デビル（2010）　～　洋画　ミステリー・サスペンス・ホラー　～

『デビル』（原題：Devil）は、2010年に製作されたアメリカ映画。

高層ビルのエレベーターに閉じ込められた５人の男女を待ち受ける驚愕の運命をスリリングに描くサスペンス・ホラー。

本作の原案者でもある「シックス・センス (1999)」「アンブレイカブル (2000)」「サイン (2002)」「ヴィレッジ (2004)」「レディ・イン・ザ・ウォーター (2006)」「ハプニング (2008)」「エアベンダー (2010)」「アフター・アース (2013)」のＭ・ナイト・シャマラン監督が、これまでに考えついた数々のアイデアを、スタッフ・キャストに期待の新鋭を起用して映画化していくプロジェクト“ザ・ナイト・クロニクル”の第１弾。

監督は「ＲＥＣ：レック／ザ・クアランティン (2008)」のジョン・エリック・ドゥードル。

脚本は「ディープ・シー２００００ (1997)」「ハードキャンディ (2005)」「３０デイズ・ナイト (2007)」TVドラマ「ダ・ヴィンチと禁断の謎　（シーズン１） (2013)」のブライアン・ネルソン。
撮影は「サムシング・ワイルド (1986)」「羊たちの沈黙 (1990)」「ナイト・アンド・ザ・シティ (1992)」「青いドレスの女 (1995)」「シックス・センス (1999)」「サイン (2002)」「クライシス・オブ・アメリカ (2004)」「アメリカを売った男 (2007)」「ハプニング (2008)」のタク・フジモト。
音楽は「スパイラル・バイオレンス (2006)」「永遠のこどもたち (2007)」「悪魔の棲む森 (2008)」「ロスト・アイズ (2010)」「チャイルドコール　呼声 (2011)」「インポッシブル (2012)」「MAMA (2013)」「ラスト・デイズ (2013)」のフェルナンド・ベラスケス。
出演は「それでも恋するバルセロナ (2008)」「近距離恋愛 (2008)」「お家（うち）をさがそう (2009)」「ジュリー＆ジュリア (2009)」「ジェシカ・アルバの“しあわせの方程式” (2010)」「ダメ男がモテる本当の理由 (2011)」「ルビー・スパークス (2012)」「アルゴ (2012)」のクリス・メッシーナ、「クロッシング (2009)」TVドラマ「DARK BLUE／潜入捜査 (2009～2010)」「プロメテウス (2012)」のローガン・マーシャル=グリーン、「リンガー！　替え玉★選手権 (2005)」「プリティ・ライフ　パリス・ヒルトンの学園天国 (2006)」「最終突撃取材計画！ (2008)」「（500）日のサマー (2009)」TVドラマ「ボディ・オブ・プルーフ　死体の証言 (2011～2013)」のジェフリー・エアンドなど。

［　公開日　］

2010年9月17日　カナダ公開

2010年9月17日　イギリス公開
2010年9月17日　アメリカ公開
2010年9月22日　香港, limited 公開
2010年9月23日　香港公開

2010年9月23日　ロシア公開
2010年11月4日　韓国公開
2010年11月12日　イタリア公開

2010年12月2日　オーストラリア公開
2011年1月13日　ドイツ公開
2011年1月26日　フランス Gérardmer Film Festival 公開

2011年2月4日　スペイン公開
2011年4月20日　フランス公開
2011年7月16日　日本公開

【　ストーリー　】

高層オフィスビルで一人の男が墜落死した。
現場に急行したフィラデルフィア市警殺人課のボーデン刑事(クリス・メッシーナ)は、ロザリオを握りしめた死体に不自然な思いを抱きつつも、状況から自殺と断定する。
その頃、エレベーターの一基が突然停止し、セールスマン風の男(ジェフリー・エアンド)、老女(ジェニー・オハラ)、警備員のラーソン(ボキーム・ウッドバイン)、身なりのいい若い女(ボヤナ・ノヴァコヴィッチ)、そして整備工の若者(ローガン・マーシャル＝グリーン)の5人が閉じ込められた。
状況に気が付いた警備室の警備員ラスティグ(マット・クレイヴン)とラミレス(ジェイコブ・バルガス)は整備担当のドワイトに故障したエレベーターの確認に向かわせる。
エレベーターの中で５人はパニックになりながらもなんとか冷静さを保とうとしていたが、突然照明が消えて再点灯したとき、若い女の背中が切られて出血。

5人は誰が犯人かお互いを疑う。
その状況を監視カメラのモニターで見たラスティグは警察に連絡。
無線を聞いたボーデンは警備室に向かい、中の5人に落ち着くように話す。
だが、エレベーターにはボーデンの声は届いているもののエレベーターからの声はまったく聞こえない。
ボーデンは消防署のレスキューに連絡、閉じ込められている5人の身元を調べるためにロビーの入館者名簿を調べに行く。
その間にエレベーター内では再び照明が消え、鏡が割れた音が聞こえたと同時に点灯すると、そこには首に鏡の破片を突き立て、セールスマンの男が死んでいた。
そんな中、屋上からエレベーターのワイヤーを伝って下りようとしていたドワイトが墜落死。
敬虔なクリスチャンのラーソンはこれが悪魔による仕業だと言う。
最初はラーソンの戯言だと考えていたボーデンは、自殺者がオフィスに残していた「悪魔の足音が聞こえる」という謎のメモや、閉じ込められている5人の素性が明るみになることで、ラーソンの言う悪魔の存在が頭をよぎる。
閉じ込められた5人がなぜ死ななければいけないのか、その事実を知った時、ついにその恐怖の正体が目の前に現れた・・・。

【　スタッフ　】

監督：　ジョン・エリック・ドゥードル

原案：　M・ナイト・シャマラン
脚本：　ブライアン・ネルソン

製作：　M・ナイト・シャマラン、サム・マーサー
製作総指揮：　ドリュー・ドゥードル、ジョセフ・ボッチア、ジョン・エリック・ドゥードル、トリッシュ・ホフマン、Ashwin Rajan 、ジョン・ラスク
撮影：　タク・フジモト

美術／プロダクション・デザイン：　マーティン・ホイスト
編集：　エリオット・グリーンバーグ

音楽：　フェルナンド・ヴェラスケス
キャスティング：　デブラ・ゼイン
衣装デザイン：　エリン・ベナチ
特殊効果（Special Effects）：　ウォーレン・アップルビー、Joe Badiali 、ティム・バラボール、Frank Iudica 、フィオナ・マクファーソン、ブレンドン・オデル、デヴィッド・リオーム、ロブ・サンダーソン、ダニエル・ホワイト
視覚効果（Visual Effects）：　Geeta Basantani 、ラオール・ボロニーニ、Joey Bonander 、クリステン・ブラナン、アーロン・ブラウン、アンドリュー・G・コックス、Michele Ferrone 、ジョーダン・フラナガン、アダム・ガス、シーラ・ジロー

【　キャスト　】

ボーデン刑事（フィラデルフィア市警殺人課刑事）：　クリス・メッシーナ　（吹替：檀臣幸）
トニー・ジェンコウスキー（整備工）：　ローガン・マーシャル=グリーン　（吹替：宮内敦士）

ヴィンス・マコーミック（セールスマン）：　ジェフリー・エアンド　（吹替：小森創介）

サラ・キャラウェイ（若い女）：　ボヤナ・ノヴァコヴィッチ　（吹替：斎藤恵理）
ジェーン・コウスキー（老女）：　ジェニー・オハラ　（吹替：沢田敏子）
ベン・ラーソン（新米警備員）：　ボキーム・ウッドバイン　（吹替：江川央生）
ラミレス（モニター監視中の警備員）：ジェイコブ・ヴァルガス　（吹替：石上裕一）
ラスティグ（ラミレスの上司）：　マット・クレイヴン
マーコウィッツ刑事（ボーデンの同僚）：　ジョシュア・ピース

ドワイト（ビルの整備担当）：　ジョー・コブデン
カロリン・ダヴァーナス
ゾーイー・パーマー
ヴィンセント・ラレスカ
ルディ・ウェッブ
クレイグ・エルドリッジ
ロバート・リー
ジョー・ピングー
キリアン・グレイ
マイケル・ローデス
ケリー・ジョーンズ
リー・オリヴェイラ
ジョナサン・ポッツ
アリス・プーン
ステイシー・チョボウスキー
ジェイ・ハンター
シャノン・ガーネット
ゲイジ・マンロー
ファーザド・サドリアン
Genadijs Dolganovs
Mark Baldesarra
Kimberly Ables Jindra