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リルウの冒険 (2012) ~ 邦画 青春・ファンタジー・ドラマ ~

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『 リルウの冒険 』 (英題:Lilou's Adventure) は、2012年9月21日に「第34回PFFぴあフィルムフェスティバル」にて一夜限り公開、2014年8月23日よりマジックアワー配給にて全国公開される日本映画。
姿を消した友人を探す為、異世界に足を踏み入れる少女の冒険を描くファンタジー・ドラマ。
監督・脚本・撮影は、デビュー作「パーク アンド ラブホテル (2007)」で第58回ベルリン国際映画祭にて最優秀新人作品賞を受賞し、本作が長編第2作目となる「人狼ゲーム (2013)」「人狼ゲーム ビーストサイド (2014)」の熊坂出。
音楽は「チャイナシャドー (1990)」「僕らはみんな生きている (1992)」「旅するパオジャンフー (1995)」「ジュブナイル (2000)」「カミュなんて知らない (2005)」「しんぼる (2009)」「さや侍 (2011)」「キューティー&ボクサー (2013)」の清水靖晃。
主演は、演技経験のまったくない12歳の少女ジャバテ璃瑠と9歳の少女仲村渠さえらが務める。
第6回シネマ・デジタル・ソウル映画祭レッドカメレオン賞(グランプリ)、ブルーカメレオン賞(国際批評家賞)受賞作品。


2014年8月23日(土)<東京>渋谷ユーロスペース、9月<沖縄>那覇・桜坂劇場ほか順次全国ロードショー!





【 ストーリー 】

小学5年生のリルウ(ジャバテ璃瑠)は日本人とギニア人のハーフの少女で、クラスの仲間外れになっていた。
そんなリルウにとってただ一人の友達・こころ(仲村渠さえら)もまた、孤独を感じている。
こころは夜に夢を見る事が出来なくなってから、笑うのを止めてしまった。
リルウはこころに夢と笑顔を取り戻させる決心をするが、こころはいなくなってしまう。
「ふたつそろわないとほんとうの意味がわからない物語がある」という言葉を残して消えたこころを捜して、リルウは裏世界に足を踏み入れる・・・。













≪ スタッフ&キャスト紹介 ≫

・ スタッフ

★ 熊坂出(監督) / Izuru Kumasaka
1975年、埼玉県浦和市生まれ。
立教大学文学部英米文学科卒。
自主映画「珈琲とミルク」がぴあフィルムフェスティバル/PFFアワード2005にて、審査員特別賞・企画賞・クリエイティブ賞のトリプル受賞。
長編初監督作品「パークアンドラブホテル」(’07)が、第58回ベルリン国際映画祭にて日本人初の最優秀新人作品賞を受賞し、自主制作で臨んだ2作目「リルウの冒険」(’12)は、韓国ソウルで開催された第6回シネマデジタルソウルにてレッドカメレオン賞(グランプリ)、ブルーカメレオン賞(国際批評家賞)をダブル受賞。
3作目「人狼ゲーム」(’13)は、新宿武蔵野館ほか全国で公開された。
主なテレビ演出作品に、YTV「ハクバノ王子サマ 純愛適齢期」('13)、NHK-BS宮部みゆき原作「小暮写眞館」('13)、NHK-BS「うたの家 歌人・河野裕子とその家族」('12)、NHK「わたしが子どもだったころスペシャル 指揮者・小沢征爾」('09)がある。
その他、ベネッセ「こどもちゃれんじ」映像を数多く手掛け、短編映画「じかんのじかん」(GRANDSHIP「105人の時間展」、NICO Touches the Wall「かけら-総べての想いたちへ-」PV、テレビ朝日「TRICK3」エンディングタイトルバック、乃木坂46ドキュメンタリー「乃木坂の4人」などを手掛ける。
「リルウの冒険」は、演技経験がない12歳のジャバテ璃瑠と9歳の仲村渠さえらと共に 熊坂監督が織り上げたオリジナルストーリー。
今年2月8日に沖縄桜坂劇場で行われた先行上映は、満員御礼の大盛況。
今夏、渋谷ユーロスペースを皮切りに全国公開予定。
尚、長編第4作も今夏全国公開予定。

★ 清水靖晃(作曲家/サキソフォン奏者) / Yasuaki Shimizu
総合的な音楽制作者として様々な領域で活動を展開。
1983年より「清水靖晃&サキソフォネッツ」名義のプロジェクトを開始。
’85年から’91年にかけて、パリとロンドンに活動拠点を移して3枚のアルバムを録音。
様々なアーティストとのコラボレーションを重ねる。
’90年代後半、J.S.バッハ「無伴奏チェロ組曲」を、独自の解釈に基づきテナーサキソフォンのために編曲し、演奏するという世界初の試みに着手。
この驚くべき試みは、クラシックというジャンルの垣根を越えて高い評価を獲得。
そして’06年、清水を中心とするサキソフォン・クインテットとしてサキソフォネッツを再始動させ、翌年、五音音階作品を収めた「ペンタトニカ」を発表。
’10年には、サキソフォン5本とコントラバス4本の為に編曲したバッハの「ゴルトベルク変奏曲」を初演し、称賛の声が数多く寄せられた。
また、自作品のみならず音楽プロデューサーとしての活動範囲を広げ、実に多様な音楽の制作に関わる。
映像に寄せる関心も強い清水は、’85年のジュリエット・ベルト監督「アーブル」をはじめ、滝田洋二郎監督、柳町光男監督、中野裕之監督、山崎貴監督作品など、映画やマルチメディア作品の音楽を手掛け続けている。
最新作はザッカリー・ハインザーリング監督「キューティー&ボクサー」(’13年)。
清水のサウンドトラックは高評価を得て、シネマ・アイ・オナーズ2014音楽賞を受賞。
さらに本作は第86回アカデミー賞ドキュメンタリー部門にノミネートを果たし、海外メディアからも大きな注目を浴びた。


・ キャスト

★ ジャバテ璃瑠(リルウ) / Lilou DIABATE
1998年東京生まれ。
ギニア人パーカッショニストで吟遊詩人のラミン・ユール・ジャバテと日本人の母の元に生まれ、幼少の頃から両親の海外・国内ツアーに同行。
父親の仕事で熊坂監督と出会い、演技経験は全くなかったが本作にて映画初出演、主演を果たした。
「キジムナーフェスタ2013」にて「マシュー・ボーン カンパニー ワークショップ “Re-Born”」に参加、沖縄・台湾公演に出演。現在は、What’s up Akemi Dance Schoolのチーム【Surprise】、西アフリカ伝統音楽舞踏団【Amina】に所属し、全国各地でダンス・演奏パフォーマンスを行いながら学生生活を満喫している。  

★ 仲村渠さえら(こころ) / Saera Nakandakari
2001年那覇生まれ。
6歳の頃からHIP - HOPダンスを始める。
’12 年ベネッセコーポレーション「こどもちゃれんじ」ぷちDVDに出演し、翌年には沖縄の人気ドラマ「オキナワノコワイハナシ」に出演。
現在ダンススクールEXPG沖縄校特待生オーディションに合格しEXILEのライブツアーやMVでサポートダンサーとして活躍中。 

★ ラミン・ユール・ジャバテ(ユール) / Lamine YOUL DIABATE
ギニア・コナクリでグリオ(吟遊詩人)の家系に生まれる。
1987年セネガルに移住。ヨーロッパのTV、映画に出演。
’92年来日後、東京でジェンベとダンスの教室を主催。
’94年“YOUL & WARA・BA”(日本初の西アフリカ伝統音楽舞踏団)、’95年“SABOU”(アフリカンレゲエバンド)を結成。
’94、’95年と「ママディ・ケイタ」の日本ツアーやヨーロッパ公演で共演。
またその年より現在まで毎年ママディとの合同ワークショップ、コンサートを日本 各地で開催。
’97、’98年に愛と文化交流をメッセージとして“子供からおじいさんまで楽しめる自然の中のお祭り”「DON DOKO DON」を主催。
その収益をギニアの医療基金の為の寄付をする活動を現在も続けている。
また砂絵画家としても活躍。
フランスでの展覧会に招待され、’96年、'98年、’01年には東京で個展を開催。
’02年より母国ギニアに文化センターの建設を開始。
同年、世界初の弦楽器「ワラ・ボロン(WARA BOLON)」を発明。
外務省制作番組や「タモリの音楽は世界だ」’01、'02年NHK教育TV「みんなの広場だ!わんパーク」、「FUJI ROCK FESTIVAL 2007」等、ラジオ・TV・CFに多数出演。   

★ りりィ(サワ) / Lily
1972年にアルバム「たまねぎ」で歌手デビュー。
女性シンガーソングライターの先駆けとして注目される。
’74年にシングル「私は泣いています」が、100万枚越えるセールスを上げ、セカンドアルバム「ダルシマ」、サードアルバム「タエコ」も大ヒットを記録。
女優としては「夏の妹」(’72年/大島渚監督)、「処刑遊戯」(’79年/村川透監督)などに出演。
以降、結婚・出産のため活動を休止するが、’95年に音楽活動を再開し、女優業も’97年連続テレビドラマ「青い鳥」(TBS)を切っ掛けに、「ニンゲン合格」(’99年/黒沢清監督)、「のど自慢」(’99年/井筒和幸監督)、「ざわざわ下北沢」(’00年/市川準監督)と立て続けに出演。
その独特の存在感が作品をいっそう深い物にしている。
近年の音楽活動としては、’99年から斉藤洋士と「Lily-Yoji」(りりィアンドヨージ)を結成し全国各地で活動中。
女優業もドラマ「ゴーングマイホーム」(’12年/関西テレビ)「半沢直樹」(’13年/TBS)「なぞの転校生」(’14年/テレビ東京)など話題作に出演。
熊坂監督作品への出演は2008年ベルリン国際映画祭で日本人初の最優秀新人作品賞を受賞した長編映画「パーク アンド ラブホテル」以降、短編映画「じかんのじかん」(’09年)、「うたの家~歌人・河野裕子とその家族」(’12年/NHK-BS)、「小暮写真館」(’13年/NHK-BS)とコンスタントに出演。熊坂監督作品に欠かせない存在となっている。





【 スタッフ 】

監督 : 熊坂出
脚本 : 熊坂出
プロデューサー : 高橋龍一 、荒木ゆうみ
撮影 : 熊坂出
照明 : 嶋猛
録音 : 高橋一三
美術 : 木村那帆
編集 : 熊坂出
音楽 : 清水靖晃
サウンドデザイナー : 古谷正志
サウンドエディター : 勝俣まさとし
助監督 : 鈴木伸之 、竹原敦子
配給 : マジックアワー





【 キャスト 】

リルウ : ジャバテ璃瑠
こころ : 仲村渠さえら
ユール : ラミン・ユール・ジャバテ
サワ : りりィ (特別出演)



予告編
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