『 海を感じる時 』 は、2014年9月13日よりファントム・フィルム配給にて公開される日本映画。
愛を知らない少女が、一人の男と出会い女へと目覚めていく姿を描く官能ロマンス。
原作は、1978年に発表され、18歳の現役女子高生が書いたスキャンダラスな作品として当時話題を呼び、第21回群像新人賞を受賞した作家・中沢けいの文壇デビュー小説「海を感じる時」。
監督は「dead BEAT (1999)」「blue (2001)」TVドラマ「恋する日曜日 (ファーストシリーズ) (2003)」TVドラマ「ケータイ刑事(デカ) 銭形泪 (ファーストシリーズ) (2004)」「ココロとカラダ (2004)」「僕は妹に恋をする (2006)」「+1 プラス ワン vol.2 (2008)」の安藤尋。
脚本は「ひとひらの雪 (1985)」「皆月(みなづき) (1999)」「ヴァイブレータ (2003)」「やわらかい生活 (2005)」「パートナーズ (2010)」「大鹿村騒動記 (2011)」「戦争と一人の女 (2012)」「共喰い (2013)」の荒井晴彦。
撮影は「裸足のピクニック (1993)」「富江 tomie (1999)」「NANA (2005)」「僕は妹に恋をする (2006)」「あしたの私のつくり方 (2007)」「名前のない女たち (2010)」「わたしたちの夏 (2011)」「ケンとメリー 雨あがりの夜空に (2013)」の鈴木一博。
主演は「呪怨 (2002)」「ゼブラーマン (2003)」「ZOO (2004)」「スクールデイズ (2005)」「NANA2 (2006)」「罪とか罰とか (2008)」「初夜と蓮根 (2012)」「TOKYO TRIBE (2014)」の市川由依と、「ラスト サムライ (2003)」「鉄人28号 (2004)」「男たちの大和/YAMATO (2005)」「夜のピクニック (2006)」「半分の月がのぼる空 (2009)」「横道世之介 (2012)」「大人ドロップ (2013)」「春を背負って (2014)」の池松壮亮。
共演は、女性ファッション誌やCM・舞台などで活躍する阪井まどか、「富嶽百景 遥かなる場所 (2006)」「over8 (2006)」OV「つや女房 (2009)」「電人ザボーガー (2010)」「団地妻 昼下がりの情事 (2010)」「戦争と一人の女 (2012)」「なにもこわいことはない (2013)」の高尾祥子、「バーバー吉野 (2003)」「リンダ リンダ リンダ (2005)」「ニセ札 (2009)」「アウトレイジ (2010)」「アナザー Another (2011)」「人類資金 (2013)」「円卓 こっこ、ひと夏のイマジン (2014)」の三浦誠己、「Love Letter (1995)」「蜘蛛の瞳 (1998)」「模倣犯 (2002)」「戦慄迷宮3D THE SHOCK LABYRINTH (2009)」「白夜行 (2010)」「終の信託 (2012)」「もらとりあむタマ子 (2013)」の中村久美など。
2014年9月13日(土)より、テアトル新宿 ほかロードショー!
【 ストーリー 】
恵美子(市川由衣)と洋(池松壮亮)、二人の出会いは高校の新聞部だった。
ある日、授業をさぼって部室で暇つぶしをしていた恵美子は、先輩の3年生の洋と顔を合わせる。
突然、洋は恵美子にキスを迫るが、決して君が好きな訳じゃない、ただキスがしてみたいからだと言い放つ。
衝動的に体をあずける恵美子にあくまで洋は「女の人の体に興味があっただけ」「君じゃなくてもよかった」と恵美子を拒絶する。
幼い頃に父親を亡くし母親に厳格に育てられ、愛を知らずに成長した恵美子はそれでも洋を求め、大切にされないとわかっていても会うたびに自ら体を差し出すのだった。
やがてそんな関係に寂しさを募らせながらも、恵美子は次第に“女”として目覚めていく。
月日は経ち、洋は東京へ下宿し、恵美子も洋の近くにいたい一心で東京の花屋で働いていた。
会うたびに身体を重ねる恵美子と洋。
恵美子はどんな形でも洋のそばにいたい、洋に必要とされたいと願いながらも寄り添っては傷つき反発していく・・・。
【 余談 】
女優・市川由衣が、少女から女へと変貌を遂げようとする難役・恵美子役に挑戦。
美しくも切ないラブシーンを披露する等、大胆なシーンにも果敢に体現し、一途な想いながら葛藤する心の揺れを力強く演じ今までのイメージを一新、渾身の力を込めて挑んでいる。
相手役の洋には、映画主演・出演作やテレビドラマ、舞台、CMと多岐にわたり活躍する若手実力派俳優・池松壮亮。
艶やかな作品が続く中、本作でも恵美子を翻弄しながらも恵美子への想いを昇華させ、堂々たる演技で観客を魅了する。
本作が初共演の二人は、恵美子と洋の後戻りできない恋愛を生きる二人の世界を見事に演じてみせた。
≪ 上映劇場情報 ≫ (8月12日現在)
北海道 シアターキノ (011-231-9355) 11月予定
青森 シネマディクト (017-722-2068) 11/15 ~
東京 テアトル新宿 (03-3352-1846) 9/13~
神奈川 ジャック&ベティ (045-243-9800) 9/13~
静岡 シネマイーラ (053-489-5539) 順次公開
愛知 伏見ミリオン座 (052-212-2437) 9/13~
大阪 テアトル梅田 (06-6359-1080) 9/13~
兵庫 シネ・リーブル神戸 (078-334-2126) 9/13~
香川 ホールソレイユ (087-861-3366) 順次公開
福岡 中洲大洋 (092-291-4058) 10月予定
熊本 Denkikan (096-352-2121) 順次公開
【 スタッフ 】
監督 : 安藤尋
原作 : 中沢けい 『海を感じる時』 (講談社刊)
脚本 : 荒井晴彦
製作 : 藤本款 、重村博文 、小西啓介
プロデューサー : 成田尚哉 、尾西要一郎
撮影 : 鈴木一博
照明 : 中西克之
音響 : 菊池信之
美術 : 井上心平 、小坂健太郎
編集 : 蛭田智子
キャスティングディレクター : 杉野剛
アソシエイトプロデューサー : 山口幸彦 、松岡剛
助監督 : 石井晋一
制作担当 : 熊谷悠
制作プロダクション : アルチンボルド 、ブロッコリ
制作協力 : ウィルコ
製作 : クロックワークス 、キングレコード 、ファントム・フィルム
宣伝・配給 : ファントム・フィルム
【 キャスト 】
恵美子 : 市川由衣
洋 : 池松壮亮
阪井まどか
高尾祥子
三浦誠己
中村久美
予告編
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海を感じる時 (2014) ~ 邦画 青春・官能・ロマンス・ドラマ ~
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