プレッジ（2001）　～　洋画　サスペンス・ドラマ　～

『プレッジ』（原題：The Pledge）は、2001年に製作されたアメリカ映画。
定年間際に起きた少女殺人事件、少女の母親と交わした約束を果たす為、定年を迎えた後も犯人追跡に執念を燃やす一人の元刑事の自らの妄想にとらわれてゆく姿を描くサスペンス・ドラマ。
原作は、戦後のスイスを代表する劇作家で、推理作家でもあるフリードリヒ・デュレンマットの推理小説「約束」（The Pledge）。
監督は、俳優として活躍する一方、「インディアン・ランナー (1991)」「クロッシング・ガード (1995)」「１１'０９''０１／セプテンバー１１（イレブン） (2002)」「イントゥ・ザ・ワイルド (2007)」の監督を務めるショーン・ペン。
脚本は「エレクトリック・ミスト　霧の捜査線 (2009)」のジャージー・クロモロウスキ＆メアリー・オルソン＝クロモロウスキ。
撮影は「バトルトラック (1982)」「キリング・フィールド (1984)」「ギャンブル・プレイ (2002)」「明日へのチケット (2005)」「愛を読むひと (2008)」「ロンドン・ブルバード　-LAST BODYGUARD- (2010)」「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い (2011)」のクリス・メンゲス。
音楽は「ザ・リング (2002)」「ダ・ヴィンチ・コード (2006)」「シャーロック・ホームズ (2009)」「インセプション (2010)」「シャーロック・ホームズ　シャドウゲーム (2011)」「ダークナイトライジング (2012)」「ローン・レンジャー (2013)」のハンス・ジマーと、「タイムマシン (2002)」「リベリオン (2002)」「リクルート (2003)」「コンスタンティン (2005)」「ウルトラヴァイオレット (2006)」「スターシップ・トゥルーパーズ３ (2008)」「シャンハイ (2010)」「裏切りの戦場　葬られた誓い (2011)」のクラウス・バデルト。
主演は「イージー・ライダー (1969)」「カッコーの巣の上で (1975)」「シャイニング (1980)」「郵便配達は二度ベルを鳴らす (1981)」「バットマン (1989)」「ウルフ (1994)」「ディパーテッド (2006)」「最高の人生の見つけ方 (2007)」「幸せの始まりは (2010)」のジャック・ニコルソン。
共演は「プリンセス・ブライド・ストーリー (1987)」「フォレスト・ガンプ／一期一会 (1994)」「アンブレイカブル (2000)」「こわれゆく世界の中で (2006)」「ベオウルフ／呪われし勇者 (2007)」「50歳の恋愛白書 (2009)」「ドラゴン・タトゥーの女 (2011)」のロビン・ライト・ペン、「エリン・ブロコビッチ (2000)」「ペイチェック　消された記憶 (2003)」「ダークナイト (2008)」「ラビット・ホール (2010)」「ラム・ダイアリー (2011)」「陰謀のスプレマシー (2012)」「エンド・オブ・ホワイトハウス (2013)」のアーロン・エッカート、「２ガールズ (1995)」「ドミノ (2005)」「パーフェクト・ゲッタウェイ (2009)」「ウィンターズ・ボーン (2010)」「SUPER ８／スーパーエイト (2011)」「アイアンマン３ (2013)」のデイル・ディッキー、「生きるために (1989)」「北斗の拳 (1995)」「バーチュオシティ (1995)」「ステルスファイター (1999)」「イントレピッド (2000)」「ソウ３ (2006)」「ルール　無法都市 (2010)」のコスタス・マンディロア、「カリギュラ (1980)」「２０１０年 (1984)」「鬼教師ミセス・ティングル (1999)」「二重誘拐 (2004)」「消されたヘッドライン (2009)」「ＲＥＤ／レッド (2010)」「ヒッチコック (2012)」のヘレン・ミレン、「００７／消されたライセンス (1989)」「フィアレス (1993)」「ザ・ファン (1996)」「スナッチ (2000)」「２１グラム (2003)」「シン・シティ (2005)」「ウルフマン (2010)」「野蛮なやつら／SAVAGES (2012)」のベニチオ・デル・トロなど。

［　公開日　］

2001年1月9日　アメリカ初公開
2001年1月19日　アメリカ公開
2001年5月15日　フランス Cannes Film Festival 上映
2001年8月9日　オーストラリア公開
2001年9月26日　フランス公開
2001年10月　スペイン Sitges Film Festival 上映
2001年10月11日　ドイツ公開
2001年10月12日　イギリス公開
2001年10月19日　イタリア公開
2001年10月26日　スペイン公開
2002年3月14日　ロシア公開
2002年6月29日　日本 Tokyo 公開
2004年12月31日　韓国公開

【　ストーリー　】

ある雪の夜、一人の少女の遺体が発見された。
引退をその日に迎えていた刑事ジェリー（ジャック・ニコルソン）は、少女の母親に懇願され、何かが憑依したように犯人捜しを約束してしまう。
そんな中、ワデナ（ベニチオ・デル・トロ）という知的障害のある男が逮捕され、若い刑事スタン（アーロン・エッカート）の執拗な取り調べにより自白、そして自殺。
事件は片付いたように見えたが、定年後のジェリーは一人で事件の足跡を辿り始める。
やがて少女の通っていた学校で、少女が殺される直前に描いた絵を手に入れる。
彼は犯人が最も姿を現わしそうな地点を推測し、そこに立つガソリンスタンドを買い取った。
まもなく、近くのダイナーで働くウェイトレスのロリ（ロビン・ライト・ペン）と知り合い、彼女とその娘と3人での暮らしが始まる。
だが、少女に付きまとう奇妙な男を怪しく思ったジェリーは、その男が事件の犯人だと確信する。
ジェリーは少女に犯人が近づくのを応援を呼んで見張るのだが・・・。

【　スタッフ　】

監督：　ショーン・ペン
原作：　フリードリッヒ・デュレンマット　『約束』
脚本：　ジャージー・クロモロウスキ、メアリー・オルソン・クロモロウスキ
製作：　ショーン・ペン、エリー・サマハ、マイケル・フィッツジェラルド、ブライアン・クック、ドン・カーモディ
製作総指揮：　アンドリュー・スティーヴンス
撮影：　クリス・メンゲス
音楽：　ハンス・ジマー、クラウス・バデルト
編集：　ジェイ・キャシディ
美術／プロダクションデザイン：　ビル・グルーム
アートディレクション：　ヘレン・ジャーヴィス
キャスティング：　ドン・フィリップス
セット制作：　レスリー・ビール
衣装デザイン：　ジル・M・オハネソン
視覚効果（Visual Effects）：　ウェンデン・K・ボールドウィン、ジョン・バートル、アール・ベイヤー　、ケン・ダカーマン　、スノウ・ダウド　、クリス・フリン　、マーク・フロイント　、Okan Ataman 、Suni Dailey　、Natalee Djokovic
特殊効果（Special Effects）：　デヴィッド・ゴージャー、ビル・ミルズ　、ジャク・オズモンド、ブルース・スコット　、バリー・ヘベイン　、ケリー・フィリップス
メイク：　ライアン・ニコルソン、Shannon Coppin　、Jayne Dancose　、Michael Germain　、Gerald Gibbons　、Rick Glassman　、Michelle Hrescak　、Harlow MacFarlane　、Roy Sidick　、Christ Stanley
謝辞：　ジャック・グルーム、マイケル・ホーラー　、ジャック・ニッチェ
日本語字幕：　松浦美奈

【　キャスト　】

ジェリー・ブラック（元刑事）：　ジャック・ニコルソン　（吹替：坂口芳貞）
ロリ（ダイナーのウェイトレス）：　ロビン・ライト・ペン　（吹替：相沢恵子）
スタン・クロラック（ジェリーの相棒、刑事）：　アーロン・エッカート　（吹替：藤原啓治）
エリック・ポラック（ジェリーの上司）：　サム・シェパード　（吹替：仲野裕）
マーガレット・ラーセン（被害者の少女の母親）：　パトリシア・クラークソン
トビー・ジェイ・ワデナ（容疑者として逮捕された知的障害者）：　ベニチオ・デル・トロ
ゲイリー・ジャクソン：　トム・ヌーナン
ジム・オルスタッド：　ミッキー・ローク
フロイド・ケイジ：　ハリー・ディーン・スタントン
アナリース・ハンセン：　ヴァネッサ・レッドグレーヴ
精神科医：　ヘレン・ミレン
ボー・ダニエルズ
デイル・ディッキー
ウェンディ・モロー・ドナルドソン
エイドリアン・ドーヴァル
キャシー・ジェンセン
タリン・ノウルズ
ネルス・レナーソン
コスタス・マンディロア
J・J・マッコール
ゴードン・メイ
ガーディナー・ミラー
アダム・ネルソン
マイケル・オキーフ
トニー・パーソンズ
ロバート・ポポフ
ニコル・ロバート
ポーリーン・ロバーツ
アイリーン・ライアン
ルーシー・シュミット
ロイス・スミス
ジョン・R・テイラー
セオドア・トーマス
ブリタニー・ティップレディ
フランソワーズ・イップ
アンドリュー・ヘッジ
ブロック・ジョンソン
ピーター・マドセン
Shawn Henter
Mavourneen Varcoe-Ryan