ガールファイト（2000）　～　洋画　スポーツ・ドラマ　～

『ガールファイト』（原題：Girlfight）は、2000年に製作されたアメリカ映画。
ボクシングに魅せられた17歳の少女が、ボクシングを通して様々な経験をし成長していく姿を描く青春ドラマ。
監督・脚本は、本作が長編映画デビュー作となる「イーオン・フラックス (2005)」「ジェニファーズ・ボディ (2009)」のカリン・クサマ。
撮影は「サンシャイン・ステイト (2002)」「橋の向こうに (2006)」TVM「マイアミ・ギャングスター (2007)」「ジェシカ・シンプソンのミリタリー・ブロンド (2008)」「デイ・オブ・ザ・デッド (2008)」「ステップファーザー　殺人鬼の棲む家 (2009)」のパトリック・ケイディ。
音楽は「ハリケーン・クラブ (1997)」「ザ・プロフェッショナル (2001)」「プラダを着た悪魔 (2006)」「ミッシング　～消された記憶～ (2007)」「マーリー　世界一おバカな犬が教えてくれたこと (2008)」「ジェニファーズ・ボディ (2009)」「噂のモーガン夫妻 (2009)」「グレッグのダメ日記 (2010)」のセオドア・シャピロ。
主演は、映画デビュー作であり初主演作となる「ワイルド・スピード (2001)」「バイオハザード (2002)」「Ｓ.Ｗ.Ａ.Ｔ. (2003)」「ブラッドレイン (2005)」「アバター (2009)」「マチェーテ (2010)」「世界侵略：ロサンゼルス決戦 (2011)」「バイオハザードＶ：リトリビューション (2012)」「ワイルド・スピード EURO MISSION (2013)」のミシェル・ロドリゲス。
共演は「マラソンマン (1976)」「ビッグ (1988)」「ハード・ジャスティス (1993)」「天使の贈りもの (1996)」「国境の先、希望の果て (2003)」「灼熱のポールダンス (2006)」「ブレイブワン (2007)」「ラブ・ダイアリーズ (2008)」「善意の向こう側 (2010)」のジェイミー・ティレリ、「虐殺遊戯・地獄のサバイバル (1985)」「トワイライト・サマー (1991)」「フォー・ルームス (1995)」「ラスト・キャッスル (2001)」「２１グラム (2003)」「ザ・センチネル／陰謀の星条旗 (2006)」「弾突　ＤＡＮＴＯＴＳＵ (2008)」「ＧＵＮ　［ガン］ (2010)」のポール・カルデロン、「ピニェロ (2001)」「Shelter (2003)」「ミート・ザ・ペアレンツ2 (2004)」「トラブル・カレッジ/大学をつくろう! (2006)」「Ready or Not (2009)」「TIME/タイム (2011)」「ドン底女子のハッピー・スキャンダル (2011)」のレイ・サンティアゴ、TVM「ジェシカおばさんの事件簿／寒い国から来た標的 (2000)」のサンティアゴ・ダグラスなど。

［　公開日　］

2000年1月22日　アメリカ Sundance Film Festival 上映
2000年5月　フランス Cannes Film Festival 上映
2000年9月29日　アメリカ limited 公開
2000年10月29日　日本 Tokyo International Kanebo Women's Film Festival 上映
2000年11月23日　オーストラリア公開
2000年11月29日　フランス公開
2001年2月8日　ドイツ公開
2001年3月8日　イタリア公開
2001年4月20日　イギリス公開
2001年5月12日　日本公開
2001年6月1日　スペイン公開
2002年11月15日　韓国公開

【　ストーリー　】

ダイアナ・グズマン（ミシェル・ロドリゲス）は、ブルックリンに住む17歳の女子高校生。
自堕落な父（ポール・カルデロン）と気弱の弟（レイ・サンティアゴ）との3人で暮らしている。
日々イライラを募らせていた彼女だったが、ある日、ボクシングを習っている弟の月謝を納めに行った時、自分を求めていたものを見つける。
トレーナーのヘクター（ジェイミー・ティレリ）に頼み込み、ボクシングを習いはじめるダイアナ。
彼女にとって、最初は怒りの爆発でしかなかったボクシングだが、やがて自己鍛練の大切さを知り、心と体が明らかに変わっていく。
やがて彼女は、ボクシング・ジムのスター的存在エイドリアン（サンティアゴ・ダグラス）と恋に落ちる。
だが、内緒にしていたボクシングを父に知られ対立する。
そんな中、ダイアナはリーグ戦の決勝で恋人のエイドリアンと対決することに・・・。

【　余談　】

本作で監督デビューを飾った女性監督のカリン・クサマは、父親が日本人で母親がアメリカ人のハーフである。
自身のボクシング経験を基に創作された本作で、2000年のサンダンス映画祭において、圧倒的な支持を得てグランプリと最優秀監督賞を受賞している。
また、映画初出演で主演を務めたミシェル・ロドリゲスは、本作の撮影の為に５ヵ月に及びボクシング練習に励み、体と役作りに挑んでいる。
尚、本作でのイメージが強烈だった為か、以降のキャスティングや役どころにおいて男勝りの強気な役が多いが、笑顔の優しいとてもキュートな人物である。

【　スタッフ　】

監督：　カリン・クサマ
脚本：　カリン・クサマ
製作：　サラ・グリーン、マーサ・グリフィン、マギー・レンジー
製作総指揮：　ジョン・セイルズ、ジョナサン・セリング、キャロライン・カプラン、クレイグ・H・シェパード
撮影：　パトリック・ケイディ
美術／プロダクションデザイン：　スティーヴン・ベアトリス
編集：　プラミー・タッカー
音楽：　セオドア・シャピロ、ジーン・マクダニエルズ
キャスティング：　エリン・ロング・マーシャル、マリア・E・ネルソン
アートディレクション：　ミゲル・フェルナンデス
衣装デザイン：　ルカ・モスカ、Marco Cattoretti
メイク：　Dana Elder 、Lorraine Godfrey　、Evelyne Noraz　、Kerrie R. Plant　、Alessandra Sanitate
日本語字幕：　林完治

【　キャスト　】

ダイアナ・グスマン：　ミシェル・ロドリゲス
ヘクター・ソト：　ジェイミー・ティレリ
サンドロ・グスマン：　ポール・カルデロン
エイドリアン・スタージェス：　サンティアゴ・ダグラス
レイ・コルテス：　ヴィクター・シエラ
タイニー・グスマン：　レイ・サンティアゴ
カル：　ハーブ・ロヴェル
タラ・ストロング：　タラ・ストロング（本人）
エリサ・ボカネグラ
シャノン・ウォーカー・ウィリアムズ
アイリス・リトル・トーマス
ジョン・セイルズ
アリシア・アシュレイ
ルイス・ガス
トーマス・バーブァー
ジョン=ピーター・リントン
チャック・ヒッキー
アンソニー・ルイス
ジョゼ・エスピナル
ジャック・R・マークス
ダイアン・マテーラ
マイケル・ベント
コートニー・クラウス
エドガルド・クラウディオ
ミリー・ティレリ
アラン・グロッパー
ダニー・ガント
アリー・ウッズ・Jr
リッキー・コロン
アンドレ・イースン
ジョゼ・エスピナル
エンジェル・ゴンザレス
ギャビー・ガスマン
アンディ・ヘルナンデス
カルロス・ヘルナンデス・Jr
ダニエル・ジュダ
ポール・マルドナド
エンジェル・オスバルド
ラルフィー・リヴェラ
ドネル・スミス
エンジェル・トレス
エンジェル・ヴェガ
ジョゼ・アルヴァレズ
ドイ・ガブリエル・カスティーリョ
ガブリエル・カスティーリョ
ジョイス・ガーランド
マイケル・サシュ
Graciella Ortiz
Dadi Pinero
Belqui Ortiz
José Rabelo
Yiyo Guzman
Gus Santorella
Josephine Pignataro
Sanford Redock
Carlos Henandez Sr.
Christian Leyba