もうひとりのシェイクスピア（2011）　～　洋画　歴史劇・ミステリー・ドラマ　～

『もうひとりのシェイクスピア』（原題：Anonymous）は、2011年に製作されたイギリス・ドイツ映画。
史上最高の劇作家と呼ばれながら、その生涯が謎に包まれているウィリアム・シェイクスピアの諸作にまつわる“作者別人説”をモチーフに、時代に翻弄された男の運命を描く歴史ミステリー。
監督は「スペースノア (1983)」「ユニバーサル・ソルジャー (1992)」「スターゲイト (1994)」「インデペンデンス・デイ (1996)」「ＧＯＤＺＩＬＬＡ　ゴジラ (1998)」「パトリオット (2000)」「デイ・アフター・トゥモロー (2004)」「２０１２ (2009)」「ホワイトハウス・ダウン (2013)」のローランド・エメリッヒ。
脚本は、TVドラマ「バンド・オブ・ブラザース (2001)」「マイティ・ハート／愛と絆 (2007)」アニメ「ガフールの伝説 (2010)」のジョン・オーロフ。
撮影は「エル・コロナド秘境の神殿 (2003)」「ホワイトハウス・ダウン (2013)」のアンナ・Ｊ・フォースター。
音楽は「ザ・ブレイク (1996)」「１３Ｆ (1999)」「デイ・アフター・トゥモロー (2004)」「エイリアンＶＳ. プレデター (2004)」「ドレスデン、運命の日 (2006)」「紀元前１万年 (2008)」「２０１２ (2009)」のハラルド・クローサーと、TVM「アリ／栄光への軌跡 (2000)」TVM「クルセイダーズ (2001)」TVM「キング・オブ・ザ・ヴァンパイア (2002)」TVM「ストーム・シティ (2006)」「ドレスデン、運命の日 (2006)」「紀元前１万年 (2008)」「２０１２ (2009)」のトーマス・ワンカー。
主演は「ツイン・タウン (1997)」「ノッティングヒルの恋人 (1999)」「シッピング・ニュース (2001)」「ハンニバル・ライジング (2007)」「ミスター・ノーバディ (2009)」「ハリー・ポッターと死の秘宝　ＰＡＲＴ１ (2010)」「アメイジング・スパイダーマン (2012)」のリス・エヴァンス。
共演に「欲望 (1966)」「オリエント急行殺人事件 (1974)」「ウェザビー (1985)」「愛と精霊の家 (1993)」「１７歳のカルテ (1999)」「いつか眠りにつく前に (2007)」「ジュリエットからの手紙 (2010)」「英雄の証明 (2011)」のヴァネッサ・レッドグレイヴ、「ホテル・ニューハンプシャー (1984)」「嵐の中で輝いて (1992)」「１０１ (1996)」「イベント・ホライゾン (1997)」「マリー・アントワネットの首飾り (2001)」「ドラゴン・タトゥーの女 (2011)」「レッド・ライト (2012)」のジョエリー・リチャードソン、「ブルーム (1988)」「ネイキッド (1993)」「ドラゴンハート (1996)」「タイムライン (2003)」「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (2004)」「キングダム・オブ・ヘブン (2005)」「オーメン (2006)」「ロンドン・ブルバード　-LAST BODYGUARD- (2010)」「戦火の馬 (2011)」のデヴィッド・シューリスなど。

［　公開日　］

2011年9月11日　カナダ Toronto International Film Festival
2011年10月28日　カナダ limited）
2011年10月28日　イギリス
2011年10月28日　アメリカ limited
2011年11月4日　カナダ
2011年11月10日　ドイツ
2011年11月11日　スペイン
2011年11月17日　ロシア
2011年11月18日　イタリア
2012年1月4日　フランス
2012年2月2日　香港
2012年2月25日　日本 Yubari International Fantastic Film Festival
2012年12月22日　日本

【　ストーリー　】

16世紀末。
エリザベス一世統治下のロンドンの街では演劇が盛んになり、市民も貴族も芝居に熱狂していた。
ある日、オックスフォード伯エドワード・ド・ヴィア（リス・エヴァンス）が、サウサンプトン伯（ゼイヴィア・アミュエル）に連れられ、評判の芝居を見にやってくる。
作者はベン・ジョンソン（セバスチャン・アルメストロ）。
鮮やかな芝居に感心するエドワードだったが、芝居の途中でエリザベス一世の宰相、ウィリアム・セシル卿（デヴィッド・シューリス）の兵が現れて上演を中止させ、劇場は大混乱となる。
セシルは、老いたエリザベス(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)の後継にスコットランド王ジェームスを据えようとしていた。
エドワードにとってセシルは義父だが、彼はチューダー朝の王たるべき者が後継であるべきと考えていた。
エドワードが庇護するサウサンプトン伯とともに“エリザベスの隠し子”と噂されるエセックス伯も強力なチューダー朝派で、セシルは彼らをエリザベスから遠ざけようしていた。
16世紀半ば、若きエリザベス（ジョエリー・リチャードソン）は、オックスフォード家に招かれ、エドワードによって書かれた芝居を見る。
それから間もなく父を亡くしたエドワードは、ある密かな理由からセシル卿に引き取られて英才教育を受け、文武に秀でた美しい青年へと成長。
やがてエリザベスはエドワード（ジェイミー・キャンベル・バウアー）を男性として愛するようになる。
女王とエドワードの恋愛に危険を感じたセシルは、エドワードを宮廷から追放。
だがエリザベスはエドワードの子を身ごもっていた。
エドワードはセシルの娘と結婚を強いられ、以来彼は望みを失い、屋敷の書斎に篭ってばかりいる生活を送るようになった。
牢に捕われていたベンを助けたエドワードは彼を自分の屋敷の書斎に招くと、自分が書いた戯曲を君の名で上演して欲しいと申し出る。
エドワードが渡した戯曲は「ヘンリー5世」。
半信半疑で役者たちに戯曲を渡したベンだったが、ローズ座での上演は大好評。
興奮した観客は作者の登場を要求するが、その時、ベンの機を先んじて、芝居に出ていた役者ウィリアム・シェイクスピア(レイフ・スポール)が舞台に進み出て自身が作者であると名乗り出る・・・。

【　スタッフ　】

監督：　ローランド・エメリッヒ
脚本：　ジョン・オーロフ
製作総指揮：　フォルカー・エンゲル、ジョン・オーロフ、マーク・ワイガート
製作：　ローランド・エメリッヒ、ラリー・Ｊ・フランコ、ロバート・レジャー
共同製作：　クリストフ・フィッシャー、クリステン・ウィンクラー、チャーリー・ウォーケン、ヘニング・モルフェンター、Marcus Loges
撮影：　アンナ・Ｊ・フォースター
美術／プロダクションデザイン：　セバスチャン・T・クラウィンケル
音楽：　ハラルド・クローサー、トーマス・ワンカー
編集：　ペーター・Ｒ・アダム
キャスティング：　レオ・デイヴィス、リシー・ホルム
アートディレクション：　ステファン・O・ゲスラー、Sabine Engelberg 、Kim Frederiksen　、Stefan Speth　、Bryce Tibbey
セット制作：　シモン=ジュリアン・ブーシュリー
衣裳デザイン：　リジー・クリストル
視覚効果（Visual Effects）：　アルプ・アルティナー、レーン・ボースト　、ジョン・R・ブラウン　、エリック・D・クリステンセン　、ティム・ダッパー　、フォルカー・エンゲル　、Sandra Balej　、Martin Bohm　、André Cantarel　、Irfan Celik　、Gregory Chalenko　、Jakob Degen　、Ante Dekovic　、Carsten Engel
特殊効果（Special Effects）：　ロルフ・ハンケ、ティル・ハートリッチ、ウーヴェ・レーマン　、ゲルト・フォイヒター　、マーカス・シュミット　、クラウディウス・ローチ　、Nils Bleeck　、Wolfgang Higler 、Gonzalo Outeda Giménez　、Monty Ploch
メイク：　ジェマ・スコット=ノックス=ゴア、Anna Sophie Evenkamp　、Richard Glass　、Dana Kalder 、Julia Lechner 、Heike Merker　、Björn Rehbein　、Helmut Rühl 、Sabine Schumann　、Daniela Skala

【　キャスト　】

オックスフォード伯エドワード・ド・ヴィア：　リス・エヴァンス
エリザベス1世：　ヴァネッサ・レッドグレーヴ
若き日のエリザベス1世：　ジョエリー・リチャードソン
ウィリアム・セシル：　デヴィッド・シューリス
3代目サウサンプトン伯ヘンリー・リズリー：　ゼイヴィア・サミュエル
ベン・ジョンソン：　セバスチャン・アルメストロ
ストラットフォードのウィリアム・シェイクスピア：　レイフ・スポール
初代ソールズベリー伯ロバート・セシル：　エドワード・ホッグ
若き日のオックスフォード伯エドワード・ド・ヴィア：　ジェイミー・キャンベル・バウアー
トマス・デッカー：　ロバート・エムズ
トマス・ナッシュ：　トニー・ウェイ
クリストファー・マーロウ：　トリスタン・グラヴェル
第2代エセックス伯ロバート・デヴァルー：　サム・リード
グローブ座のシェイクスピア俳優：　マーク・ライランス
語り手：　デレク・ジャコビ
ヘレン・バクセンデイル
パオロ・デ・ヴィタ
ジュリアン・ブリーチ
アレックス・ハッセル
ジャスパー・ブリットン
ネッド・デネヒー
ジョン・キーオー
ロイド・ハッチンソン
ティモ・フーバー
リチャード・ダーデン
ショーン・ロートン
デトレフ・ボーズ
ジェイムズ・クライド
クリスチャン・センゲワルト
アクセル・シクロフスキ
ニコラス・ロンム
ヘンリー・ロイド=ヒューズ
クレイグ・ソールズベリー
ヨナス・ハンメルレ
マイク・マース
クリスチャン・レナード
ヨアヒム・ポール・アスボック
B・J・シュレール
ラルフ・テンペル
トマス・ヴラシア
James Garnon
Michael Brown
Vicky Krieps
Paula Schramm
Amy Kwolek
Luke Thomas Taylor
Isaiah Michalski
Jean-Loup Fourure
Victoria Gabrysch
Katrin Pollitt
Patricia Grove
Laura Lo Zito
Gode Benedix
Patrick Diemling
Patrick Heyn
Nino Sandow
Rainer Guldener
Trystan Wyn Puetter
André Kaczmarczyk
Leonard Kinzinger
Christian Banzhaf
Victor Calero
Martin Engler
Alfred Hartung
Oliver Kube
Christian Ludwig
Oliver Rickenbacher
Claudius von Stolzmann
Tjafke Biallowons
Dafne-Maria Fielder
Alexander Flache
Antonia Gerke
Sophie Hichert
Lukas Hötzel
Johannes Keusch
Vera Kreyer
Stefanie Lanius
Urban Luig
Jasmin Mehling
Elisabeth Milarch
Robert Munzinger
Benjamin Plath
Erik Studte
Johann Hakob Wurster
Carsten Berger
Oli Bigalke
Ulrike Brandt
Andreas Frakowiak
Claudia Funke
Hendrik Maaß
Dennis Oestreich
Gesche Picolin
Michael S. Ruscheinsky
Alexander Yassin
Martina Ysker