エニイ・ギブン・サンデー (1999)」「ペイチェック　消された記憶 (2003)」「ザ・コア (2003)」「ブラック・ダリア (2006)」「ダークナイト (2008)」「世界侵略：ロサンゼルス決戦 (2011)」「エンド・オブ・ホワイトハウス (2013)」のアーロン・エッカー、「オールウェイズ (1989)」「沈黙の断崖 (1997)」「スピーシーズ／種の起源 (1995)」「スピーシーズ２ (1998)」「Ｍｒ．ブルックス　完璧なる殺人鬼 (2007)」「ファイナル・ミッション (2008)」TVドラマ「ＣＳＩ：　科学捜査班 (2000～2012)」のマージ・ヘルゲンバーガー、「ジュリアン・ポーの涙 (1997)」「クレイドル・ウィル・ロック (1999)」「ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密 (2002)」「サイン (2002)」「ヴィレッジ (2004)」「愛する人 (2009)」「ニューイヤーズ・イブ (2011)」のチェリー・ジョーンズ、「Ｅ.Ｔ. (1982)」「白と黒のナイフ (1985)」「殺しのアーティスト (1991)」「スフィア (1998)」「ファム・ファタール (2002)」「バタリアン４ (2005)」「ラスト・トリック (2010)」のピーター・コヨーテなど。

［　公開日　］

2000年3月14日　アメリカ初公開
2000年3月17日　アメリカ公開
2000年4月6日　ドイツ公開
2000年4月7日　スペイン公開
2000年4月7日　イギリス公開
2000年4月13日　オーストラリア公開
2000年4月14日　イタリア公開
2000年4月26日　フランス公開
2000年5月4日　香港公開
2000年5月4日　韓国公開
2000年5月27日　日本公開
2000年12月1日　アメリカ Los Angeles, California 再リリース
2000年12月1日　アメリカ New York City, New York 再リリース
2001年2月23日　スペイン再リリース
2001年3月8日　ドイツ再リリース

【　ストーリー　】

カリフォルニア州モハベ砂漠の小さな町。
エリン（ジュリア・ロバーツ）は元ミス・ウィチタの美貌ながら、離婚歴2回、3人の子持ちながら無職。
職探しに出て採用面接の帰り、追突事故に巻き込まれた彼女は、引退を控えた弁護士エド（アルバート・フィニー）に裁判の弁護を依頼するも和解金を取り損ねた。
職もなく貯金も尽きかけた彼女はエドの法律事務所へ押しかけ、強引に彼のアシスタントとして働き始める。
書類整理中、彼女は不審なファイルを見つける。
不動産売却の書類になぜか血液検査の結果が添付されていたのだ。
孤軍奮闘して調査した結果、大企業の工場が有害物質を垂れ流しにしている事実を突き止める。
病に苦しむ住民たちを目の当たりにしたエリンは、気乗りしない住民たちを訴訟に持ち込むよう説得に回る。
その後、及び腰だったエドも本格的にその問題を担当。
また彼女の隣りに住むバイク野郎ジョージ（アーロン・エッカート）が3人の子供の面倒を見てくれる主夫として私生活面をサポート。
地道な活動が住民たちの共感を呼び、信頼を集めるようになる。
ついには執念で600人以上もの署名を集め、交渉の場へと向かうのだった・・・。

【　余談　】

主演のジュリア・ロバーツの演技は絶賛され第73回アカデミー賞をはじめ、ゴールデングローブ賞主演女優賞（ドラマ部門）、英国アカデミー賞主演女優賞、ナショナル・ボード・オブ・レビュー主演女優賞、全米映画俳優組合賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞女優賞など数多くの賞を受賞している。

【　スタッフ　】

監督：　スティーヴン・ソダーバーグ
脚本：　スザンナ・グラント
製作：　ダニー・デヴィート、マイケル・シャンバーグ、ステイシー・シェア
製作総指揮：　ジョン・ハーディ、ガーラ・サントス・シャンバーク、ゲイル・ライオン
撮影：　エドワード・ラックマン
音楽：　トーマス・ニューマン
編集：　アン・V・コーツ
美術／プロダクションデザイン：　フィリップ・メッシーナ
衣装デザイン：　ジェフリー・カーランド
キャスティング：　マージェリー・シムキン
アートディレクション：　クリスタ・マンロー
セット制作：　クリステン・トスカーノ・メッシーナ
視覚効果（Visual Effects）：　キャロル・カウリー、マーク・テイト・ルイス、ジェイソン・ピッチォーニ、コリンヌ・プーラー、トーマス・J・スミス、フレッド・ヒメネス、Serena Rainbow Naramore　、Tom Zils　、Vincent Lavares　、Louis Schwartzberg
特殊効果（Special Effects）：　ヴェルナー・ハーンレイン、ケヴィン・ハニガン　、ウィリアム・D・ハリソン　、ケネス・ヴァン・オーダー
メイク：　スーザン・A・カブラル、ケン・ディアス、Bonnie Clevering　、Richard Dean　、Bernard Gough　、Deborah Mills-Whitlock　、Norman Page　、Michelle Weiss　、Anthony Wilson　、Gary Archer
謝辞：　パメラ・デュモン、ニキ・アリン・グロッソ　、ウォルター・J・ラック　、Thomas V. Girardi　、Chris Lord-Alge
日本語字幕：　古田由紀子

【　キャスト　】

エリン・ブロコビッチ：　ジュリア・ロバーツ
エドワード・L・マスリー：　アルバート・フィニー
ジョージ：　アーロン・エッカート
ドナ・ジェンセン：　マージ・ヘルゲンバーガー
チャールズ・エンブリー：　トレイシー・ウォルター
パメラ・ダンカン：　チェリー・ジョーンズ
カート・ポッター：　ピーター・コヨーテ
ヴィエンヌ・コックス
スコッティ・リーヴェンワース
マイケル・ハーネイ
ジーナ・ガレゴ
ウェイド・アンドリュー・ウィリアムズ
シーラ・ショウ
ミミ・ケネディ
デヴィッド・ブリスビン
ヴァレンテ・ロドリゲス
コンチャータ・フェレル
ジョージ・ロッキー・サリヴァン
パット・スキッパー
ジャック・ギル
アイリーン・オルガ・ロペス
エミリー・マークス
ジュリー・マークス
ジェメンヌ・デ・ラ・ペーニャ
アディラ・バーンズ
ロン・アルトメア
ランディ・ロウエル
ジェイミー・ハロルド
サラ・アシュレイ
スカーレット・ポマーズ
T・J・サイン
ジョー・クレスト
メレディス・ツィンナー
ウィリアム・ラッキング
スコット・ソワーズ
クリスティナ・マロタ
コーデリア・リチャーズ
アシュレイ・ピメンタル
ブリタニー・ピメンタル
ラリー・マルティネス
ジャッジ・ルロイ・A・シモンズ
ドン・スネル
マイケル・シャンバーグ
ロナルド・E・ハリストン
スコット・アレン
マシュー・キンブロー
ジェイソン・セルバンテス
マイク・マローン
ノーマ・マルドナード
トム・タンジェン
ジュリー・ワグナー
Dawn Didawick
Irina V. Passmoore
Charles John Bukey
レストランのウェイトレス：　エリン・ブロコビッチ=エリス（特別出演）