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南風 (2014) ~ 邦画 ドラマ ~

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『 南風 (なんぷう) 』 は、2014年7月12日よりビターズ・エンド配給にて公開される日本・台湾合作映画
日本の26歳のファッション誌編集者の女性と、モデルになることを夢見る16歳の台湾人の少女が、自転車での旅を通して成長していく姿を描くサイクリングロードムービー。
監督は「君が元気でやっていてくれると嬉しい (1995)」「楽園 (1998)」TVドラマ「私立探偵 濱マイク (2002)」「帰郷 (2004)」WEB「探偵事務所5″ (2005)」「神童 (2006)」「コドモのコドモ (2008)」の萩生田宏治。
脚本は、映画脚本・テレビドラマの脚本、「天使のなみだ。」(集英社/漫画:長谷瑠依)、「Brush UP!」(集英社/漫画:上森優)などのマンガ原作や、「君に会いたい―恋愛短篇小説集」 (リンダブックス)収録「こぼしたミルクを嘆いても無駄ではない」、「君を忘れない―恋愛短篇小説集」(リンダブックス)収録「君を忘れない」、「すごい恋愛」(リンダブックス)収録「板さんの恋」、「恋は、しばらくお休みです。―恋愛短篇小説集」(リンダブックス)収録「ゆりちゃんを殺しに」などの小説も手掛けている荻田美加。
撮影は「セラフィムの夜 (1996)」「CAT'S EYE キャッツ・アイ (1997)」「式日-SHIKI-JITSU- (2000)」「ウォーターボーイズ (2001)」「SUMMER NUDE サマーヌード (2002)」「石井のおとうさんありがとう (2004)」「幽閉者 テロリスト (2006)」「こまどり姉妹がやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ! (2009)」「オース!バタヤン (2013)」の長田勇市。
音楽は、本作で初めて映画音楽を手掛ける東川亜希子(Vo&P)と神谷洵平(Dr)のニューフォークロアユニット“赤い靴”。
主演は「怪談新耳袋 劇場版 幽霊マンション (2005)」「ネコナデ (2008)」「ボーイズ・オン・ザ・ラン (2009)」「スイートリトルライズ (2010)」「阪急電車 片道15分の奇跡 (2011)」「横道世之介 (2012)」「ねこにみかん (2013)」「劇場版 東京伝説 歪んだ異形都市 (2014)」の黒川芽以。
共演は「九月に降る風 (2008)」「台北に舞う雪 (2009)」のテレサ・チー(チー・ペイホイ)、「リリイ・シュシュのすべて (2001)」「花とアリス (2004)」「夜のピクニック (2006)」「恐怖 (2009)」「心中天使 (2010)」「家族X (2011)」「HOMESICK (2012)」「遠くでずっとそばにいる (2013)」の郭智博など。


2014年7月12日(土)より、シネマート新宿ほか全国順次ロードショー!





【 ストーリー 】

旅の始まり [台北]

私、風間藍子(黒川芽以)は東京の出版社で働く26歳。
最近彼氏を年下の女に奪われ、さらに大好きだったファッション誌の編集から地味な単発の企画担当へ飛ばされ、まさに仕事も恋愛も崖っぷち状態。
4日後に日月潭(リーユエタン)で元プロサイクリスト植村豪が主催するサイクリングイベントの取材のため台湾へやってきた。
頼れる先輩・由貴さん(シュ・エイセイ)に取材を手伝ってもらうつもりでいたら、会ったらまさかの妊娠中!
中国語も話せないし、これからどうしよう・・・そんな時、レンタサイクルのために立ち寄った自転車屋で出会ったのが、ファッションモデルを夢見る高校生の少女・トントン(テレサ・チー)。
その子の顔を見てびっくり!
だって元彼を奪った女に瓜二つだったから・・・しかもこの子、私のガイドをしたいと言い出した。
内心かなり不満だけど、由貴さんに頼れない今、背に腹は代えられない。
トントンは妙に浮かれてる。
こうして、私とトントンは日月潭に向けて出発した・・・。



1日目 [九份 (キューフン)]

出発したものの、ママチャリを借りたことを早速後悔している私。
そんな私を「おばさんに負けるかぁ!」とクロスバイクでラクラクと追い抜いていくトントン。
レンタル代ケチらなければ良かった~!
トントンに勧められて、冷たい芋餅に、ちょっとピリ辛な素腰花(スーヤオファ)など初めて目にする台湾の食べ物に下鼓。
景色を写真におさめようとカメラを構えると、ポーズをとったトントンが勝手にフレームイン。
「ちょっと何やってんの?」「可愛いモデルがいるほうが絵になるでしょ」てトントンってばすっかりモデル気取り!!



夜 [基隆(キールン)港]

明日の取材準備で手帳を開くと元彼とのツーショット写真が出てきた。
そして私と同じ部屋にいま、元彼を奪った女と同じ顔の子がいる・・・なんか無性に腹が立ってきた!
ふと見ると、大量の洋服を広げてトントンが明日の服を選んでる。
それを見てたら、ついつい元ファッション誌のエディター魂に火がついて、一夜限りのファッションショーに!
無邪気に私の選んだ服を着てみせるトントン。
そうしているうちに、昔を思い出してしまった。
あの頃の私は今より輝いていたし、仕事にやりがいを感じてたな・・・。
「東京ってどんな所?」と聞くトントンに「何もないよ、自分が自分でなくなっちゃうんだから・・・」って、つい冷たく答えちゃった。

2日目 [冨貴角灯台(フーグジャオ)]

昨日の夜から、トントンとちょっと気まずい雰囲気。
すると、さっきまで晴れてたのに突然の大雨!
慌てて休憩所の軒下で雨宿り。
トントンを見たら、全身びしょ濡れ。
見かねてタオルで頭を拭いて、荷物も半分持ってあげたら「謝謝(ありがとう)」と小さくお礼を言われた。
なんだ、生意気だと思ってたけど意外に素直なところもあるじゃん。
写真を撮っている私たちの前を、サイクリストの集団が通り過ぎた。
するとトントンが急に「かっこいい~」と言いながら走り出した!
「イ、イケメン!?」と私も慌てて追いかける。
そしたら、あ、あれ? ブレーキが効かない!?
私の自転車はトントンを追い越し、猛スピードで坂道を下っていき、そのまま草むらに大転倒!
なのに、トントンてば私よりも、洋服の心配ばかり。
口喧嘩している私たちを、誰かが見て笑ってる。
見上げると、そこにはイケメンのサイクリスト・ユウ(コウ・ガ)が立っていた。





[淡水(タンシュエ)]

ユウの提案で壊れた自転車を修理するため、3人で連絡船に乗り込んだ。
トントンったらすっかりユウにべったり。
仕事しつつも、2人のことが気になって仕方ない・・・。
ユウのおかげで、新しい自転車も手に入れることができた。
ここでユウとお別れ?!と思った私、「良かったら台湾のガイドをしてくれない?」とお願いしてみたら、まさかのOK!
こうして、新たにユウも加わって3人で日月潭を目指すことになった。



[新北(シンペイ)17キロサイクリングロード]

借り直したクロスバイクはママチャリと違ってすごく速い!
風を切って走るのが気持ちいい~!
ユウの勧めで、展望台に上ると、ユウが靴ズレしたトントンに応急処置をしてあげてる。
自分の足を見たら、特に異常なし。
ちょっとトントンが羨ましい・・・。



[永安(ヨンアン)漁港]

取材しながらも、トントンのユウへの媚びる姿がどうも鼻につく。
「ちょっとは恥じらいってもんがないの?ブス!」
「ブス? 私のモチモチ肌をねたんでるのね!」
そんな2人の姿に、さすがのユウも呆れ顔。

[台中(タイジョン)]

その夜、突然ユウからデートの誘い!
近くの夜市に出かける。
ユウから誘ってくれるなんて・・・2人きりのチャンス!と浮かれたのか、ついつい悪酔いして、私ってばユウに絡みっぱなし。
言葉は分からないからいいやと、告白まがいのことまで言っちゃう始末。
これでトントンよりも一歩リード!?

3日目 [竜謄断橋跡]

目の前に広がる絶景を前にして、これまで文句ばっかり言ってた自分が急に恥ずかしくなった。
自然に涙が出てきて「どうやったらこういうのをうまく文章で伝えられるんだろう。私、まだまだだね・・・」と自分の気持ちをユウに言うものの、それがちゃんと伝わらないことがもどかしい・・・。



[天后宮]

お祭りの最中、大量の爆竹が鳴り響いている。境内で、真剣な表情で手を合わせているトントン、あまりに真剣だったから、ついついシャッターを切っちゃった。

[鹿港(ルーガンジェン)・九曲巷]

細い路地で曲がりくねったレンガ道、九曲巷。
気がついたらみんなそれぞれはぐれちゃった!
どこを通っても同じような景色で、みんななかなか見つからない。
路地に突然現れた占い師に出会うユウ。
「迷っているなら、流れに身を任せればいい・・・人生は旅だ。目的などない」と意味深な言葉を告げられる。
一方その頃、健南もトントンを探しに九曲巷まで追いついてきていた・・・。
順調に旅も進み、いよいよ日月潭もすぐそこ!
そんなとき、1人のサイクリストが私たち3人を追い抜いた。
目の前にいたのは、まさかの植村豪!
こうして、ゴウも加わって4人でゴールの日月潭へラストスパート!!

[日月潭(リーユエタン)]

ついに、念願の日月潭に到着!!
「で、この後どうするの?」ゴウがユウに尋ねる。
ゴウは、プロサイクリストを夢見ていたユウのために東京のサイクリングチームを紹介していたのだ。
「やっぱり俺、プロでやっていく自信はない」と弱気なユウ。
「お前ならやれるよ」とゴウは優しくたしなめる。
私とトントン、ユウ、ゴウ。
それぞれが夢や将来を思いながら、日月潭の夜がふけていく・・・。



1年後 [愛媛県・しまなみ海道]

それから1年・・・愛媛県松山市。
有名な道後温泉や松山城がみえる通りをトントンが歩いてゆく。
今治のしまなみ海道では大がかりな台日交流のサイクリングフェスタが行われている。
村上水軍の太鼓ととともに飛び出してい くプロレイサーたち。
海峡にかかる巨大な橋、「天空の道」とも呼ばれる来島海峡大橋をいくつもの自転車が通り抜けていく。
今治を出発して、この大橋を通り、広島へ向かうしまなみ海道はいまや世界中のサイクリストあこがれの土地と言える。
この地で、藍子とトントンは再会する・・・。







【 スタッフ 】

監督 : 萩生田宏治
脚本 : 荻田美加
エグゼクティブプロデューサー : 大和田廣樹 、ワン・シーション
ゼネラルプロデューサー : 狩野善則
プロデューサー : 朱永菁 、范健祐
共同プロデューサー : ハン・ジェンユー
撮影 : 長田勇市
録音 : 小宮元
音響効果 : 西条博介 、加藤詩織
美術 : 趙文山
音楽 : 赤い靴
編集 : 太田義則
衣装 : 板谷匡訓 、林夢薇 、黄郁晴
ヘアメイク : 宮崎智子 、伍俊芝
カラリスト : 関谷和久
ラインプロデューサー : 陳明龍
ロケーションマネージャー : 黄作炎
助監督 : 近藤有希 、栗本慎介 、李孔尉
現場管理 : 廖志成
スチール : 長田乃重
美術協力 : 磯見俊裕 、蓮池あゆ
企画協力 : 張馨文 、三宅優 、森永あい
配給 : ビターズ・エンド



【 主題歌 】

『 SUMMER BOOK 』

歌 : 赤い靴



【 キャスト 】

風間藍子 : 黒川芽以
トントン : テレサ・チー
ユウ : コウ・ガ
ゴウ : 郭智博
ザック・ヤン
佐々木大介
朱永菁
紀培安
李鳳新
周庭安



予告編
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