『 ラグナロク オーディン神話伝説 』 （原題：Gåten Ragnarok / 英題：Ragnarok） は、2013年に製作されたノルウェー映画。
妻を亡くし、思春期の娘と幼い息子との3人暮らしのダメパパ考古学者が、信頼回復を兼ねて、子供たちを引連れ謎のルーン文字に隠されたバイキングの財宝を巡る冒険の旅に出るアクション・アドベンチャー。
監督は「Fritt vilt III (2010)」のミケル・ブレネ・サンデモーセ。
撮影は「コールドプレイ (2006)」「Switch (2007)」「Maskeblomstfamilien (2010)」「Into the White (2012)」のダニエル・ヴォルドハイム。
音楽は「コールドプレイ (2006)」「ザ・コールデスト (2008)」「レジェンド・オブ・シルバー 借りぐらしの妖精 (2009)」「レジェンド・オブ・ホーン ～伝説の大冒険～ (2012)」のマグヌス・ベイテ。
主演は「Lønsj (2008)」「DeUsynlige (2008)」「ナチスが最も恐れた男 (2008)」「Jernanger (2009)」「Jeg reiser alene (2011)」「コン・ティキ (2012)」のポール・スヴェーレ・ヴァルハイム・ハーゲン。
共演は「Uno (2004)」「Uro (2006)」「Den siste revejakta (2008)」「ナチスが最も恐れた男 (2008)」「Lønsj (2008)」「エッセンシャル・キリング (2010)」のニコライ・クレーヴェ・ブロック、「ルビコン/原潜の謎を追え (1987)」「ダイブ/深海からの帰還 (1990)」「ジャンク・メール (1997)」「スリープウォーカー (2000)」「処刑山 -デッド・スノウ- (2009)」「バトル・オン・ザ・ボーダー ノルディック 極寒の攻防 (2011)」「ポリスカーズ (2013)」「ヘンゼル&グレーテル (2013)」のビョルン・スンクェスト、「J★A★C★K (2003)」「Masjävlar (2004)」「Sökarna - Återkomsten (2006)」「アーン 鋼の騎士団 (2007)」「お楽しみはフライトで (2007)」「Goda Råd (2008)」「Metropia (2009)」「Åsa-Nisse - Wälkom to Knohult (2011)」のソフィア・ヘリン、「Under ytan (1997)」「Farligt förflutet (2001)」「J★A★C★K (2003)」「Made in YU (2005)」「Irene Huss - Guldkalven (2008)」「REAL (2009)」「バトル・オン・ザ・ボーダー ノルディック 極寒の攻防 (2011)」「007 スカイフォール (2012)」のイェンス・フルテンなど。
日本劇場未公開作品。
［ 公開日 ］
2013年8月30日 ノルウェー Haugesund International Film Festival 上映
2013年9月20日 アメリカ Austin Fantastic Fest 上映
2013年10月4日 ノルウェー公開
2014年2月8日～10日 日本 トーキョー・ノーザンライツ・フェスティバル2014 上映
日本劇場公開未定！
【 ストーリー 】
考古学者のシーグルは、５年前に妻を亡くし、娘のラグニルトと息子のブラゲを男手一つで育てていた。
ある日、20世紀初頭に発掘されたバイキング船であるオーセベリ船から、謎のルーン文字を発見する。
それは、北欧神話における”終末の日”を意味する「ラグナロク」について書かれたものだった。
しかし、スポンサーへの調査報告会で報告すると、スポンサーからは呆れられ出資を断たれ、調査も打ち切りになる。
その上、ラグニルトの発表会にも間に合わず、思春期の娘の機嫌まで損ねてしまう。
そこに、同僚のアランが文字が刻まれた大きな石を持ってやってくる。
刻まれた暗号を解明し、バイキングの財宝が眠る場所を示す地図だと核心したシーグルは、子どもたちを連れて、真実を探求する冒険へと旅立つが・・・。
【 余談 】
オーセベリ船とは、オスロの南西部・ヴェストフォル県トンスベルグのオーセベリ墳丘墓から20世紀初頭に発掘されたバイキング船で、現在はオスロのビュグドゥイにあるバイキング船博物館に展示されている。
墓から発掘された二体の遺体の内の一体は、ユングリング一族の女王オーサのものとされている。
物語では、アランが発見した石に文字を刻んだのは女王オーサという設定になっており、主人公の名前の”シーグル”は、北欧神話の英雄の名前である。（ドイツの英雄叙事詩「ニーベルンゲンの歌」の主人公”ジークフリート”と起源は同じとされている。）
また、”ミズガルズ”というワードが出て来るが、これは北欧神話で”中央の囲い”を意味し、人間の住む領域を示す。
【 スタッフ 】
監督 ： ミケル・ブレネ・サンデモーセ
脚本 ： John Kåre Raake
製作 ： ロイ・アンネシェン 、マーティン・サンドランド 、ローアル・ユートハウグ 、フレデリク・ヴィークストレム 、Jeppe N. Christensen 、Are Heidenstrom 、Aksel Studsgarth
撮影 ： ダニエル・ヴォルドハイム
音楽 ： マグヌス・ベイテ
編集 ： Christian Siebenherz
キャスティング ： Jannecke Bervel
視覚効果（Visual Effects） ： コンスタンティン・ディミトロフ 、Gergana Alexandrova 、Dan Lindskov Andersen 、Kim Bech 、Kai Kiønig Bortne 、Jacob Børsting 、Casper Bülow Christensen 、Jeppe N. Christensen 、Tobias Danbo 、Stoycho Dimitrov 、Tinko Dimov 、Rodrigo Fiallega 、Christian Edvard Halberg 、Mikkel Hesse 、Tsvetan Ivanov
特殊効果（Special Effects） ： リック・マー 、Søren Hvam 、Haukur Karlsson 、Kåre Nielsen 、Kai Kolstad Rødseth 、Christian Schandorph 、Karl Sparre 、Johannes Sverrisson 、Jim Udenberg
メイク ： Nina Elise Johansen 、Dorte Pedersen
【 キャスト 】
ポール・スヴェーレ・ヴァルハイム・ハーゲン
ニコライ・クレーヴェ・ブロック
ビョルン・スンクェスト
ソフィア・ヘリン
マリア・アネット・タンデレード・ベルグリッド
イェンス・フルテン
Julian Podolski
Terje Strømdahl
Vera Rudi
予告
↓
TRAILER
