100回泣くこと（2013）　～　邦画　ロマンス・ドラマ　～

『 100回泣くこと』は、2013年6月22日よりショウゲート配給にて公開された日本映画。
バイク事故で記憶の一部を失った青年とその元恋人の運命の再会と２人の切ない恋の行方を描くロマンス・ドラマ。
原作は、2007年11月6日に小学館文庫より発行された中村航の恋愛小説「100回泣くこと」。
監督は「さわこの恋　上手な嘘の恋愛講座 (1990)」「ゲレンデがとけるほど恋したい。 (1995)」「東京ゴミ女 (2000)」「ヴァイブレータ (2003)」「サヨナラ COLOR (2004)」「恋する日曜日 (2006)」「余命１ヶ月の花嫁 (2009)」「雷桜 (2010)」「軽蔑 (2011)」「きいろいゾウ (2012)」の廣木隆一。
脚本は「ある朝スウプは (2003)」「１４歳 (2006)」「親指さがし (2006)」「ロストパラダイス・イン・トーキョー (2009)」「ランウェイ☆ビート (2010)」「ソラニン (2010)」「ＬＯＶＥ　まさお君が行く！ (2012)」「凶悪 (2013)」の高橋泉。
撮影は「TOKYO NOIR　トウキョーノワール (2004)」「天まであがれ!! (2006)」「泪壺 (2008)」「ひぐらしのなく頃に　誓 (2009)」「雷桜 (2010)」「死刑台のエレベーター (2010)」「アントキノイノチ (2011)」「軽蔑 (2011)」「きいろいゾウ (2012)」の鍋島淳裕。
音楽は「とらばいゆ (2001)」「ＮＡＮＡ (2005)」「東京タワー　オカンとボクと、時々、オトン (2007)」「フレフレ少女 (2008)」「ランウェイ☆ビート (2010)」「武士道シックスティーン (2010)」「ジーン・ワルツ (2011)」「ＬＯＶＥ　まさお君が行く！ (2012)」の上田禎。
主演は、本作が初単独主演作となる関ジャニ∞のメンバーで、TVドラマ「歌姫 (2007)」TVM「必殺仕事人２００７ (2007)」TVドラマ「ヤスコとケンジ (2008)」「大奥 (2010)」TVドラマ「生まれる。 (2011)」「エイトレンジャー (2012)」TVドラマ「お天気お姉さん (2013)」の大倉忠義と、TVドラマ「吉祥天女 (2006)」「赤い文化住宅の初子 (2007)」「同級生 (2008)」「山形スクリーム (2009)」「君に届け (2010)」TVドラマ「荒川アンダーザブリッジ (2011)」「逆転裁判 (2011)」「乱反射 (2011)」「ツナグ (2012)」TVドラマ「斉藤さん2 (2013)」の桐谷美玲。
共演は、TVドラマ「金田一少年の事件簿 (1995～1996)」「友子の場合 (1996)」「クロエ (2001)」TVドラマ「ロッカーのハナコさん (2002)」TVドラマ「怪談新耳袋 (2003～2006)」「いけちゃんとぼく (2009)」「ちょんまげぷりん (2010)」「ハイザイ　～神さまの言うとおり～ (2012)」のともさかりえ、「リリイ・シュシュのすべて (2001)」「バトル・ロワイアル II～鎮魂歌（レクイエム）～ (2003)」「北の零年 (2004)」「ローレライ (2005)」「アキハバラ＠ＤＥＥＰ (2006)」「笑う警官 (2009)」「雷桜 (2010)」「軽蔑 (2011)」「劇場版仮面ライダーウィザード in マジックランド (2013)」の忍成修吾など。

【　ストーリー　】

4年前のバイク事故で逆行性健忘症を患い、事故以前1年間の記憶を失った藤井秀一と、彼の記憶から存在が消えてしまった当時の恋人であった沢村佳美。
ある日二人は、共通の友人の結婚式で再会を果たす。
初めて出会った筈の佳美に秀一は惹かれ、ずっと乗っていなかったバイクの修理に佳美を誘う。
そして、二人の距離は次第に近づいてゆく。
秀一の記憶は戻らなかったが、止まっていた時間が動き出す様に二人は再び付き合い始める。
佳美は、4年間、秀一を待ち続けていた事、二人がかつて恋人であった事を秀一に打ち明けようとはしなかった。
秀一の方は、出会ったばかりの佳美に強く惹かれ、「突然だけど、結婚しよう」とプロポーズをする。
佳美は「うん」と答えはしたが、「1年間結婚の練習をしよう」と二人の疑似結婚生活がスタートする。
街角にある小さな教会でのたどたどしい愛の言葉と誓いのキス、佳美が熱を出したとき秀一が渾身の力で踊ってくれた“解熱の舞”・・・。
このまま、ささやかであるが満ち足りた幸せが続くかと思われた。
しかし、佳美の身に病魔が忍び寄っていた。
ある日、佳美は「実家の父の具合が悪い」と家を出たまま帰ってこなかった。
秀一は佳美の言葉を信じ、佳美を待ち続けていた。
そんな時、秀一は久しぶりに帰った実家で昔の手紙を見つけ、4年前も佳美と付き合っていた事を知る。
佳美の親友・夏子から佳美の病気の事を聞かされ、佳美のもとへバイクを走らせる秀一。
なぜ佳美は、秀一のプロポーズに結婚まで“1年”と応えたのか？
なぜ二人が恋人同士であった事を明かさなかったのか？
秀一の失われた記憶の中に、佳美への深い愛と、あまりに切ない真実が隠されていた・・・。

【　スタッフ　】

監督：　廣木隆一
原作：　中村航　『100回泣くこと』（小学館刊）
脚本：　高橋泉
プロデューサー：　松本整、宇田川寧
共同プロデューサー：　大畑利久
ラインプロデューサー：　湊谷恭史
アシスタントプロデューサー：　田口雄介
撮影：　鍋島淳裕
照明：　豊見山明長
録音：　深田晃
美術：　丸尾和行
衣装：　江頭三絵
ヘアメイク：　永江三千子
編集：　菊池純一
音楽：　上田禎
音楽プロデューサー：　安井輝
助監督：　稲葉博文
視覚効果：　松本肇
製作：　「100回泣くこと」製作委員会（博報堂DYメディアパートナーズ、ジュネオン・ユニバーサル・エンターテインメント、小学館、ダブ、ジェイ・ストーム、ショウゲート）
製作プロダクション：　ダブ
配給・宣伝：　ショウゲート

【　主題歌　】

『　涙の答え　』

歌：　関ジャニ∞